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2022年5月17日のIT記事一覧(全3件)
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YouTube

「ゆっくり茶番劇」が商標登録される。無断使用も原則認めず 98

ストーリー by nagazou
炎上前提で入念に準備されてた気配も 部門より

東方Projectの二次創作である「ゆっくり」を使った会話劇「ゆっくり茶番劇」が、東方Projectの権利者とは無関係の第三者の手によって商標権を取得されたことが話題となっている。商標権を取得したとしているのは動画投稿者の柚葉氏。同氏は自身の運営会社としている柚葉企画が15日に「ゆっくり茶番劇」の商標権を取得したことをTwitter上で公開。今後、当該商標を利用する場合はライセンス契約が必要になる等の声明を含む動画を発表した(柚葉氏のツイートITmediaGameSpark毎日新聞柚葉氏の告知動画Yahoo!ニュース個人Togetter)。

同氏の公開している動画によれば、この商標を1円でも利益の出る形で商用使用する場合、当社とのライセンス契約が必要であるとしている。商標権が発生するのは、「ゆっくり茶番劇」という文字列に対してのみ。よく知られる「ゆっくり解説」「ゆっくり実況」などは対象外となっている。なお当初、柚葉氏は商標を使用する場合、商標使用許可申請書の提出と年間で10万円(税別)の使用料が必要になると説明。このことからYouTubeやニコニコなどの動画で収益化をおこなっている場合、柚葉企画の商標権の侵害に当たる可能性が高いとされていた。柚葉企画サイトへのアクセスが集中ため確認できていないが、現在はライセンス契約及び使用料は不要の扱いに変更されている模様(GameSpark)。

東方Projectの代表である博麗神主(ZUN)氏は自身のTwitterで

ゆっくり茶番劇の話は耳に入りましたよー。 法律に詳しい方に確認しますね。

とするコメントを出しているほか、ニコニコ動画代表の栗田 穣崇氏も16日に21日までにニコニコとしての公式見解を出すとしている(くりたしげたか(Re)ニコニコ代表の人TwitterITmedia)。 なお商標登録を担当した担当弁理士の所属する海特許事務所も16日、「『ゆっくり茶番劇』について」と題する文書を公開している(「ゆっくり茶番劇」について)。出願に関しては

自身(柚葉氏)がYoutubeのチャンネルで使用したいと希望されていましたので調査を行った上で出願の代理を行いました。

などのコメントを出している。なお同事務所の近くとされる千葉県佐倉市の新交通システム「山万ユーカリが丘線」では、この件に関連すると見られる爆破予告事件も発生している(ねとらぼ千葉日報)。

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グラフィック

「鎌倉殿の13人」、ウクライナ情勢に影響される 32

ストーリー by nagazou
こんなところにまで 部門より
ウクライナ情勢がNHKの大河ドラマ 「鎌倉殿の13人」の制作に影響を与えていたそうだ。同作では、戦闘シーンなどにさまざまなVFXが使用されている。NHKによると劇中で使用されているCGに関しては、ウクライナのVFXスタジオと一緒に制作をおこなっていたという(NHK VFX・DXプロデューサー 結城崇史に聞く弾正さんのツイート)。

ウクライナのCG制作スタジオはNHKの過去作である「精霊の守り人」や「いだてん~東京オリムピック噺~」などでも協力関係にあったされる。しかし、鎌倉殿の13人の1回目の演出チェック目前でロシアによるウクライナ侵略が開始され、制作スタジオのあるキーウでの作業継続が困難になってしまったとのこと。同国の通信インフラが使用不能となっており、これまで作業を進めてきた分のデータを受け取ることも不可能という状態になったことから、NHKは世界中のプロダクションに声をかけ、制作体制を組み直したとしている。
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Windows

Windowsのクイック アシスト、最新版をストアから入手する必要があると表示して管理者を困惑させる 24

ストーリー by nagazou
ストアに移行させたい 部門より
headless 曰く、

Microsoft は 4 月 28 日に「クイック アシスト」アプリの新しいバージョンを Microsoft Store でリリースしているが、Windows 10 / 11 が標準搭載する現行の Win32版 クイックアシストに「ストア版を入手しなければ間もなく使用できなくなる」などと表示して管理者を困惑させているようだ (Ghacks の記事Neowin の記事Bleeping Computer の記事)。

Microsoft はストア版のリリース時に現行のクイック アシストが間もなく動作しなくなると、目につきにくい Office Insider 向けのブログ記事で説明していた。また、最近になってストア版クイック アシストのインストール手順を説明するサポートドキュメントも公開している。

プロンプト表示されるサービス終了日は当初 5 月 16 日となっていたが、その後 5 月 23 日に変更されたという。ただし、手元の Windows 11 環境ではクイックアシストにサービス終了のプロンプトは表示されず、これまで通り使用できた。後述の通りストア版はいくつかの問題が指摘されており、Microsoft も問題を認識していることから変更されたのかもしれないが、詳細は不明だ。

なお、Windows 11 Insider Preview の Beta / Dev チャネルでは既にストア版がプリインストールされている。一方、手元の Windows 10 環境では以前からクイックアシストが動作しなかったが、無理に使う必要がないので追及していない。接続先の Windows 10 環境では問題なかった。

ストア版の問題点としては、インストール時にローカルの管理者権限が必要なこと、インストール時に Win32 版が置き換えられないこと、アプリを管理者として実行できないこと (手元の環境で試した限り実行できた) のほか、すべての Windows 10 / 11 マシンのデフォルトで使用できると保証されないことが指摘されている。

個人的には上述の通り使用しているが、年に数回程度なので全く気付かなかった。スラドの皆さんは使用しているだろうか。

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私はプログラマです。1040 formに私の職業としてそう書いています -- Ken Thompson

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