Amazon、北米第2本部の候補地20か所のリストを公表
Amazonは18日、北米第2本部(Amazon HQ2)の候補地20か所のリストを公表した(プレスリリース、 The Guardianの記事、 The Registerの記事、 VentureBeatの記事)。
AmazonはHQ2の建設計画を昨年9月に発表し、候補地の募集を実施していた。シアトル本社と同規模になるHQ2は数万人の雇用創出や周辺地域への数百万ドル単位の投資も見込まれることから、238件の応募があったという。Amazonはさまざまな条件をもとに候補地を20か所に絞り込んだとのこと。
スラドでは昨年10月、少し変わったアピールをする立候補地を紹介しているが、市長自らAmazonの商品1,000点をレビューしてアピールしたミズーリ州のカンザスシティは選から漏れている。HQ2の建設地に選ばれたら名称をAmazonに変更するとアピールしたジョージア州のストーンクレストはリストに含まれていないが、ジョージア州経済開発局からアトランタ都市圏としてストーンクレストも候補に含まれるとの連絡を受けたとして喜びの声を上げている。
候補地は以下の通り。トロント以外の候補地はすべて米国内となっている。
- アトランタ (ジョージア州)
- オースティン (テキサス州)
- ボストン (マサチューセッツ州)
- シカゴ (イリノイ州)
- コロンバス (オハイオ州)
- ダラス (テキサス州)
- デンバー (コロラド州)
- インディアナポリス (インディアナ州)
- ロサンゼルス (カリフォルニア州)
- マイアミ (フロリダ州)
- モンゴメリー郡 (メリーランド州)
- ナッシュビル (テネシー州)
- ニューアーク (ニュージャージー州)
- ニューヨーク市 (ニューヨーク州)
- 北バージニア (バージニア州)
- フィラデルフィア (ペンシルベニア州)
- ピッツバーグ (ペンシルベニア州)
- ローリー (ノースカロライナ州)
- トロント (カナダ・オンタリオ州)
- ワシントン D.C.