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米シアトルの美術館、特別展「Amazon vs Microsoft」の開催を取りやめ 23

ストーリー by headless
中止 部門より
米シアトルの現代アート美術館 Museum of Museums (MoM) では地元の巨大企業 2 社をテーマにした特別展「Amazon vs Microsoft」を 10 月に開催すると 16 日に Instagram で発表していたが、19 日には中止を発表した (GeekWire の記事On MSFT の記事)。

企画の趣旨としては、両社が 150 万人以上の労働者を雇用していることから現代アーティストも数多く含まれると予想し、調査を行ってテクノロジー労働者像を描きなおすというものだ。配達員から重役まで役職を問わず、現在両社に雇われている現代アーティストに作品の提出を求めており、提出された作品を展示する計画だったようだ。しかし、すでに評価されている作品以外に目もくれず、単なる労働力とみなす企業に雇われているアーティストを取り上げる企画への反発は強く、3 日で中止が決まることになる。

MoM 館長 Greg Lundgren 氏は、シアトルでの生活費は増加の一途であり、アーティストが (アートによる) 収入を得られるよう支援する趣旨の企画だったが、丁寧に説明せずに反発を招いてしまったと後悔する。しかし、巨大テクノロジー企業を未来の文化を支える存在とみなすべきではないことがわかったなどと述べ、同企画は将来にわたって実施することはないと説明している。
  • by Anonymous Coward on 2022年07月24日 19時56分 (#4294965)

    > 単なる労働力とみなす企業に雇われているアーティストを取り上げる企画

    世界中にその名を轟かせるようになってからも幼稚園児の送迎のアルバイトをしていたジョン・ケージのことかな

    ここに返信
  • by Anonymous Coward on 2022年07月24日 20時45分 (#4294977)

    >> しかし、すでに評価されている作品以外に目もくれず、単なる労働力とみなす企業に雇われているアーティスト

    単なる労働力を提供する契約をしているのはアーティストなんだから、そんなの他所の人が口を出す事じゃないだろう
    MSに生計安定装置としての役割を期待しているアーティストなら、むしろそういう公私混同は迷惑なんじゃないか?
    なんかどういう理由で中止に追い込まれたのか、ピンとこない記事だ

    ここに返信
    • by Anonymous Coward

      記事を見ると、

      MSやAmazonのせいでシアトルの物価が上がっている

      シアトルではアートでは生計が維持できなくなっため、やむを得ず、MSやAmazonで働いている

      みたいな話なのかな。

      • by Anonymous Coward on 2022年07月24日 23時26分 (#4295017)

        アメリカやイギリスだと都市空間におけるアーティストと富裕層の関係も議論の的になっている.

        (まだ売れていない)アーティストがインナーシティ(下町や旧工場地帯)に住み着いて街の評判が高まる.すると,富裕層が押しかけて家賃が上がり元々活動していたアーティストや個人事業主が地区を追われてしまう.って言うのが,ジェントリフィケーション [wikipedia.org]として批判的に捉えられている.一方で,アーティストの顧客はそういう富裕層であるわけで,富裕層がいないとアーティストが存在できないというジレンマ的な状況にもなっている.

        こういう文脈の中で,企業(特に追い出し側の富裕層が多いビッグ・テック)で働かざるを得ないアーティティストを説明なく募集するのはアメリカでは批判されると思う.

        # 日本の駅前再開発も巨額の金をつぎ込むから家賃が高騰して,(例外を除き)個人商店は家賃を払えずに廃業して,跡に残るのはチェーンの飲食店ばかり.

        • Re: (スコア:0, 参考になる)

          by Anonymous Coward

          駅前再開発なんて大半は大枚はたいて再開発して大失敗ですよ。

        • by Anonymous Coward

          再開発にしてもコンパクトシティにしてもそうだけど、「それで、低所得者はどこに住むの?」って視点が抜けてる場合が多いんだよなあ。
          芦屋市は昔から高級住宅街で知られているんだけど、所得別に住むエリアがある程度分かれていて、低所得者にも生活に便利なエリアが用意されている。

          • by Anonymous Coward

            貧乏人は出てけが答えでしょ。

          • by Anonymous Coward

            再開発であれ都市計画であれ、現時点よりその土地の価値が上がることをデベロッパや自治体は期待しているわけですから、
            家賃が上がっては困る低所得者向けの地域はどうすべきかというと「現状維持で何もしない」以上の選択肢はないのではないでしょうか。

        • by Anonymous Coward

          シャッター商店街に図書館を作るのと同じ理由で、路線価upによる税収維持が目的ですから。
          役所が税収を維持しようと思えば、不動産しかない。

      • by Anonymous Coward on 2022年07月24日 22時19分 (#4295000)

        シアトルに限らず、高給取りの多いエリアでは家賃や物価が急上昇で、従来の住民や低収入層が追い出される事が多発してるっぽい。
        シアトルの平均家賃は3000ドル超えたってさ。

        まあ150万人の殆どはAmazonの倉庫で働いている連中とおもったけど、MSだけで20万人近く雇用してるのか。
        Amazonは130万人(アメリカだけで80万)

      • by Anonymous Coward on 2022年07月25日 1時02分 (#4295036)

        他の記事も読んだ分では
        ・AmazonやMicrosoftで働いている人たちはブルーカラーでもシアトル全体から見ると高給取り
        ・彼らは制度や給与面で優遇されている立場の人間である
        ・優遇されている立場の人間のためにわざわざ芸術発表の場を作るのは間違っている
        みたいな感じ?

    • by Anonymous Coward

      単なる労働力提供契約と言ってしまうなら、他の労働と比べてアマゾン・マイクロソフトの2社いずれかに雇われていることに芸術面での特筆性はなくなる。
      ならば殊更に2社の労働者を取り上げた展示に何の意味があるんだろうとはなる。

      • by Anonymous Coward on 2022年07月25日 12時31分 (#4295195)

        それなら意味のない、バカな企画だなぁって笑ってやればいいだけ
        批判して中止に追い込む理由にはならないし、
        むしろ意味がないから止めさせようなんて、アートの自殺行為

        • by Anonymous Coward

          それは当然そうですね。
          こうなってしまったのは、他の方が書いておられるように怨嗟が溜まっていた所に絶妙に着火してしまった結果なんでしょうかね。
          その後になってMoMから収入の支援どうこうの話が出たりするのもグダグダという感じではありますが……

  • by Anonymous Coward on 2022年07月24日 20時48分 (#4294979)

    あれは名だたる作曲家の作品だったのか。
    Twitterアイコンは安かったらしいが。

    ここに返信
  • by Anonymous Coward on 2022年07月24日 20時22分 (#4294970)

    はぁ? そうはならんやろ。

    ここに返信
  • by Anonymous Coward on 2022年07月24日 20時55分 (#4294982)

    すごい名前。美術館の頂点に君臨するかのようだ。

    ここに返信
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