Microsoft 独自の Linux ディストロ「CBL-Mariner」
Microsoft 独自の Linux ディストリビューション「CBL-Mariner」について、Azure チームの Juan Manuel Rey 氏が紹介している(Juanma's Blog の記事、 Phoronix の記事、 BetaNews の記事、 GitHub リポジトリ)。
CBL は Common Base Linux の頭字語で、Ubuntu や Fedora のような汎用 Linuxディストリビューションではなく、クラウドインフラストラクチャーやエッジコンピューティング製品・サービスを構築するために使われる Microsoft 内部用の Linux だという。CBL-Marinerはデフォルトで高セキュリティの原則に従って構築されており、強化カーネルや署名入りアップデート、ASLRなどがデフォルトで有効化されている。GitHubでビルド済みのISOやVHDXイメージなどは用意されていないが、ビルド手順が公開されているので、参考にするといいだろう。