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データセンターで使う水って、ようするに水冷システムで使うやつだろ?そんなに汚れるわけじゃないんだから再利用する仕組みにすればエコアピールも出来て良いと思うんだが。
飲料水はあれでも、農業用水に還元するとかなら、技術的にはそんなに難しい話じゃなかろう。
冷却水には、防錆剤、水垢防止/除去剤、スライム(微生物堆積物)コントロール剤、抗レジオネラ剤など含まれるので、そのままでは、農業用にも用いることはできません。OregonLiveの別記事を読めば、Googleの冷却水は、普通に下水道に(当然、処理して排出基準を守った上で)流されています。
問題となっているのは、汲み上げ元が井戸、帯水層であり、帯水層に直接戻す術がないということ。実際、1950年代にアルミ製錬所があった頃、帯水層が枯渇することがありました(1980年代に製錬所閉鎖後回復。その製錬所跡地にGoogle DC)。だから、同じく帯水層を汲み上げ元とする農場・地元住民が懸念しています。
コロンビア川からの汲み上げは、1950年代の帯水層枯渇時に、地元農場に許可されましたが、厳しく制限されており、Googleに許可されることはなさそうです。
https://www.oregonlive.com/silicon-forest/2021/11/why-does-google-need... [oregonlive.com]
問題となっているのは、汲み上げ元が井戸、帯水層であり、帯水層に直接戻す術がないということ。
気化熱冷却にすれば余分な添加物除いて自然に還元できるかと
> 自然 地元の懸念が「帯水層の枯渇」だと分かってないだろ。#タレコミ文中に書かれてないからだろうけど。川だろうが、気化させようが、帯水層の水が減ったら、井戸使ってる人が困るんだよ。自然に戻って、東のハーミストンの水が増えたって(あそこらの帯水層は西の山から東に下っているものらしい)、ザ・ダルズの住民には関係ないことなんだよ。
ちなみに、帯水層に水を戻すには、Google DCで処理した水を、40km以上西に離れたHood山まで運ばなければならない。日本で言えば、御殿場で使用した水を、富士山に撒きにいく作業になる。水というのは、水蒸気になりゃあ、勝手に同じ水源に戻るわけじゃないんだよ。
帯水層までパイプを打ち込んで冷媒を循環させればいいんじゃないだろうか。必要なのはH20という化学物質ではなくて、冷熱源なんだろうから。
帯水層の温度が上がって温泉になるかも。日本では喜ばれそうだが。
あそこら辺(Hood盆地)の水温は地下の方が温かい。地表付近が8~13℃(気温)で、30m深くなるごとにおよそ水温が1.33℃上がる(1980年の情報だけど)。資料の井戸水面が地表から20~50mくらい下だとして、水温は、地表の気温+1~+2℃くらいで、さらに深い所では18℃くらいまで記録されている。まあ、15~18℃なら、サーバーや発電所を冷やすには、温度としては十分かもしれない。あとは、帯水層を流れる水の流量次第だけど(当然、流量が少なければ冷やし続けられない)、その資料は見つからず。
【参考にした資料(1980年のちょい古いものだけど)】 p.3 [hood-river.or.us] Hood盆地のマップ。Dog Riverを水源として、そこから東側のCreek(小川)が帯水層の流れに沿っている地形。
p.7 [hood-river.or.us] Hood盆地の等降雨量線。単位がよくわからんがThe Dalles付近では毎月15~10。3
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人生の大半の問題はスルー力で解決する -- スルー力研究専門家
冷却水なんだから再利用しろよ (スコア:2)
データセンターで使う水って、ようするに水冷システムで使うやつだろ?
そんなに汚れるわけじゃないんだから再利用する仕組みにすればエコアピールも出来て良いと思うんだが。
飲料水はあれでも、農業用水に還元するとかなら、技術的にはそんなに難しい話じゃなかろう。
しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
Re:冷却水なんだから再利用しろよ (スコア:3, 参考になる)
冷却水には、防錆剤、水垢防止/除去剤、スライム(微生物堆積物)コントロール剤、抗レジオネラ剤など含まれるので、そのままでは、農業用にも用いることはできません。
OregonLiveの別記事を読めば、Googleの冷却水は、普通に下水道に(当然、処理して排出基準を守った上で)流されています。
問題となっているのは、汲み上げ元が井戸、帯水層であり、帯水層に直接戻す術がないということ。
実際、1950年代にアルミ製錬所があった頃、帯水層が枯渇することがありました(1980年代に製錬所閉鎖後回復。その製錬所跡地にGoogle DC)。
だから、同じく帯水層を汲み上げ元とする農場・地元住民が懸念しています。
コロンビア川からの汲み上げは、1950年代の帯水層枯渇時に、地元農場に許可されましたが、
厳しく制限されており、Googleに許可されることはなさそうです。
https://www.oregonlive.com/silicon-forest/2021/11/why-does-google-need... [oregonlive.com]
Re: (スコア:0)
問題となっているのは、汲み上げ元が井戸、帯水層であり、帯水層に直接戻す術がないということ。
気化熱冷却にすれば余分な添加物除いて自然に還元できるかと
Re: (スコア:0)
> 自然
地元の懸念が「帯水層の枯渇」だと分かってないだろ。#タレコミ文中に書かれてないからだろうけど。
川だろうが、気化させようが、帯水層の水が減ったら、井戸使ってる人が困るんだよ。
自然に戻って、東のハーミストンの水が増えたって(あそこらの帯水層は西の山から東に下っているものらしい)、
ザ・ダルズの住民には関係ないことなんだよ。
ちなみに、帯水層に水を戻すには、Google DCで処理した水を、
40km以上西に離れたHood山まで運ばなければならない。
日本で言えば、御殿場で使用した水を、富士山に撒きにいく作業になる。
水というのは、水蒸気になりゃあ、勝手に同じ水源に戻るわけじゃないんだよ。
Re: (スコア:0)
帯水層までパイプを打ち込んで冷媒を循環させればいいんじゃないだろうか。
必要なのはH20という化学物質ではなくて、冷熱源なんだろうから。
帯水層の温度が上がって温泉になるかも。
日本では喜ばれそうだが。
Re: (スコア:0)
あそこら辺(Hood盆地)の水温は地下の方が温かい。地表付近が8~13℃(気温)で、30m深くなるごとにおよそ水温が1.33℃上がる(1980年の情報だけど)。資料の井戸水面が地表から20~50mくらい下だとして、水温は、地表の気温+1~+2℃くらいで、さらに深い所では18℃くらいまで記録されている。まあ、15~18℃なら、サーバーや発電所を冷やすには、温度としては十分かもしれない。あとは、帯水層を流れる水の流量次第だけど(当然、流量が少なければ冷やし続けられない)、その資料は見つからず。
【参考にした資料(1980年のちょい古いものだけど)】
p.3 [hood-river.or.us] Hood盆地のマップ。Dog Riverを水源として、そこから東側のCreek(小川)が帯水層の流れに沿っている地形。
p.7 [hood-river.or.us] Hood盆地の等降雨量線。単位がよくわからんがThe Dalles付近では毎月15~10。3