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アップグレード

Dell、ゲーミングノートPC Alienware Area-51mの「前例のないアップグレード性能」は虚偽だと訴えられる 34

ストーリー by nagazou
大昔にビデオチップ交換できる機種はあったし 部門より
headless 曰く、

DellがゲーミングノートPC Alienware Area-51mについて、デスクトップPCと同様にCPU/GPUを交換できる「前例のないアップグレード性能」だと宣伝していたのは虚偽だとして、差止や損害賠償を求めるクラスアクション訴訟が米国で提起された(The Vergeの記事Tom's Hardwareの記事訴状)。

2019年に発売されたArea-51m(R1)はデスクトップ向けのIntelプロセッサーを採用しているためユーザーが交換可能であり、NVIDIAのGPUもオンボードのグラフィックスモジュールが交換可能な構造になっている。しかし、翌年発売されたArea-51m R2は第10世代CoreプロセッサーとNVIDIAのRTX SUPER 2000シリーズGPUをサポートするが、R1はいずれもサポートせず、アップグレードするには本体の買い替えが必要になる。

R1のチップセットはZ390であり、Alienwareの担当者はZ390チップセットでサポートされる限りCPUのアップグレードが可能だとメディアに語っていたそうだが、製品情報には特に記載されていない。サポートされる範囲でCPU/GPUをアップグレードすることは可能ではあるものの、購入時に最高スペックの構成を選択した場合はそれ以上アップグレードできない。そのため、原告は「前例のないアップグレード性能」は虚偽の宣伝であり、虚偽の付加価値を価格に転嫁していた可能性があるなどと主張している。

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  • by Anonymous Coward on 2021年06月08日 15時32分 (#4046783)

    ありえんわー

  • by Anonymous Coward on 2021年06月08日 15時43分 (#4046791)

    嘘ではない。
    「前例のない(クソな)アップグレード性能」

    • by Anonymous Coward

      とことん屁理屈でいくなら

      ・アップグレード対応と称してロゴパネルを着脱可能なパーツとしたノートPCを販売
      ・アップグレードパーツとしてロゴパネルが無い以外は完成品のノートPCキットを販売
      ・ロゴパネル以外を換装(アップグレード)することにより完成、無事ノートPCの心(ロゴパネル)は引き継がれた、めでたしめでたし
      位したら話題になるのに

      • by nekopon (1483) on 2021年06月08日 17時00分 (#4046841) 日記
        なんつーテセウスの船
        // あるいは任天堂式修理
        親コメント
        • by goldenslamber (49013) on 2021年06月08日 20時24分 (#4046986)

          この場合はロゴパネルこそ本尊と言ってるので、テセウスの船とは異なるのでは。
          CPUもメモリも外装も交換し尽くして、元のパーツが一つも無くなったらめでたくテセウスのノートPC。

          親コメント
          • by Anonymous Coward

            昔、自作PCが流行ったころ、
            いろいろパーツ交換していった結果、最後まで交換されなかったパーツは
            PCケースだけ、って話題が結構あちこちにありました。

            自宅にあるタワーPCも、PCケース以外はおそらく全部入れ変わったはず。
            思いだして昔の記録を探してみたら、PCケースは1996年12月に購入して
            ました。あと半年で1/4世紀超え。

            メモリが32MBとか(32GBではないし、キャッシュサイズでもありません)、
            28.8kbpsモデムとか、だいたい3桁違ってて隔世の感があります。
            # 実際に隔世してるし。

  • by Anonymous Coward on 2021年06月08日 15時46分 (#4046793)

    チップセットが対応する範囲でアップグレード可能とのことで
    嘘ではないけど
    そのチップセット自体が時代遅れになるリスクがあると
    同じチップセットを数年使い回して何度もアップグレード出来る時代だったらよかったのだが
    チップセットもコロコロ新しいものが出来る世界では実質嘘みたいなものだな

    • by Anonymous Coward on 2021年06月08日 15時52分 (#4046799)

      AMDはソケット/チップセット互換性では有利だったということで。
      300系ならAシリーズ最終世代からRyzen 3000系まで、
      400系ならRyzen 1000系から最新の5000系まで動くしね。

      親コメント
      • さすが互換チップセットを作っていた奴らは一味違うぜ (という話?
        親コメント
      • by Anonymous Coward

        >400系ならRyzen 1000系から最新の5000系まで動くしね。

        仕様上動くことにはなってるけど、AM4ソケットのCPUを全部対応させるには
        BIOS/UEFIの領域が足らないらしく、古いヤツのサポートが切られたり
        以前はあった機能が使えなくなったりしてるけどね

        • あ、それはAMDとMSIとユーザの間で揉めて例外対応になったやつですね。AMDは"ZenシリーズはすべてAM4ソケットを使用する"としか言っていて、でもチップセット互換は別だから5000で切るよ、と言外に言ったつもりがマザーボードベンダに伝わっておらず、MSIがRyzen 5000シリーズの発売に備えて400系を買おう、と言ってしまい、半月ほど揉めてAMDの側で特別対応が走ったのです。なので400系用の5000シリーズ対応BIOSは領域を削って無理やり収めたスペシャルバージョンになってます。

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          • by Anonymous Coward

            私が見聞きしている話と違いますね。

            初代Ryzenの時、4年間(世代?)はAM4を続けるとリサ・スーCEOは発言している(次のL3キャッシュ増量版Zen3もAM4だと思うので5年に)。

            MSIが400番代マザーで用いたBIOS(UEFI)チップの容量が他社の半分のサイズだったため、500番代用のBIOSアップデートが入らなかったので、一時はMSIだけ新CPUが使えない状況が発生。のちに専用のアップデータが用意される。

            という流れだったと記憶しています(つーほど古い話ではないが)。

            • Last week, we covered the news that AMD’s upcoming Zen 3 CPUs (presumably to debut under the Ryzen 4000 brand) would be incompatible with the company’s previous X470 and B450 motherboards. AMD has since decided to reverse course, citing end-user unhappiness with the decision as a major reason for its course correction.

              The original reason for AMD’s decision not to update the UEFI on certain platforms is because apparently some early AM4 CPUs can only support a 128Mb UEFI.

              https://www.extremetech.com/computing/310764-amd-will-support-zen-3-ry... [extremetech.com]

              実は過去のほとんどのAMD CPUは32MB EEPROMに対応していない。16MBまでしかアドレスできないのだ。発売されている商品の中で32MBに対応しているのはAMDのコードネーム”Matisse”以降のCPUのみだ。

              これが原因で単純にBIOS ROMを大容量化すれば解決する問題ではないようだ。現存するマザーボードは500シリーズで登場するような高性能なAPUに対応できない可能性が高い。
              https://slacknotebook.com/most-amd-cpu-doesnt-address-16mb-bios-rom/ [slacknotebook.com]

              この辺の情報はあまり日本語には訳されていないかもしれないですね。MSI固有の問題ではないです。

              親コメント
            • by Anonymous Coward

              AM4は続けるけどCPUが動くとは言ってない、ってやつですね。
              X370/X470ってリネームでしかないのにX370はZen3対応させなかったという。

    • by Anonymous Coward

      将来的にはチップセットも交換できるようになるんだろうなぁ(棒読み

    • by Anonymous Coward

      Skaylake以降、代わり映えしないCPUに対してチップセットで世代ぶった切りしまくりだものね
      Z170マザーでCoffee Lake動くのに、BIOSでブロックしてるだけとか酷い話だったわ

  • by Anonymous Coward on 2021年06月08日 15時46分 (#4046794)

    ノートPCとしてはCPUとGPUが交換できるのは前例のないアップグレード性能と謳ってもいい気もするけど。

    チップセットも交換できればよかったのにね。
    #マザーボード交換になるだろうけど。

  • by Anonymous Coward on 2021年06月08日 15時47分 (#4046795)

    ODP下駄を突き出す実装という手が未だ残っているではないか

    • by Anonymous Coward

      てか、昔からODPなりなんなりでアップグレードパスを示して売りながら、
      結局そのためのパーツは出てこないってのは良くあったよな。
      そんなんなら最初っから盲腸みたいなの作らないで基盤丸ごとの方がマシだと何度思ったか。

    • by Anonymous Coward

      内蔵LCDへのDPかHDMIの入力と内蔵キーボードとタッチパッドのUSB端子を作れば万事解決
      ACアダプタのスルーポートも付けておけばなおヨシ

  • by Anonymous Coward on 2021年06月08日 16時06分 (#4046803)

    それどころか「GPUとCPUを後から交換できるモンスターノートPC「ALIENWARE Area-51m」続報。ユーザーがパーツをアップグレードしても保証は切れない [4gamer.net]」という記事も出ていたりします。
    ※クラスアクションで小西さんが証人に呼ばれるとか想像すると面白そうだな

    • by Anonymous Coward

      いや、これはむしろ模範的な記事の例だろう。「前例のないアップグレード性能」は一切謳っていない。

      この記事では『CPUとGPUをエンドユーザーが交換可能であるのが大きな特徴』『ユーザーが独自にパーツを交換しても製品保証は切れない』などと、「アップグレード」ではなく「交換」という言葉を使っている。交換であれば、故障時に同等品で修理することや、省電力のためにダウングレードすることも含まれてくるので、アップグレードできなかったとしても嘘にはならない。

      記事中、「アップグレード」という単語は3箇所で使われているが、『ユーザーがパーツを

  • by Anonymous Coward on 2021年06月08日 19時01分 (#4046936)

    エプソンの98互換機だよなぁ…。

    ノートPCでもアップグレードコンセプトやってたなと調べてみたら、白黒液晶をカラーに交換、CPUを交換、ってのができたみたいね。(PC-486NOTE AS など。)
    GPUが存在しない時代だから、これは前例と言って良いのではw

    現実にアップグレードした人がどんだけ居たのか知りたい所だけど、将来の性能向上を一応想定して購入したケースもそこそこあったかもしれない。

    一方、デスクトップの方は実際にアップグレードしてた人は多かったかと思う。
    といっても、下駄全盛期が来るから、サードパーティ製とか、自分で486SXをDX2にしたり、Am5x86やCy5X86搭載したり、ペンティアムODP入れたり、みたいなケースの方が多そうだけど…。

    ※DX2とAMD5x86ADZとペンティアムODPはやったことがある。

    • NECだけどFAは平行輸入盤のODP、As2はDX4の下駄付きだけど有りかな?

      その後は初代の自作機でPentiumをMMX付きに載せ替えたくらいかな
      親コメント
    • ThinkPadは、メンテナンスマニュアルが公開されてて、パーツも売ってるので、液晶画面くらいなら自前で交換できたよ。

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      • by Anonymous Coward on 2021年06月09日 8時55分 (#4047193)

        一応ThinkPadはマニュアルにユーザーが変更しても良いパーツを指定していたため
        何でもかんでもユーザーが交換してもよいわけではないよ。

        ただ、IBM/レノボのパーツセンターは交換しちゃいかん部品も一般ユーザーに
        売ってくれますけどね。

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    • by Anonymous Coward

      記憶が確かなら、部品をアップグレードする費用で、同等のPCを買えるくらいの値段だったはず
      しかも当時は定価3割引が当たり前の時代に定価販売のみ、そして発売が遅すぎてとっくに時代遅れ

      • by Anonymous Coward

        アップグレード部品の見積り取ったら補修部品扱いで高くて、で、当時だと次世代機ってどんどん安くなって、「新しいの買っちゃえ」になった奴だ。

    • by Anonymous Coward

      親が使ってました。アップグレードを想定して購入したのではなく、その当時の国民機のノートが全般的にそういうコンセプトだったので選択肢が無かったような気がします。国民機の割と最後の方まで続いていたんじゃないでしょうか。

      NASの時代にはグラフィックアクセラレータは存在してて、110ピンの拡張コネクタにCバスの拡張ボックスをつなぐことで対応できます。座布団みたいにノートPCの下に敷ける薄いタイプの拡張ボックスもありました。

  • by Anonymous Coward on 2021年06月08日 22時00分 (#4047040)

    より低消費電力なCPUやGPUにアップグレードできます!

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未知のハックに一心不乱に取り組んだ結果、私は自然の法則を変えてしまった -- あるハッカー

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