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2023年5月のIT人気記事トップ10
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Digital

マイナンバー誤登録問題が拡大。現場では約3割データが一致せず 146

ストーリー by nagazou
急ぎすぎた 部門より
マイナンバー関連のトラブルが相次いで報告されている。愛媛県今治市は19日、コンビニ証明書交付サービスで、登録を抹消したはずの印鑑登録証明書が誤交付されるトラブルが2件生じたという。同市の住民基本台帳システムの保守を手掛ける地元のITベンダーの設定ミスが原因とされる。富士通Japan以外のシステムでトラブルが明らかになったのは今回が初めて(日経クロステック)。

23日におこなわれた河野デジタル大臣の会見によれば、マイナンバーにひも付けて登録することで国の給付金などを受け取ることができる「公金受取口座」について、別の人のマイナンバーに登録されるトラブルが複数確認されたそうだ。このトラブルは6つの自治体で11件確認されていることが分かっているという(NHK毎日新聞)。

こうした問題のほかに、医療現場からオンライン資格確認をめぐるさまざまな不備が報告されているという。カードリーダーでマイナンバーカードをかざしても、「該当資格なし」表示されるケースが相次いでいるという。これによりデータ上は「無保険」になっていたケースが複数あることが分かったという。ある大阪府の医院の報告によれば、来院する1日に50~60人の患者のうち、約3割で保険証の内容とオンライン資格確認で出力された内容が合致しない」といったトラブルも起きているという(テレ朝news東洋経済オンライン)。

nemui4 曰く、

ほんとにボロボロで収束する気配も見えませんね。

16609340 story
Python

ベンチャー企業に入社した機械学習エンジニアが半年で鬱になった話 108

ストーリー by nagazou
鬱になる前に転職 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

5月20日に公開された「自社開発メガベンチャーをわずか半年で鬱退職した雑魚エンジニアの話」という記事が、Twitterなどのプログラマ界隈で盛り上がっているので共有したい(はてなブックマーク)。

記事を要約すると、氏はメガベンチャーと呼ばれる自社開発企業の機械学習エンジニアに転職、そこは待遇もよくプロジェクトも選べるなど自由主義な社風であったが、一方で放任主義であったという。入ったプロジェクトは前職(データサイエンティスト)の経験に近そうなPythonのプロジェクトであったが、ソースコードの品質が低く理解できず、またこのままでは問題があると思い、リファクタリングを提案するもチームメンバーには受け入れらず、結果として人事評価も低くなり、最終的にマネージャーからの「あ、そういうコードを保守した経験ないんですね」というコメントに耐えられなくなり、鬱になってしまったという。

これに対して、SNS上では「この人は悪くない。環境がダメだっただけ」「相性が合わなかったのでは」「コードの品質より短期的な売り上げを優先する職場だったのでは」「既存メンバーはリファクタリングする動機が無いのでこういうのは良いリファクタリングタイミングだ」といった擁護の声がある一方、「チームに入って初手リファクタリング提案は絶対ダメ」「入ったばかりの人は信頼ポイントを貯めてから提案すべき」「本番運用中のコードを変えようとしたら挙動が変わらないことだけを願いますと言われるのは当たり前」「品質が低いコードを保守するという仕事は普通にあるので元の品質が低くて直せないというのは普通にスキル不足」といった厳しい声、また「そもそもPythonで書いたコードに保守性なんてない」というどうしようもないツッコミも上がっている。スラド諸氏はどう考えるだろうか?

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Google

Googleがプレゼンで日本語に繁体字と見られるフォントを使用し落胆の声 101

ストーリー by nagazou
無念 部門より
Googleが10日に日本語対応を発表したチャットAI「Bard」だが、そのプレゼンテーションに対して「Googleでもダメか」などと、落胆の声も出ているという。その理由はプレゼン資料で使っていたフォント。Bardの日本語対応を発表する際、大きく「日本語」と書いたスライドを使用していたが、使われていたフォントは中国語で使われる繁体字と思われる「語」のごんべんの点がはねているものだった。Twitterでは「Googleに日本語フォントが理解されていない」などの意見が見られたという。Googleは日中韓の表記を単一のフォントで正しく表示できる「Noto Sans CJK」を提供していたことから余計に落胆の具合が強かったようだ(ITmedia)。
16589835 story
Google

アンチ・広告ブロッカーをYoutubeに導入する試験が実施中 71

ストーリー by nagazou
Premium誘導 部門より
YouTubeが広告ブロッカーを無効にするか、YouTube Premiumに登録しなければ動画の視聴を認めないようにする実験を一部ユーザーを対象に実施しているそうだ(Bleeping ComputerGIGAZINE)。

Redditで、この実験の対象となったユーザーが画像などを投稿したことで判明した。この投稿者は「YouTubeでは広告ブロッカーを許可していません」と書かれたポップアップの画像も添付、ポップアップが画面上に表示されるために動画が視聴できなかったとしている。このポップアップには英語で「広告ブロッカーを使用している可能性があります」「広告のおかげで、YouTubeは世界中の何十億人ものユーザーに無料で提供できているのです」とも記載されていたとしている。この実験を実施していることはYouTubeの広報担当者も認めているという。

あるAnonymous Coward 曰く、

アドブロック系の機能を使用してYouTubeを閲覧すると動画を再生できない場合があるようです。

16588606 story
グラフィック

クリエイター支援サイトやダウンロード販売サイト、AI 生成作品受け入れを一時停止する動きが広がる 156

ストーリー by headless
停止 部門より
KAMUI 曰く、

AI 対策が不十分だとして有名絵師が pixiv で作品を非公開にするという動きがあったばかりだが、その前後からいわゆる「クリエイター支援サイト」で AI 生成による作品について「受け入れを (一時的に) 停止する」動きが出ている。

これらのサイトでは AI が特定のクリエイター (絵師) の絵柄を学習することで対象にされた絵師が不利益 (名前の無断使用や成り済まし) を被ることや、スクレイピングによる負荷増大、AI 作品を好まない利用者に AI 作品が「お勧め」されることへの不満などなど、色々な問題を抱えていたらしい。児童ポルノ的な絵柄のものを大量生産する利用者もいた様で、一部のサイトでは外部への誘導も禁止し、確認したらアカウント停止措置を取るとしている。

また、ダウンロード販売サイトの DLSite も取り扱いの一時停止を表明している。この手の販売サイトだと AI 作品で審査の遅延などの問題も起きており、今年 1 月時点で FANZA の審査 10 か月待ち (NSFW) といった話もあった。

16612681 story
SNS

埼玉県、ジェンダーレス施設をめぐるデマを拡散される。該当設備自体が存在せず 102

ストーリー by nagazou
加担にご注意 部門より
埼玉県の大野知事は18日、LGBTなどに対する知事の対応がねつ造されて拡散されていると会見で発言した。これを報じた埼玉新聞によると、デマの内容は、県内の高齢者介護施設にジェンダーレストイレとジェンダーレス更衣室が設置され、施設長が「埼玉県知事からお褒めのお電話を頂いている」とし、県職員がジェンダーレストイレを使わなければならないと迫られたことから、複数の職員が退職に追い込まれたというものだったそうだ(埼玉新聞)。

埼玉県側の説明によると、指摘された施設にはそもそもジェンダーレストイレとジェンダーレス更衣室は設置されていなかった。またデマの内容にある直近で複数の職員が退職した事実もなかったという。大野知事も「当該施設と個別に接触したことはありません」と述べている。

なお、このデマの拡散に関しては、自称ジャーナリストが自身のSNSやYouTubeチャンネルで紹介したのが一因となっている模様。

あるAnonymous Coward 曰く、

やがてこの自称ジャーナリスト氏はYouTube動画を削除。
現地での検証を検討しましたが、ご本人が頑なに辞退をされた為検証ができなくなりました。」と言っているが、つまりは裏を取らずに信じましたというなんともな話。ジェンダーレスなんとかの話はデマが多い印象だ。

16614263 story
ニュース

丸亀製麺の「シェイクうどん」にカエルが混入、SNSで拡散の末謝罪に 99

ストーリー by nagazou
混入 部門より
丸亀製麺は23日、テイクアウト用の「ピリ辛坦々サラダうどん」にカエルが混入していたとして謝罪をおこなった。SNS上に投稿された画像から発覚したそうだ。その投稿では「ピリ辛坦々サラダうどん」の容器の底に緑色のカエルとみられるものが混入した動画と写真が添付されていたという。このトラブルは長崎県諫早市にある「丸亀製麺諫早店」で21日に発生したとのこと。管轄保健所に指導を受けたところ、混入は 原材料(野菜加工工場)由来のものだったと判断されたとしている。同社は生野菜(サラダミックス)を使用する一部商品について、23~25日の販売を休止した。加えて生野菜を扱う取引先の全工場で、立ち入り検査を実施し、検品体制を強化するとしている(ねとらぼサンスポ毎日新聞)。

あるAnonymous Coward 曰く、

カエルが混入したのはシェイクうどんの「ピリ辛担々サラダうどん」だという。こないだイトーヨーカドーのサラダにカエルが混入という事件があったばかりだが、サラダ系とはいえうどんにカエルが混入と言われるとどうしてこうなった感が強い。

16589028 story
IBM

2008年から病欠を続けているIBM従業員、昇給がないのは障害者差別だと訴える 62

ストーリー by nagazou
すごいプランがあるもんだ 部門より
headless 曰く、

IBM 従業員として 2008 年から病欠を続けている英国の男性が障害者差別で IBM を訴えたそうだ (Yahoo! Finance の記事Neowin の記事)。

男性は 2000 年に Lotus Development へ入社し、買収に伴って IBM 従業員となった。病欠が 5 年目の 2013 年には昇給も有給休暇もないと苦情を申し立て、同社の障害者プランを適用することで合意に達する。

このプランでは働くことのできなくなった従業員が解雇されることはなく、回復または定年、死去するまで合意した給与の 75% が支払われるという。男性は有給休暇分の手当として 8,685 ポンドを受け取り、同じ問題で再び苦情を申し立てないことに合意していたとのこと。これにより男性は年 54,028 ポンドを 65 歳の定年を迎えるまでのおよそ 30 年間受け取ることになった。

ところが男性は昨年 2 月になって労働裁判所に IBM を訴える。訴えの内容は 2013 年と同様だが、昇給と有給休暇がないことを障害のない従業員と比べて不利な扱いだと主張したようだ。また、インフレにより給与は目減りしており、昇給がなければ働き続けることができないとも主張したとのこと。

しかし判事は同意せず、障害者だけが利益を得られるプランは障害者に不利な扱いをしているのではなく、有利な扱いをしているのだと断定。年 5 万ポンドの価値が 30 年間で半減しても相当額の利益だとも述べ、訴えを棄却したとのことだ。

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交通

Tesla の FSD Beta 最新版、前方の横断歩道に歩行者がいても停止せず通過 95

ストーリー by headless
通過 部門より
Tesla の Full Self-Driving (FSD) Beta 最新のバージョン 11.4.1 では、前方の横断歩道を通行する歩行者を認識しても (衝突しないと判断すれば) 停止せずに通過するそうだ (Ars Technica の記事Whole Mars Catalog のツイート)。

米カリフォルニア州サンフランシスコで撮影したという動画では歩行者優先の標識がある横断歩道を歩行者が渡り始めており、FSD が歩行者を認識してディスプレイに表示したが、車はわずかに減速しただけで横断歩道を通過している。撮影者は FSD で走行する Tesla 車が子供をひかないことを確認するために自分の子供を使ってまで検証動画を撮影したこともある Tesla オーナー。今回の動作を人間のドライバーと同じ正しい動作になったなどと称賛しているが、実際には交通違反だ。

横断歩道内は一般に歩行者優先であり、今回の場合は歩行者優先の標識も設置されている。横断歩道の手前には停止線が引かれており、カリフォルニア州の交通法規では歩行者が渡り終わるまで停止して待つ必要がある。FSD Beta ソフトウェアでは一時停止標識を無視するなど、これまでにも交通違反または慣習に反する動作をする可能性があるとして、リコールが行われている。
16588690 story
人工知能

Microsoftのチーフエコノミスト曰く、実際に重要な被害が出るまでAIを規制すべきではない 102

ストーリー by headless
規制 部門より
やや旧聞だが、Microsoft チーフエコノミストのマイケル・シュワルツ氏が世界経済フォーラムのグロースサミットで生成 AI に関するパネルとして登壇し、実際に重要な被害が出るまで AI を規制すべきではないと発言している (Ars Technica の記事セッションページ動画)。

国内メディアではシュワルツ氏が冒頭で述べた AIの悪用による実害の可能性に注目して報じられていたが、後半では自動車事故で多数の人が亡くなるまで運転免許が法制化されなかったように、AI による大きな実害が発生するまでは規制すべきではないとも述べている。つまり、現時点での AI 規制は自動車が数台しかない状態で運転免許を法制化するようなもので、大きな間違いだという。

シュワルツ氏によれば AI 規制は想像上の被害ではなく、現実の大きな被害を防ぐものになる必要があるといい、数千ドルの被害を防ぐために世界 80 億人の人々が大きな利益を享受できるAIを規制すべきではないとのこと。ただし、シュワルツ氏はエコノミストとして効率を重視しているのであって、被害を上回る利益が得られるような規制ならいつでも実施すべきだとも述べている。

本件について Microsoft の広報担当者は Ars Technica に対し、AI 技術の進歩に伴う規制強化は適切であり、Microsoft は法律が成立するまで AI 利用のリスクに対応していくと述べたそうだ。Microsoft は長らく AI には法規制が必要だと主張しており、これからの新しい時代には皆で責任を持って AI を利用していく必要があるとのことだ。
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人生の大半の問題はスルー力で解決する -- スルー力研究専門家

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