by
Anonymous Coward
on 2016年06月05日 11時57分
(#3024369)
音のアウトプットが問題でなく、メロディの生成を学習する人工知能を作るのが目的みたいなので、 つまりこのメロディは、用意された最初の音から言わば「創造」した物のようです。What is Magenta? の所を読んでください。
>it’s a research project to advance the state of the art in machine intelligence for music and art generation. >Machine learning has already been used extensively to understand content, as in speech recognition or translation. >With Magenta, we want to explore the other side—developing algorithms that can learn how to generate art and music, >potentially creating compelling and artistic content on their own.
コメントに困る平凡さ (スコア:0)
なんでこのレベルで発表してしまったのか。
Hello World みたいなもの (スコア:2)
とりあえず楽曲らしきものができるところまで仕組みは作ったぜ
こいつをベースにみんなでクールなAIを作ってくれよ!って発表でしょう。
人工知能分野は「こうすれば高度なものが作れる」というノウハウというか定石がまだ確立されておらず
いろんな人がいろんなアプローチ(モデル)を試行錯誤している段階。
なので、なるべく多様な人が研究に関わってくれる事が望ましいが、
人工知能で何をする?ってアウトプットがぼんやりしていると歓心を得にくいので
「将棋や囲碁で人間に勝つ」とか「写真に映っているものが何であるかを当てさせる」とかをお題にする。
で、今度は「作曲させてみよう」というテーマを立ち上げ、それなりにやれるという道筋を見せた。
これでまた新しくチャレンジする人が増え、人工知能はさらに発展する。
そう考えたら、十分意味のある発表では?
音のアウトプットが問題でなく Re:コメントに困る平凡さ (スコア:1)
音のアウトプットが問題でなく、メロディの生成を学習する人工知能を作るのが目的みたいなので、
つまりこのメロディは、用意された最初の音から言わば「創造」した物のようです。What is Magenta? の所を読んでください。
>it’s a research project to advance the state of the art in machine intelligence for music and art generation.
>Machine learning has already been used extensively to understand content, as in speech recognition or translation.
>With Magenta, we want to explore the other side—developing algorithms that can learn how to generate art and music,
>potentially creating compelling and artistic content on their own.
あと自動作曲系フリーソフトは普通、パターンやテンプレが用意してあって、さらに楽典的なルール
(このスケールはこれらの音を使うだとか、ルート音がこれの時ドミナント・サブドミナントはこれだからこの順序で鳴らしますだとか、
良くあるコード進行はこれだとか)が予め意識されて、例えれば 乱数に対してソフト作者の恣意的なIF文の嵐で組み上げられた物です。
なので、今回のGoogleの求める物とは、多分真逆にあると思います。
Re:コメントに困る平凡さ (スコア:1)
Magentaは自然言語処理のPTBタスクを音声でやっただけに見える、PTBは文法的にあっているけれど意味の通らない分がでてくるが、音楽なら問題にならない
ただPTBレベルなら、単純なマルコフ連鎖の方がまだ自然な結果がでてくる。
この手の生成モデルでマトモな何かが出力可能なのは DCGAN [qiita.com]ぐらいじゃ。
敵対的ネットワークといって 画像を生成するネットワークと、人間が作った教師データと自動生成した画像を区別するネットワークを競わせると、
上手く行けば人間が作った様な画像を生成するネットワークが出来る。上手く学習させるのが困難だったが隠れレイヤー間でバッチ正規化するとなんとかなる様になった。ただバッチ処理自体が可変長の入出力に向いていないので 文章とか音楽にはあんまり効果がない。
まぁ 深層学習はその名の通り層が深いだけで、基本的に情報は入力->出力までの一方通行だから。当面人間のような創作はできやしない。学習データからのパッチワークが限界
Re: (スコア:0)
個人製作の自動作曲系フリーソフトにすら届いてなさげなんだが……じつはGoggle発表だったりしないか?
Re: (スコア:0)
やっぱり囲碁くらい優劣がわかりやすくないと素人がいくらでも好き勝手を言えてしまってダメだな
Re: (スコア:0)
この成果のすごさを説明してください。
Re: (スコア:0)
> プロジェクトの目標としては、美術や音楽をどのように生成するのかを学習できるアルゴリズムを開発することと、
生成アルゴリズムやそれに準じたものを学習できるようになるのが目標のようです
既存の自動作曲系はアルゴリズムの学習はしません
Re: (スコア:0)
そんなことはみんな知ってると思いますが…。
それは成果物が貧相であってもよい理由になってますかね?
Re: (スコア:0)
貧相とは思わないが・・・ 練習曲ぽいフレーズだけど、聞けなくはない どんな奴が欲しかった
Re: (スコア:0)
練習曲といえばショパンショパンの練習曲といえば練習曲の癖に死ぬほど難しいし練習曲の癖に鑑賞に耐える。
グーグルのこの曲は幼稚園児が指一本で弾いたようなそんな感じ。
Re: (スコア:0)
そのレベルであることをありのままに報告したのが問題であるようには思えない。
何か悪影響がある?
Re: (スコア:0)
気持ちの悪い和音だけ排除して、ランダムに分散和音を奏でても
これと同レベルの奴ができそう。
Re: (スコア:0)
それがどうした 何が言いたいんだ これはプロローグに過ぎない
Re: (スコア:0)
この小さな一歩は人類にとっては大きな飛躍かもしれない
Re: (スコア:0)
> 生成アルゴリズムやそれに準じたものを学習できるようになるのが目標のようです
> 既存の自動作曲系はアルゴリズムの学習はしません
完全に誤解しています
googleのプレスリリース?では「生成アルゴリズムを学習する」とは言っていませんよ
ちゃんとプレスリリースを読むか,チョムスキーの生成文法あたりから勉強しなおしましょう
Re: (スコア:0)
> Our main goal is to design algorithms that learn how to generate art and music.
と書いてあります
how to generateとありますから、アルゴリズムやそれに準じたもの、というレトリックは順当ですし、あなたの指摘はナンセンスです
(広すぎる、という指摘なら傾聴に値しますが)
Re: (スコア:0)
アルゴリズムを「学習」っていうと微妙な気はする
「学習によってアルゴリズムを編み出す」って感じが
用語の問題なんですケド