神奈川県、津波注意報の大量発信問題に関する報告書を発表 30
ストーリー by nagazou
報告書 部門より
報告書 部門より
1月15日にトンガ沖で火山噴火が発生、その影響で日本でも津波注意報や警報が出された。過去記事でも取り上げているが、このとき神奈川県では15日夜から16日朝にかけて緊急速報エリアメールが多数発信され問題になった。この問題に関する報告書が1月31日に発表された。それによると、緊急速報メール配信ミスの原因は、2017年度に構築された災害情報管理システムの設定に誤りがあったためだとしている(神奈川県リリース、NTT東日本:津波注意報に伴う緊急速報メールの配信設定誤りについて(お詫び)、NTT東日本:津波注意報に伴う緊急速報メールの配信設定誤りに関する報告書[PDF])。
具体的には気象庁が発表した警報を受信し、県の緊急速報メールの配信基準に合致するかを自動判別するプログラムに設定ミスがあったとしている。この結果、神奈川県に無関係な津波注意報や津波情報の緊急速報メールを繰り返し配信することになったとしている。システム構築時のの試験パターン不足やプログラムの稼働状況を、県職員の立会いのものとで事前確認しなかったことが事前に問題を把握できなかった要因であるなどとしている。
具体的には気象庁が発表した警報を受信し、県の緊急速報メールの配信基準に合致するかを自動判別するプログラムに設定ミスがあったとしている。この結果、神奈川県に無関係な津波注意報や津波情報の緊急速報メールを繰り返し配信することになったとしている。システム構築時のの試験パターン不足やプログラムの稼働状況を、県職員の立会いのものとで事前確認しなかったことが事前に問題を把握できなかった要因であるなどとしている。
県職員の立会いのものとで事前確認しなかった (スコア:2, 興味深い)
県職員が立会えば予防出来たのか?
Re:県職員の立会いのものとで事前確認しなかった (スコア:1)
システム構築時のの試験パターン不足やプログラムの稼働状況を、県職員の立会いのものとで事前確認しなかったことが事前に問題を把握できなかった要因であるなどとしている。
・のの
・試験パターン不足
・プログラム稼働状況を確認していない
これらが問題なんでしょうね。
「県職員立ち会いの元の事実確認」は、県職員でも試験結果やプログラム稼働状況がわかるようにしなかったのが不味いのかも。
プログラマーにしかわからないシステムだと普段の運用が厳しそうだし。
Re:県職員の立会いのものとで事前確認しなかった (スコア:1)
・立会いのものとで
は良いんでしょうか
Re: (スコア:0)
現場をよく知らないのですが。
システム稼働の立ち会いだとサーバー室に入ってコンソール画面を見守るのかな。
Re: (スコア:0)
のの
ののちゃん [wikipedia.org]「・・・」
Re: (スコア:0)
逆だろ。プログラマーにしかわからないシステムだと普段の運用ができても、トラブル対処が厳しそうだし、だ。
# 故に敢えて手動作業を残すって考え方もある。 https://it.srad.jp/story/22/01/27/1618245/ [it.srad.jp]
Re:県職員の立会いのものとで事前確認しなかった (スコア:1)
「あるパターンが起きたときにこういう動作をする」のテストは簡単でしょうが、「これ以外のパターンのときは動作しない」というテストには、悪魔の証明じみたものがないでしょうか…ある程度やって大丈夫なら、他も大丈夫だよねってことで諦めてもらうしかないのでは。
Re: (スコア:0)
そもそも今回の場合は「これ以外のパターンのときは動作しない」のテストを一件もやってないでしょう。
日本全国どこについての情報でも素通しで配信してたんだから。
Re: (スコア:0)
推測でコメントする前に元情報見ればいいのに
見てないでしょ?
詳細条件不明だがシステム構築時のテストで津波予報のとこらは配信されないことを確認はしてるから一件はやってる
まぁ今回の原因のところはテスト出来てないから一件やってるからと言ってだからなんだとは思うが
元情報も把握しておらず憶測を垂れ流す奴は論外だ
Re: (スコア:0)
職員もシステムについてはあんまり理解してない可能性もあるよね
職員がシステム理解を深めるべきか、システム屋が業務知識(?)の理解を深めるべきか
短期的には後者なんだろうけど
Re:県職員の立会いのものとで事前確認しなかった (スコア:1)
職員がシステムと言うよりは業務を理解していない可能性のほうが高いんじゃないかな?
要求定義が曖昧なやつで後はよしなにって
Re: (スコア:0)
仮に行政の業務を理解していても、システムの性質も理解していないと動作テストの項目を理解できないのは確か。
Re: (スコア:0)
開発会社担当「一応この項目立ち会ってもらう必要があるんで、見ていてもらっていいですか」
県職員「いいですよー」
開発会社担当「ポチポチ。。。 はい、ここ押したらテスト発報します」
県職員「はい。あ、出ましたね」
開発会社担当「出ましたねー。じゃあこの項目OKということで」
「アラートの数が多すぎるから抑制しないといけない」という事実を知ってた上でテスト項目を作ってないと立ち会ってたって多分ダメだったんじゃないかと思うって話。
Re:県職員の立会いのものとで事前確認しなかった (スコア:1)
「アラートの数が多すぎるから抑制しないといけない」・・・・・×
「神奈川県以外への津波警報ではメール送信しない」・・・・・・・〇
「県内の警報対象地域のみメールし、それ以外へはメールしない」・・〇
すべきテストでされてなかった(作成されなかった)項目は上記二つ。(後ろ一つだけでもいいけど)
”アラートの数が多すぎる”って言うのは、「県外以外への警報でも、県内全域に全てメールした」
結果でしかない。「多すぎるからバグ・エラー」でなく「バグの結果、多すぎるメールを発報した」
Re: (スコア:0)
> 災害情報管理システム構築時(平成 29 年度)に、委託業者が実施した試験項目を確認した
> ところ、津波情報の配信試験で、緊急速報メールの配信対象外の試験パターンが、一部不
> 足していたことにより、本設定の誤りを事前に覚知することができなかった。
試験項目が妥当であるか全く確認していないから、立ち会ったって無駄。
業者のせいにして終わり。
納品検査はどうなっているのか・・・
# たいていドキュメントの厚さと項目しか見ていないからなぁ。彼ら。
Re: (スコア:0)
予防はできないけど責任は転嫁できる。
だから一文入るんだろう。裁判とかでも影響するやつだろうし。
建築で言う監理みたいなもんで、一般論としては無意味ではないと思うが。
こういうテストは出来ないよね (スコア:2)
県民にメールを送ったことにするテストしかやらないだろう
そうすると実際の運用で問題が出ると
プラントで運転中にA系、B系を切り替えるテストとか、非常用システムを代替起動するテストとか
たいていやらないよね
Re:こういうテストは出来ないよね (スコア:1)
テストはしているはずなんだけどな。
神奈川へのエリアメールで「神奈川には来ないでください」 [itmedia.co.jp]
Re:こういうテストは出来ないよね (スコア:1)
それは発信のみ。
今回問題になったのは、
警報受信→判定→発信
の判定部分だから、テスト的にはダミーの警報を受信したというようなデータを作るしかない。
それか差し障りのない内容(テストですみたいな)を気象庁に発報してもらうか。
Re: (スコア:0)
実際に警報を出してもらうのは難しいから、
> ダミーの警報を受信したというようなデータ
によって判定部分の単体試験も行っておくのが基本なんだけどな。
Re: (スコア:0)
ええテストスケジュールを組んでも直前に仕様変更が入るでしょうから
# しようはえらいひとのきぶんしだいだからしようがない
Re: (スコア:0)
テレビの緊急放送もテスト放送を定期的にやってるし
本当に住民の災害意識を高めるならよく周知のうえでテスト発信すればいいと思うけど
実装だけでなく、仕様もダメダメだったんですね。 (スコア:0)
なんで手動にするのが対策かと思いきや、不要なメールを自動にしてたんですね。
Re: (スコア:0)
でも、抑制的になるよりかは良かったのかも。何回も携帯が鳴って隠しようがないから、ちゃんとした調査が行われたわけだけど、逆方向のバグがあって全部捨ててる自治体は今も気づいてない可能性があるんじゃないかな。
Re: (スコア:0)
必要なメールの基準も厳しくしたので抑制的にもなったよ。
県外が対象の速報を配信したのはミスで県内が対象の速報を減らすのは抑制。
アレゲは都合のいいところだけ読む (スコア:0)
発注元が検査に立ち会うにくい付きがよく総点検はスルーされる。これではアレゲも同じように仕様書に書いてある県内判定条件を見落とすだろう。
そもそも今回の件に対してどうしたかは書いてあるけどもほかシステムの開発にどう活かすか書いてないのが最大の問題だろう。まそんなもの考えたって出てこないけども。
それはどうでもいい (スコア:0)
専門的なことは分からんから。
誰がどう責任とったのかの方が知りたい。
そこがいい加減だと同じようなこと繰り返すでしょ。
防災訓練に緊急速報エリアメールを使う村 (スコア:0)
似たような話としてはいささかのんきなものですが、千葉県のとある某村が防災訓練のときに緊急速報エリアメールを
使用して、近隣の無関係な市や町にも届くのを思い出しました。
日曜日の朝に緊急速報のけたたましい音で叩き起こされスマホを見ると、「**村の防災訓練」ってのが表示されてる。
むかつきながらも二度寝するとまた緊急速報で叩き起こされ、「**村の防災訓練は終了しました」ってのが表示されてる。
防災訓練にエリアメール使うの本当にやめてほしい。届くのは行政区域内だけじゃないんだぞと。
「 神奈川事業部」 (スコア:0)
これ、各県ごとにシステム作るんですかね?
全国共通の標準システムがあって、知事メッセージ [itmedia.co.jp]とかはカスタマイズ部分で対応しているのかとおもってた。
報告書を見ると、警報から注意報に切り替わったときも鳴動しそうな予感。