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Gmailに「送信取り消し」機能が登場 76

ストーリー by otk
あわて者のあなたに 部門より

あるAnonymous Coward 曰く、

Official Gmail BlogおよびTechCrunch Japanによると、Gmailに「送信取り消し」機能が登場した。

この機能は、Gmail Labsの設定画面で「Undo Send」を有効にすれば利用できる(Gmailが日本語表示設定だとGmail Labs設定画面は表示されない。いったんEnglish(US)表示に切り替える必要がある)。送信後、「メッセージを送信しました(Your message has been sent.)」という表示の中に「取消(Undo)」リンクが5秒間だけ表示されるので、これをクリックすれば送信を取り消すことが可能だ。

(追記@2009/03/21 21:38 otk)当初、最後の文を「送信取り消しができるのは、メール送信ボタンをクリックしてから実際にGmailが送信を完了するまでの数秒間だけ」としていましたが、#1535199のコメントのとおり「5秒間」取り消しが可能です。説明にわかりづらい部分もありましたので修正しました。ご指摘ありがとうございました。
この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • タレコミ文と TechCrunch 記事からはわかりにくいのですが、これは、メールの送信をわざと 5 秒遅らせて、その 5 秒の間は送信を取り消せるようにするという機能です。 Official Gmail Blog の記事には次のようにはっきりと書かれています。

    This feature can't pull back an email that's already gone; it just holds your message for five seconds so you have a chance to hit the panic button.

    ずっと欲しかった機能なのでさっそく有効にしました。発想は関連ストーリーにある「スンドメール [srad.jp]」と同じですね。

    • 一方ロシアは… (スコア:1, オフトピック)

      by okky (2487) on 2009年03月21日 13時07分 (#1535207) ホームページ 日記

      10秒間送信ボタンを押し続けないとメールが発信できない、という機能を実装した。

      # ロシア関係あらへん… orz

      .

      送信ボタンを「離さないと送信しない」機能を実装した、と言う手もあるなぁ。昔の9801のリセットボタンのごとく。

      --
      fjの教祖様
      親コメント
      • by Hatris (33732) on 2009年03月21日 21時04分 (#1535335) 日記

        メールがちゃんと届くまでボタンを押しまくる、というルールを実装した。

        親コメント
      • by Anonymous Coward
        ロシアだったら受信者を消して、メールを無かったことにするだろう
      • by Anonymous Coward
        >送信ボタンを「離さないと送信しない」機能を実装した、と言う手もあるなぁ。昔の9801のリセットボタンのごとく。

        今でもそうなんじゃない?フォーカス外してからボタン離してみ
        • まて。まじめな話をすると、それはブラウザの機能。

          クリックには3つの概念があって、
          a) ボタンを押したとき
          b) ボタンを離したとき
          c) 「クリック」したとき
          の3種類が存在する。そしてこのそれぞれについて「何をするのか」を定義できる。ただし、c は a や b とコンフリクトを起こすことがある。

          a と b はブラウザに依存しないが、c はようするに「とにかくクリックしたときだから、何をもってクリックって言うかはブラウザに任せた」というものだ。なので、何をもって「クリックしたとき」と言うかはブラウザ依存。ボタンを押したときであっても構わない。

          一方で、a や b はインターフェースによっては代替実装方法が無い場合がある。普通にGUIにマウスならばいいのだが、音声合成装置と音声認識だけでインターフェースを作る場合、ソフトによっては「押す」と「離す」を別々に指示できなかったりする。

          .

          つまり、ボタンを押した状態でカーソルを移動してボタンの範囲からはずし、しかる後にボタンを解放した場合には「押したことにならない」というのは単にブラウザが「クリック」を「フォーカス内で押した後に、フォーカスエリアからはずさずに離した」と定義しているからに過ぎない。

          --
          fjの教祖様
          親コメント
    • > メールの送信をわざと 5 秒遅らせて、その 5 秒の間は送信を取り消せるようにする
      ここにちょっと疑問があります。

      実際にこの機能を有効にして試してみたのですが、
      ごく短い(「テストメール」とかそんな一文)を送信したところ、
      キャンセル表示は1~2秒で消えてしまいます。

      一方、長文のメルマガや、添付ファイル付きのメールを送信
      してみたところ、もう少し長く(5秒くらい)表示されました。

      なので、送信を遅らせているようには思えないのです。
      #どなたか追試を……

      Gmail Blogに書かれているように、どんなメールでも5秒間
      きっちり待ってくれるほうがうれしいのは間違いないのですが。
      (あるいはもっと長く設定できてもいいな、1分とか)

      親コメント
    • by Anonymous Coward
      5秒って、後悔してる間に過ぎちゃいそうですね。

      意図的に遅らせてるなら、1分とか5分にしてくれてもいいような。
      • 意図的に遅らせてるなら、1分とか5分にしてくれてもいいような。

        使ってみるとわかりますが、現在の実装では、送信した後別の画面に移ると取り消す手段がなくなります。なので、待ち時間を 1 分なり 5 分なりに延ばしてもそれだけではあまり意味がありません。もちろん Gmail の開発者がもっと頑張れば、別の画面に移っても取り消せるようにすることもできるでしょうけれど。

        少なくとも今の Undo Send 機能については、メールの送信は取り消せないのが普通で、間違って送信ボタンを押してしまったときに Undo Send 機能で取り消せたら運が良い、くらいに考えるのが良いと思います。

        親コメント
      • > 1分とか5分にしてくれてもいいような。
        僕は使ってないんだけど、この5秒ってのはサーバ側でバッファしてるのかな? それともブラウザのスクリプトで待ちに入るのかな?
        もし前者なら、サーバが毎秒のGMailにおけるメール送信のほぼ全てをバッファしてるわけだから、これまでメール送信に0.01秒かかってたとしたらその500倍余分にメモリ(or2次記憶)が必要になっているわけで。
        数分のバッファリングなんてするとさすがにパンクしちゃうんじゃないかな。私見ですが。

        # GMail 1日のメールの総量とか知ってる人がいたら教えてくれんかね

        親コメント
        • > 1分とか5分にしてくれてもいいような。
          僕は使ってないんだけど、この5秒ってのはサーバ側でバッファしてるのかな? それともブラウザのスクリプトで待ちに入るのかな?

          サーバーでバッファリングしていると思います。 Official Gmail Blog の記事によれば、 5 秒待っている間にブラウザーがクラッシュしてもメールは送信されるそうなので。

          もし前者なら、サーバが毎秒のGMailにおけるメール送信のほぼ全てをバッファしてるわけだから、これまでメール送信に0.01秒かかってたとしたらその500倍余分にメモリ(or2次記憶)が必要になっているわけで。
          数分のバッファリングなんてするとさすがにパンクしちゃうんじゃないかな。私見ですが。

          どうでしょうね。もともと Gmail は大量のデータをやりとりしているので、 5 秒を 5 分に変えてバッファー量が 60 倍になったとしても、その程度ではパンクしないのではないかと思います。ただ、現在 5 秒遅らせるのに使っているのと同じ仕組みで 5 分遅らせると破綻するかもしれませんね。

          親コメント
    • by Anonymous Coward

      ちょっとそれで商標取っtt(ry
      #リテラシーはまだ残ってたか

  • 遊び (スコア:4, おもしろおかしい)

    by Anonymous Coward on 2009年03月21日 11時56分 (#1535179)
    嫌なクライアントに罵倒メールを送ってすぐに取り消すというスリルのある遊びができますね。
    • Re:遊び (スコア:2, おもしろおかしい)

      by miishika (12648) on 2009年03月21日 15時00分 (#1535239) 日記
      クライアント(お客様)宛ではありませんが、

      上司(とその他数名)に失礼な内容のメールを送る
      →数分後に取り消そうと思ったが、たまたまデーモンさんから
       「一名宛先不明で送れない」と文句を言ってきたので、残りの人
       にも送れていないものと思い込む
      →当の上司には問題なくメールが届いていて、厳重注意

      ということはよくあります。
      親コメント
      • Re:遊び (スコア:1, おもしろおかしい)

        by Anonymous Coward on 2009年03月21日 17時01分 (#1535267)

        >→当の上司には問題なくメールが届いていて、厳重注意

        やめて傷口に塩を塗りこむの
        傷口に塩を塗りこむのやめて

        親コメント
    • by samayoi (16974) on 2009年03月21日 12時02分 (#1535182) ホームページ 日記

      そして最も強烈かつリカバリ不能な内容で書いた時に限ってブラウザがダウンして悲劇を招くというオチは如何でしょう。

      親コメント
  • by ultra_hawk_1 (13626) on 2009年03月21日 21時47分 (#1535343) 日記

    まだ会社のメールがUUCPで運ばれていた頃、電話でのポーリング前にメールを運ぶファイルを消してメールを送信前に消去した事はあります。

    元のメールを出したのは私ですし、上司も承認してやった事ですから問題はないのですが。

    あの頃は1時間に1度、隣の区の会社に電話して、9600bpsのモデムでメールやNetNewsのファイルを交換していました。サブドメインは変わっていますが、今でも同じドメインの会社からメールを送り出しています。

    あの頃は研究用の連絡とかしか使っていなくて、今のように仕事が電子メールを中心にまわるようになるとは思わなかったなあ。

  • by baby_face (5007) on 2009年03月21日 11時49分 (#1535173)
    Outlookみたいに受信者が開くまでは、取り消せるのかと思ったのですが、違うようですね。
    Exochange限定なので、使える状況は限られますが、社内向けのメールではときどきExochangeで
    良かったと思うこともしばしば(笑)
    • by patagon (1453) on 2009年03月21日 23時48分 (#1535385) 日記

      こちらも役に立ちますよ。
      会議予約とかの送信も1分後になったりしますけど。

      @IT:Windows TIPS -- Tips:Outlook 2003のメッセージ送信を1分間遅延させる [atmarkit.co.jp] (正確には指定した時間)

      親コメント
    • by miyabin (28840) on 2009年03月21日 18時24分 (#1535290)
      Exochangeって何?
      親コメント
    • by Anonymous Coward

      OutlookがExochange限定なこと考えれば、SMTPじゃ無理なことくらいわかりそうなものだけど。
      できても「Gmailユーザー同士のみ」がせいぜいでしょう。

      • by baby_face (5007) on 2009年03月21日 15時04分 (#1535242)
        YES。まさしく、
        > 「Gmailユーザー同士のみ」
        で、送信メールが取り消せる機能なのかと思ったのです。
        同じ機能を、世にある種々のメールサーバが実装すれば別ですが。
        # Exchangeのも単純に取り消し要求メールを送っているだけだし。
        親コメント
        • by tmiura (6268) on 2009年03月21日 16時47分 (#1535262) 日記

          BBS時代のNIFTY Serveには取消機能があった気がします。

          ホスト型で発信元から届く先までが手の内にあるようなシステムでは原理的に実現可能ですね。 世の中全体を見たらそんなものはないのがインターネットですけど。

          親コメント
          • by nyagy (17036) on 2009年03月22日 5時22分 (#1535440)

            NetNewsにはキャンセル機能があるんだから、E-mailにもあってもいいんじゃないかなぁと昔から思ってるんだけど、なんでないんだろう。

            親コメント
          • by Anonymous Coward

            @niftyメールにも取り消し機能はありますね。
            (消せるメール" [nifty.com])

            「メール本文を読むにはこのURLをクリック」的な手法で、そのURLが閲覧される前に消してしまえば相手には本文は読めないというコロンブスの卵的な発想です。
            ただ、受信者には「送信者によって消された」ことが分かってしまうのが難点ですね。

  • confirmじゃだめ? (スコア:2, おもしろおかしい)

    by x19800431x (36792) on 2009年03月21日 16時36分 (#1535261)

    確認画面とかを入れれば良いだけではないでしょうか

    if(confirm('送信しますか?'))
    if(confirm('本当に送信しますか?'))
    if(confirm('本当の本当に送信しますか?'))
    sendmail();

    • by Anonymous Coward on 2009年03月21日 18時55分 (#1535297)

      ネタにマジレスもなんだけど、反射的に押すから意味がないというだけじゃなくて
      単なるミスの場合は、確認で防げるかもしれないけれど
      ミスでなく、メールの送り直しをしたい場合ってのは
      その理由に気づくのもまたメールであったりするんですよ

      催促するメールを送った後で、受信箱を見たら行き違いで届いていたとか
      お客さんに最新の情報を送ったつもりが、メールを書いている間に社内でアップデートされていたとか
      送信をする前に、受信して最新のメールを確認する習慣のある人は少なくないでしょう?

      問題は、これがWebメールだとやりづらいという事で(2枚タブ開いちゃうけど)
      送信後、確認をする余地があるならば便利なのですが
      今回のは、画面切り換えるともう手遅れらしいので、あまり意味がないですね

      # 昔メール作成ウィンドウがモーダルになってるダメなメーラーもあったような気が

      親コメント
    • by tmurakami (17002) on 2009年03月21日 20時07分 (#1535315)

      ジェイコムだかの誤発注事件でも一応警告は出たらしいですけどね。

      ただそもそも、GMailから直接メールを出すことなんかあるのかなって
      素朴に思いますけどね。ドキュメント、ノートブック、調べ物を出先から
      「書き留める」だけなら、それこそ代わりの手段はいくらでもGoogle
      にあるのではないでしょうか。

      親コメント
      • ただそもそも、GMailから直接メールを出すことなんかあるのかなって
        素朴に思いますけどね。

        あります。使い方は人それぞれです。僕はメールを原則として全部 Gmail のウェブインターフェースで書いて送信しています。

        親コメント
        • by tmurakami (17002) on 2009年03月21日 21時49分 (#1535345)

          いやすみません。Webメールという存在を鼻で笑っているのではないのです。
          そこは不愉快に感じられたのならお詫びします。

          ただ、他に代替手段もある中で、もっと言えば本来のメールアカウントが
          他に存在しないと使えないGmailを、なぜメール送信手段としてわざわざ
          選択して使わなければならないのかが理解できないのです。

          確かにWeb経由のメール送信手段を用意しているプロバイダばかりでない
          のはわかりますが、自分に送るのならその前にGoogleドキュメントを使
          わないのかなと思います。

          親コメント
          • いやすみません。Webメールという存在を鼻で笑っているのではないのです。
            そこは不愉快に感じられたのならお詫びします。

            #1535333 [srad.jp] は、 Gmail のウェブインターフェースを使ってメールを読み書きしている者がいることをご存じないようだったので書いただけです。 tmurakami さんが Web メールを馬鹿にしているかどうかについて、僕は関知しません。

            ただ、他に代替手段もある中で、もっと言えば本来のメールアカウントが
            他に存在しないと使えないGmailを、なぜメール送信手段としてわざわざ
            選択して使わなければならないのかが理解できないのです。

            僕が Gmail を使っているのは主に迷惑メールフィルターのためですが、なぜ僕が Gmail からメールを送信しているかというと、僕の環境では Gmail ウェブインターフェースを使う方がメーラーから Gmail アカウントにアクセスするより動作が軽いからです。

            それと、誤解があるようですが、 Gmail のアカウントを作るのに別のメールアドレスは必要ありません。

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          • by barrel (25979) on 2009年03月21日 23時10分 (#1535370)

            MXをgoogle appsにするととても便利ですよ
            webからみれるし、IMAPでも読める。

            # 容量が3GBしかない会社のメールサーバも、情報システムを
            # パージしてgoogle appsにしてしまえばいいのにってつくづく思います。

            親コメント
          • >本来のメールアカウントが他に存在しないと使えないGmail

            もう何年も私の「本来のメールアカウント」はGmailですが?

            ISPのメールアドレスなんて引っ越しが多いとコロコロ変わってしまうので使い物になりません。仕事とプライベートのメールは分けたいので職場のメールアドレスも使えません。そうすると選択肢はYahooでもHotmailでもGmailでもいいですが、一度アカウント作ったらサービスが続く限り使えるWebmail系が一番便利です。

            --
            署名スパムがウザい?アカウント作って非表示に設定すればスッキリさ。
            親コメント
  • 5秒程度では後悔できない事が多いので、翌日とかに

    「昨日のメールについて反省する」

    ダイアログが表示されて、選んだメールに関して

    「送信者は深く後悔し反省しております。破棄&忘却をお願いいたします。」

    という機械的な文面を自動的に追っかけ送信する機能でも別に構わないです。

    #もしくは、添付忘れっぽいメールに自動的に「添付ファイルはこのあとすぐ!」という
    #文面を追加する仕組みとか。

  • by Anonymous Coward on 2009年03月21日 11時04分 (#1535162)

    CGIによるWBメールが生まれたころには、送信ボタンを押してから画面の更新が完了するまでに数秒間が経過してしまい、それから操作を行ったとしても中止操作が間にうものではありませんでした。いまでは、中止ボタンを押すのが間に合ってしまうのですね。WEBブラウザの動作もずいぶん早くなったのだと驚かされます。

    • Ajaxの効果も (スコア:2, 参考になる)

      by Livingdead (18685) on 2009年03月21日 11時16分 (#1535166) ホームページ 日記

      確かにウェブブラウザの動作が速くなったということも理由としてあげられるのでしょうが、ウェブアプリのUIの作りがAjaxを使ったものになったというのも大きいと思います。伝統的なCGIの様にウエブアプリの挙動と画面遷移を対応させる必要がないのですから。おっちょこちょいな自分としては5秒程度といわず、30秒程度の余裕があったほうが嬉しい。30秒間取り消しを指示しなかったら実際に送信される、という挙動。

      --
      屍体メモ [windy.cx]
      親コメント
      • by Anonymous Coward
        30秒もあると送ってから電話したときまだ届いてないって言われるやないか。

        # よくある光景なのでAC、そして誤送信も
    • by Anonymous Coward
      「メール送信」、「画面表示」、という2つの処理を同期実行するか、非同期実行するかというのが
      根本的な差ですので、Webブラウザの実行速度はほとんど関係ありません。
    • Re: (スコア:0, おもしろおかしい)

      by Anonymous Coward

      でけぇ釣り針だな

      • by _Neon (22944) on 2009年03月21日 17時06分 (#1535270) 日記

        荒しは不当でしょ。
        昔は(今でも?)Webメールのシステム構築の仕方によって異なっていたものをたった一つの要素(ブラウザの描画速度の向上)を要因として向上した、なんてでかい釣り針以外の何者でもないでしょ。しかも実際は仕組みにあんま関係ないし。

        cgi内からsendmail(qmail)呼び出ししてからhtml送信する様なごく単純なシステムからフロントエンドhttpサーバー複数持ち&バックエンドに複数のsmtpサーバー持ってキューバッファにある送信待ちメールを定量的に送信するシステムまで様々。
        # ちょっと色物ではローカルのメーラと同じ事(設定されたsmtpサーバに
        # 送信を依頼して送信を終了したことにする)をcgi実行時にやるものもあるし。

        前者の極単純なシステムならメール送信のキャンセルができない状態になってからブラウザにHTMLが送信されるのだから、どれほどブラウザの描画速度が速かろうと、回線がどれほど速かろうと送信キャンセルはできない。メール送信部をフォークして別プロセスにしてたらもっと追えないし。

        後者のシステムならキューバッファの読み取り頻度を落とすなり、時差を設けてやればいくらでも送信を遅延させることができる。ここに送信取り消しの仕組みを組み込んでおけば昔のブラウザだろうと回線が144kbpsだろうと、時間内であれば送信キャンセルの仕組みで実装できる。(あれだけユーザー数が大規模なシステムで30秒以内という速度に関してなら回線速度やらサーバースペック向上に驚くべきでしょう。そして最適なシステムに組み上げる技術やエンジニアの努力にもね:-p。ブラウザの描画速度が遅いならそれなりのHTML出力にしておけば良いだけです。)

        ブラウザの進化が与えた影響としては他の人も言ってたけどAjax、つまり非同期通信ができる様になったって程度。しかし、これがWebメール送信機能に与えている影響は、古い時代のシステムでもCGIがはき出すHTMLを極小にしたデータにするのと大して変わりません(もちろん使い勝手の面はDHTMLやCSSとの相乗効果で大幅に向上してますが)。
        代わりに小さな通信がたくさん増えているのでCGIというシステムに対しては負荷軽減できているかは微妙です(CGIの場合起動時のオーバーヘッドが一番ネックになるため)。

        # ここ数年そっち方面の情報仕入れてないんですが、最近の主流は
        # なんざんしょ?mod_perl?JAVAサーブレット?それとも起動オーバー
        # ヘッドなんて気にしなくてイイほど高速サーバー&回線?

        親コメント
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長期的な見通しやビジョンはあえて持たないようにしてる -- Linus Torvalds

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