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CO2は末期症状に至る前の過渡的な状態でも問題が起こりうるけど、IPv4は枯渇してからでないと誰も困らないという点が大きく異なる。例えるなら天然資源の方が近い。
何十年も前から枯渇するすると騒がれてる石油だって、調査範囲の拡大によって実際に枯渇するのはまだまだ先の話ということになってる。IPv4アドレスの枯渇問題も、NATや再割り当てなどでだいぶ先延ばしになってるんで、その意味でも似たようなものか。
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アレゲはアレゲを呼ぶ -- ある傍観者
とりあえず移行手段が大間違い (スコア:1)
Re: (スコア:1, すばらしい洞察)
ICANNがIPv4の新規アドレスの割り振りを止めれば確実でしょう。
そうすれば確実に新規のIPv6ユーザが増えていき、
少なくとも営利企業ではある閾値をこえればIPv6に対応するモチベーションが生まれる。
ICANN自体に移行のモチベーションが無いように思える状態では
どうにもならないですね。
Re: (スコア:0)
わざわざ止めなくても、あと3年程度で新規に割り振れる在庫は全部無くなってしまうわけだが…。
で、APNICなりJPNICなりがうるさく言ってるのは、「いきなり言われても困るだろうからあらかじめ
言っとくけど、今のペースだとあとこのぐらいで割り振りできなくなるよ。IPv6でもNATでも、どこか
から大金を払ってIPv4を買い占めてくるのでも何でも良いけど、とりあえず何か考えておかないと後で
困るよ?機械買ったりテストしたりするのだってそれなりに時間かかるよね?」ってこと。
Re: (スコア:0)
世界的に二酸化炭素の排出を減らそうとしてるけど、
IPアドレスに関しては、
「別になくならないし、なくなっても死ぬわけじゃないし」
程度にみんな思っていて、それが真実なんだと思う。
CO2よりは天然資源 (スコア:0)
CO2は末期症状に至る前の過渡的な状態でも問題が起こりうるけど、IPv4は枯渇してからでないと誰も困らないという点が大きく異なる。例えるなら天然資源の方が近い。
何十年も前から枯渇するすると騒がれてる石油だって、調査範囲の拡大によって実際に枯渇するのはまだまだ先の話ということになってる。IPv4アドレスの枯渇問題も、NATや再割り当てなどでだいぶ先延ばしになってるんで、その意味でも似たようなものか。
Re:CO2よりは天然資源 (スコア:1)
枯渇しても誰も困らないんだ。
石油が枯渇すれば車は動かないけど、
IPアドレスが新規に割り当てられなくなっても、
インターネットは存在し続けるからね。
ってことは、ICANNは自腹切ってIPv4のアドレス買い占めたら、
文字通り「枯渇」してIPv6に移行できるかもね。
Re:CO2よりは天然資源 (スコア:1, 興味深い)
それはRIRでもNIRでも同じこと。
単に「いつまでも新しいアドレスが出るとは思わないでね」って話。
ICANNからすれば、無くなったら「配ろうにも、ものがないから配れないよ」で終了。
4バイトASとかの問題と一緒で、新規の人には淡々とIPv6を配るだけ。
車で言うと、販売店がメーカーから新車を仕入れられなくなるだけで、一般人にとっては中古車を買うとか、
今のを修理して使い続けるとかで問題の回避は十分可能。
つまり、困るのは販売店やこれから新車を買おうとする人だけ。
別にアドレス自体がなくなるわけじゃなくて、「新品」で「まとまったサイズ」のアドレスが新規や
おかわりでもらえなくなるってこと。ここを大勢の人間が勘違いするから話がややこしくなるわけで…。
そういう意味では、ISPや機器メーカーに強く関係する話で、一般ユーザにはあまり関係ない話だし、
JPNICなどの報告書を見てもそんな感じのスタンス。
逆に言えば、この辺りの人間には新規にv4のアドレスがもらえないのは十分困る事態だし、枯渇しても
誰も困らないってのはちょっと言い過ぎ。
あと、良く言われる「使ってないところから回収すればOK」って話だけど、仮にクラスAで20個とか
気が遠くなるぐらい大きなサイズの回収に成功したとしても、せいぜい枯渇するのが2年とか伸びる程度。
遅かれ早かれ、(アドレスを使って商売している人は)何らかの対策を考える必要はあるかと。