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Firefox 89リリース、Proton UIがデフォルトに
Mozillaは6月1日、Firefox 89をリリースした(リリースノート、 Mozilla Hacksの記事、 The Mozilla Blogの記事[1]、 [2])。
本バージョンでは新UIの「Proton」がデフォルトで有効になっているほか、デフォルトでツールバーに表示されるアイテムが大幅に削減され、メニュー項目のアイコンが廃止されるなど、全体にシンプルなデザインになっている。
なお、Proton UIは「高度な設定」(about:config)で「browser.proton.contextmenus.enabled」「browser.proton.doorhangers.enabled」「browser.proton.enabled」「browser.proton.modals.enabled」の4つを「false」にすることで無効化できる。
このほかFirefox 89では、Windowsのハイコントラストモードなど、強制カラーモードが適用されている場合のスタイルを指定するCSSメディア特性 forced-colors や、トップレベルでの非同期処理を可能にするTop Level Awaitなどが追加されている。
Firefoxのメジャーリリースは4週間間隔だが、Firefox 89は通常よりも2週間遅れのリリースとなっていた。以降のバージョンは4週間間隔に戻る。
Huawei、HarmonyOS 2を発表
Huaweiは6月2日、独自OSの最新版となるHarmonyOS 2を発表した(プレスリリース、 発表会動画、 ハイライト動画)。
Huaweiは最悪の事態に備えて独自OSを開発していたが、現在がまさに最悪の事態であり、(Windowsを利用可能なPCを除き)OSを使用する同社製品すべてにHarmonyOS 2を使用することになったようだ。HarmonyOS 2はAndroidベースのEMUIよりも高速に動作するといい、6月1日にはオープンソース版のOpenHarmony 2.0 Canaryが公開されている。HarmonyOS 2.0のベータ版はAndroidのフォークにしか見えないと評されていたが、どうなっただろうか。
HarmonyOS 2はスマートフォンやタブレットPCからスマートウォッチ、IoTなどすべてのデバイスに対応する。スマートフォン・タブレット・スマートウォッチにはHarmonyOS 2搭載デバイスをシームレスに接続して利用可能な「コントロールパネル」が用意される。将来的にはディスプレイを備えるすべてのHarmonyOSデバイスにコントロールパネルを備える計画だ。HarmonyOS 2を活用すべく、Huaweiは既に数多くの家電メーカーと提携しているそうだ。
HarmonyOS 2の発表に合わせ、HarmonyOS 2を搭載する新製品としてスマートウォッチ「Huawei Watch 3」と、タブレット「Huawei MatePad Pro 10.8 / 12.6」が発表された。
既に中国向けの製品情報ではMate 40 ProのOSにHarmonyOS 2と記載されており、Mate X2はHarmonyOS 2にアップグレード可能と記載されているが、100機種近い既存のスマートフォンやタブレットをHarmonyOS 2にアップグレードする計画もあるとのことだ。
テスト中の韓国海軍護衛艦から発射の対空砲弾4発、乗客の乗った旅客船を夾叉
https://www.wowkorea.jp/news/korea/2021/0602/10301853.html
砲弾を発射した艦艇は現代重工業が建造中の海軍護衛艦だった。この艦艇は海軍に正式に引き渡される前、対空射撃評価をする過程で砲弾を発射したことが確認された。
との事であるから、これは(一応)韓国海軍の所業でなく、現代重工業の責任であるらしい。
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立民今井、加藤官房長官・河野大臣・西村大臣・尾身先生らコロナ対策キーマン呼び出しガラガラ声で質問
JR西日本がワイヤレスイヤホン、ICカードやスマホなど薄い物にも対応したキャッチャーを開発
ワクチン予約センターに「鬼電話」をするサービスが登場
「コロナコール」と称する、ワクチンコールセンターへ複数の電話回線から一気に電話を掛けるサービスが登場した。運営者と思わしき人物がTwitterに書き込んではいるが、Webサイトに運営企業や個人の名前は記載されていない。
この「鬼電話」もといDDoSまがいのコンセプト自体もかなり怪しいが、「33,000円を運営者にAmazonギフト券で送ることでこのサービスからの着信拒否ができる」という自治体向けの「設定手数料」が用意されているのは色々と大丈夫なのだろうか。
また、Webサイトには複数の都道府県や市区町村の名前が掲載されており、これらの自治体は実際にこのサービスに金銭を支払ったのか気になるところである。
ssig33氏 (https://twitter.com/ssig33/status/1400396289813073921) は「悪質な DDoS と自治体への脅迫がセットになってるすさまじいやつ」と評しており、タレコミ子も概ね同感である。
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