
AI が生成した証拠により起訴された米男性、11 か月拘置の末に証拠が無効と判断される 29
真実はどこに 部門より
米国・シカゴの男性がAIによる証拠で殺人犯として起訴され、11か月にわたる拘置の末に証拠が無効と判断されたそうだ (The Register の記事、 AP News の記事)。
この男性は昨年 5 月 31 日、運転する自動車に乗せた近所の若者が射殺され、その犯人として起訴されていた。男性は銃撃犯が別の車の助手席に乗っていた人物だと主張しており、動機も目撃者も使われた銃も見つかっていない。しかし、検察は男性の車が交差点を通過した時の映像 (無音) と、ShotSpotter という企業が生成した銃声に関するデータのみを証拠とし、男性は昨年 8 月から拘置されていた。
ShotSpotter はセンサーとアルゴリズム、人工知能により銃撃を検知するというサービスだが、誤検知の多さやスタッフが警察の都合に合わせて証拠を変更するといった問題が指摘されている。男性の公選弁護人によると、本件でも当初は 1 マイルほど先の花火のような音だったが、以前シカゴ警察に勤務していたスタッフにより、交差点を男性が通過した時の銃声と再分類されていたという。そのため公選弁護人は 4 月、裁判記録から ShotSpotter に言及する部分を抹消することなどを請求していた(PDF)。
シカゴ市警は ShotSpotter の最大顧客であり、ShotSpotter の擁護を続けている。シカゴはメリック・ガーランド司法長官の地元でもあり、7 月 22 日にはシカゴ市警がどのように ShotSpotter を使用しているのか視察している。翌 23 日、判事は証拠不十分で公訴を棄却し、男性は釈放された。判事は公選弁護人が求めている ShotSpotter の情報開示について、審理を行うことも認めたとのことだ。
こんなの本当にあるんだ (スコア:2)
アメリカのドラマ?映画?でこういうの見た気がする。
実際に導入して使ってしまうのはいいことなのか悪いことなのか。
日本ではまだまだ導入できないだろうな。
Re:こんなの本当にあるんだ (スコア:1)
軍用の狙撃に対する音響的な方向探知システムは商品になっているが、さすがAIと組みわせてという怪しげなものでは無いと思う
Re: (スコア:0)
まあそれは方法としてはでーぷらーにんぐとかは使わない機械学習でも使われている手法を使っているはず
AIと呼ぶにはアレだが
Re: (スコア:0)
それとは逆に、アメリカのTVドラマで、
「状況証拠だけじゃ、起訴に持ち込めんぞ!物的証拠を探せ!」とか、「こんな証拠じゃ弱い!公判を維持できんぞ!」とか
警察が検察から言われるシーンをよく見るね。
そう考えると、今回の件はよく起訴できたなって思います。
Re: (スコア:0)
そりゃあなたフィクションだもん
Re:こんなの本当にあるんだ (スコア:1)
例えば、勾留期限(逮捕から×時間以内に検察や裁判所が勾留延長にOKしてくれるだけの証拠を見付けろ、など)は、刑事モノのフィクションでのサスペンス要素としては使えるけど、その作品を作ってる国・地域の人の多くが「法律の文面上は、そう云う規定が有るけど、その規定そのものを知らない」とか「法律の文面上は、そう云う規定が有るけど、事実上死文化している(か、そう思われている)」場合には、普通は使わない。
フィクションでも「リアル」寄りだと、その作品が作られた国・地域の法律やその国・地域の人の法律についての知識・意識の影響を嫌でも受けてしまう。
Re:こんなの本当にあるんだ (スコア:1)
推敲しなおして、再提出してください。
Re: (スコア:0)
冗長なのは確か
ヲイヲイ (スコア:0)
文脈から外れた話をだらだら書いてさらにそれが間違ってるってのは如何なものか
Re: (スコア:0)
日本ではまだまだ導入できないだろうな。
・作文の仕事が奪われるので不許可
・現場百遍の価値が薄れるので不許可
・アイ革命と発言してしまい案件抹消
こんな感じですかね
# けど日本なら賠償額的に天地の差でしょうから有用かもね
こんなケースも (スコア:2, すばらしい洞察)
警官 が生成した作文により起訴された男性
拘置・起訴・有罪・刑執行の末
十数年後に証拠が無効と判断される
# 他人事で済んだらいいなぁ
Re:こんなケースも (スコア:1)
拘置・起訴・有罪・刑執行の末
十数年後に証拠が無効と判断される
後から冤罪と認定されず、泣き寝入りする人は、1件露見する裏にどれくらい居るのやら……
Re:こんなケースも (スコア:1)
ヒヤリ・ハット的に言えば、1件の冤罪判明の陰に29件、冤罪かもと騒がれたけど何とか冤罪認定されずに乗り切った案件が存在、さらに300件、冤罪であることが全く露見せずに済んだ案件が存在するという・・・
# これ自分で読み返したら、司法視点になっている・・・
Re: (スコア:0)
袴田事件とか(刑は執行されていないけど実質ね)
まぁ、どう考えても…… (スコア:2)
何故、それが証拠になるのかをちゃんと説明(説明出来る証人を連れて来る含む)出来ないモノを裁判の証拠として提出したらアカンでしょ。
Re: (スコア:0)
何故、それが証拠になるのかをちゃんと説明(説明出来る証人を連れて来る含む)出来ないモノを裁判の証拠として提出したらアカンでしょ。
必要なのは証拠ではなく心象だからじゃないですかね
あちらでは
有罪か無罪かは陪審員が
刑の程度は裁判長が
それぞれ判断するんじゃなかったでしたっけ
日本では検察と裁判長とその他圧力の利害で判断されるんでしたっけか
Re: (スコア:0)
それが通るなら警察の都合の悪い人間をAIに指摘させて逮捕するってことができてしまうからね
SFチックだけど
Re: (スコア:0)
AIだから、与えられた情報を整理してその情報間では矛盾がないような
ストーリーをでっち上げたから
与えられた情報と出てきた偽事実だけみたら、大抵の人は信じてしまうんじゃないかな。
反ワクの人たちも似たようなもんだし。
利害関係 (スコア:0)
結局、金を払うやつが一番強い。てか、忖度するよねって話じゃ。
第三者とは?
AIが生成?人間が生成の間違えでは? (スコア:0)
流れ的に人間が加工した結果が強く反映されてるし、悪く言ったら人間が証拠捏造してるだけよね。
Re: (スコア:0)
AIは人が作りたもうた
Re: (スコア:0)
神は人が作りたもうた
Re: (スコア:0)
人は人たちが作りたもうた
Re: (スコア:0)
そもそも所詮は人間が作ったAIが、なぜそんなに信用できるのか?
製作者本人にその意図があろうがなかろうが、価値観に基づくバイアスはどうしても入りこんでしまうだろうに。
そして最初のAIが人の手によって作られる以上、そのAIが新たにAIを生み出したとしても、バイアスは絶対になくならない。
Re: (スコア:0)
まあ仮に人間社会についての人間の考えを完全に知らないAIを作ることができたとして、
それもまたバイアスを持っていたりする可能性もあるよね
おかしいな (スコア:0, 興味深い)
全然異常でも何でもなかったということか。
Re: (スコア:0)
ゴーン氏の件についてだと、保釈金の桁が2つ3つ足りなかったんじゃないですかね。
拘置(新聞用語)=勾留(法律用語)≠拘留 (スコア:0)
紛らわしいので法律用語で統一してほしいのだが、どうして新聞用語ってわざわざ紛らわしい用語を使うかなぁ(他の例として、民事・刑事をごっちゃ混ぜにする「被告」)?
拘置
こうち
広義には人を監獄などに拘禁することをいうが (刑法 11~13,16) ,監獄のうち勾留に付せられた被疑者,被告人および死刑の言い渡しを受けた者を拘禁する施設を拘置監と呼ぶところから (監獄法1条1項) ,狭義にはこれらの者の拘禁をさすことが多い。特に,「勾留」は刑罰の一種である「拘留」とまぎらわしいため,新聞用語などでは,これを「拘置」と呼ぶことにより,後者と区別されるのが通例である。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 [kotobank.jp]
原文では held without bail となっているので、日本の法律用語で言うところの「勾留」に違いないんだろうが、この新聞用語の「拘置」に引きづられてだろう、「勾留」のことを「拘留」と書き間違え・変換間違える例が多すぎる。