厚労省がCOCOA不具合の調査結果を公表、認識不足や業者任せと指摘 77
ストーリー by nagazou
丸投げチェック無し 部門より
丸投げチェック無し 部門より
厚生労働省は16日、Android版の接触確認アプリ「COCOA」で発生していた不具合に関する報告書を発表した。この不具合では、Android版「COCOA」のバージョン1.1.4で、「接触通知が受け取れない不具合」が発生、4カ月に渡ってこの不具合が放置されていた(厚生労働省、朝日新聞、日経新聞、NHK)。
基本的には、リリース段階でテスト環境が整備されていなかったこと、10月のテスト環境整備後もテストを行わなかったこと、GitHub上に指摘があったにもかかわらず対応しなかったことが上げられている。厚生労働省の職員がアプリ開発に関連する知識が少なかったことからくる理解不足の結果、業者任せにしたことなどが主因と見られる。
報告書では、Android版において上記のような不具合が発生した原因として、COCOAの接触リスクの算出パラメーターががOSによって異なっている点を把握しておらず、iOSに合わせた設定にしたままになっていたことが通知が行われなかった原因としている。この件を受けて、保守運用を受託されていた担当業者「パーソルプロセス&テクノロジー」は16日、8月以降の業務対価1200万円を自主返納することを発表している(パーソルプロセス&テクノロジー)。
あるAnonymous Coward 曰く、
基本的には、リリース段階でテスト環境が整備されていなかったこと、10月のテスト環境整備後もテストを行わなかったこと、GitHub上に指摘があったにもかかわらず対応しなかったことが上げられている。厚生労働省の職員がアプリ開発に関連する知識が少なかったことからくる理解不足の結果、業者任せにしたことなどが主因と見られる。
報告書では、Android版において上記のような不具合が発生した原因として、COCOAの接触リスクの算出パラメーターががOSによって異なっている点を把握しておらず、iOSに合わせた設定にしたままになっていたことが通知が行われなかった原因としている。この件を受けて、保守運用を受託されていた担当業者「パーソルプロセス&テクノロジー」は16日、8月以降の業務対価1200万円を自主返納することを発表している(パーソルプロセス&テクノロジー)。
あるAnonymous Coward 曰く、