スティーブ・バルマー、デジタルアシスタントCortana に「Bingo」と命名しようとしていた 42
MSのネーミングセンスは何かズレてる 部門より
スティーブ・バルマー氏が Microsoft CEO を退任する前に、現在は Cortana と呼ばれる Windows のデジタルアシスタントに「Bingo」と命名しようとしていたそうだ (Big Bets の記事、 The Verge の記事、 Neowin の記事、 Windows Central の記事)。
Cortana のアイディアが最初に出たのは 2011 年。Bing の検索結果は大きく改善されているにもかかわらず Google が選ばれるため、検索の精度だけでは勝てないと考えて提案されたものだという。既に Siri はリリースされていたが、Halo の Cortana のように先の読めるアシスタントを目指し、コードネーム「Cortana」として開発が進められたとのこと。
Cortana はあくまでコードネームであり、「Alyx」という正式名称が用意されていたが、開発情報がリークして正式名称を Cortana にするよう求める署名運動が行われるなど注目を集め、正式名称も Cortana になる流れとなった。バルマー氏は Microsoft らしい名前として「Bingo」を要望したものの、後任 CEO のサティア・ナデラ氏により Cortana としてリリースされることになる。
Bingo を提案したバルマー氏には製品に対するセンスがなかったなどと指摘されているが、Cortana も成功したとは言い難い。Alyx・Bingo・Cortana、スラドの皆さんならどれを選ぶだろうか。