COVID-19に関する緊急事態宣言、関西3府県でも解除
安倍晋三首相は21日、大阪府・京都府・兵庫県の関西3府県でCOVID-19に関する緊急事態宣言を解除すると発表した(首相官邸のニュース記事[1]、 [2])。
緊急事態宣言は4月7日に5月6日までを措置期間として7都県へ発出され、4月16日に対象が全都道府県へ拡大された。5月4日には措置期間が5月31日まで延長されていたが、5月14日には39県で解除されており、今回の3府県解除により北海道・埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県を残すのみとなった。安倍首相は新規の感染者が確実に減少していることや医療のひっ迫状況も改善傾向にあることから、25日にも解除可能になるのではないかとの考えを示した。
ちなみに、5月15日~21日の1週間に発表された新規感染者数は北海道35人(PDF)、埼玉県20人(PDF)、千葉県16人(XLSX)、東京都59人(CSV)、神奈川県80人(CSV)。北海道と神奈川県では緊急事態宣言解除の条件の一つとされる10万人当たり0.5人を上回っている。