大腸菌と MRSA に、ゴキブリの脳内物質が効く 32
ストーリー by reo
薬剤化されねえ脳内物質はただの……なんだ 部門より
薬剤化されねえ脳内物質はただの……なんだ 部門より
薬剤化されるまでは、つまり 曰く、
日本では多剤耐性菌の話題が世間を騒がせているが、NewScientist の記事によると、イギリス Nottingham 大の研究者が食中毒の原因になる大腸菌や、多剤耐性菌の一種である MRSA (メチシリン耐性黄色ブドウ球菌、wikipedia の項目) を殺す物質がゴキブリ等昆虫の脳内に含まれていることを発見した。現在開催中の SGM NT08 で「The brain lysates of locusts and cockroaches exhibit potent broad spectrum antibacterial activity」として発表されているそうだ。
Nottingham 大の Simon Lee らによると、昆虫の脳から取り出した 9 つの化学抽出物が大腸菌を、7 つが MRSA を殺した。Lee は「虫は足のような器官なら失っても生き延びられるが、脳無しでは生きられない。」と語り、「(不潔な環境で暮らしている) 彼らからすれば、バクテリアや病原体からいかなるときでも中枢神経を守るのは重要なんでしょう」と語ったという。脳の抽出物はたんぱく質を不活性化させる酵素にさらすとこの機能が停止したとのことで、たんぱく質と考えられる実際に効果のある物質の特定が次の研究テーマであるという。また、Lee はこの抽出物が人間の細胞は攻撃しないことも示している。しかしながら「これから有効な薬を生成できるのはまだまだです」とも語っている。
プレスリリース (スコア:4, 参考になる)
苦手な方は写真注意 [nottingham.ac.uk]
(あるいは http://www.nottingham.ac.uk/News/pressreleases/2010/September/Cockroac... [nottingham.ac.uk] をブロックするか)
だそうなので、今まさに日本で話題の多剤耐性菌アシネトバクター(また同じ過ちを繰り返そうとしている>帝京大学病院院内感染事件 [hashimoto-clinic.jp]によると、医療従事者の衛生管理をすればほぼ抑えられるMRSA、水周りを管理すれば対策できる緑膿菌と比べて「アシネトバクター・バウマニは乾燥に強く、カーテンや診療端末のキーボードやマウスのような通常の環境表面でも数週間以上にわたり生存」)にも効果があるか検証中。
効けば画期的、なのかな?
Re:プレスリリース (スコア:2, 興味深い)
>効けば画期的、なのかな?
いや、キーボードとかなら消毒液や紫外線で殺菌すればいい話だから。
#病室の出入り口に消毒液が設置されてるのも珍しくないと思いますよ。
#医者や看護婦はもちろん、お見舞いに来た人もそれを使うことで
#少しでも感染拡大を防ごうという工夫。
抗生物質が使えなくと困るのは体力が低下した体内で増殖した場合に、対策が無くなること。
まさか患者の体内で消毒液をかけるわけにはいかないからね。
Re: (スコア:0)
無理
まずは過労上等の勤務体制を改善しなきゃ
衣服を洗濯しないとか風呂に入らないとかは、忙しすぎるからなんだよ
つまりこういうこと (スコア:2, おもしろおかしい)
>薬剤化されるまでは、つまり 曰く、
「パリパリ、パリペリ、サクッサクッ」
看護師「あら、良い音させますねぇ。十分なお水で飲み下してくださいね」
#漢方では生薬として使われる種類があるらしい>G
Re:つまりこういうこと (スコア:4, おもしろおかしい)
僕はこのストーリーを見なかった。知らなかったんだ。
やめろ、教えるな俺にその音を聞かせるな!想像させるな!知らないんだ俺は何も知らない!
Re: (スコア:0)
「はいこちら食中毒のお薬になります。・・・・・・え、原材料ですか?1060倍の水で希釈しましたごk」
1.0*10^60倍に (スコア:2)
…加熱せず時間をかけて寒天で希釈した謎の汁。
Re: (スコア:0)
ホメオパシーですね。
わかります。
Re: (スコア:0)
Re:つまりこういうこと (スコア:4, 参考になる)
日本でも養殖している人は存在する。
Re:つまりこういうこと (スコア:3, 参考になる)
漢方では生薬として使われる種類があるらしい
日本でも古くは薬にしてたみたい [t-scitech.net]ですね。
(※巨大G画像注意)
まあ、江戸時代の日本人はGどころかミイラの粉末を薬として飲んでましたが [excite.co.jp]。
大量生産 (スコア:2)
大量にGの脳をとるために遺伝子操作して脳を肥大化
↓
Gに支配される人間
Re:大量生産 (スコア:1)
>日本では多剤耐性菌の話題が世間を騒がせているが、
なんだか今更感が。
「インド発の薬剤耐性遺伝子は怖いのか?」
「というのは、日本ではカルバペネム耐性の病原菌なんて、ぜ~んぜん珍しくないからです。院内感染対策やっている医者に言わせれば、日常的と言ってもいいくらいです。なぜかと言うと、日本ほど抗生物質が乱用されている国も珍しいからかもしれませんね。
日本は医療費も安いし、使える薬もたくさんあります。そうなるとですね、「効果は狭くても安い薬から」というインセンティブが働きにくいんでしょうね。最初から、がっちりカルバペネムを使うお医者さんが日本にはたくさんいます。滅多に空振りしないので、患者さんからも感謝されます。
先日、私の長男が中耳炎になって、近所の耳鼻科の先生を受診しました。もらってきた薬が、これが何とカルバペネムの内服薬でした。「おぉ、5歳児にカルバペネムかぁ」と感動しました。生来健康な幼児にだってカルバペネムから治療をはじめる。世界では「最後の一手」かもしれませんが、日本では「最初の一手」というのが実情です。ですから、日本ではカルバペネム耐性がすでに拡がってるんです(J.Clin.Microbiol.34(12):2909,1996)。
ランセットの論文を引用して、「いやぁインドは怖い。日本にも入ってこなければいいなぁ」と、あたかも自分たちが欧米側にいるように感想をもたれた方がいるかもしれません。でも、私たちが利用している日本の医療は、世界に耐性菌をばら撒きかねない側にいるのですよ。」
https://aspara.asahi.com/blog/border/entry/2zGKcCpH1E [asahi.com]
加害者が被害者ぶるのは図書館だけではないらしい。
Re: (スコア:0)
自慰にならすでに…
Re: (スコア:0)
ヴァンダースナッチを連想した。
スリント人の能力が効かない以外は、食肉用の家畜でしかないけど。
納得がいくけど納得がいかない (スコア:1)
-- 哀れな日本人専用(sorry Japanese only) --
Re:納得がいくけど納得がいかない (スコア:1)
こち亀で、両さんが子どもの頃からあまりにもワイルドな生活をしてたために
人間離れした免疫力を獲得していた、って話があったな。
(万能の抗体みたいなのができてたんだったかな)
医学界の最終兵器になるか、と思ったら強すぎて他人には使えないので
結局役に立ちませんでした、ってオチだったと思う。
次の研究チームの呼称 (スコア:1)
Re: (スコア:0)
とりあえずその名前でググってみろ。
#「さくらんぼ小学校」の反省が活かされていないようだな。
脳無しでは生きられない (スコア:0)
自然界はキビしい
Re:脳無しでは生きられない (スコア:2, おもしろおかしい)
能なしは結構生きていけるけどね。
ソースは俺。
Re: (スコア:0)
要するに (スコア:0)
要するにゴキブリから新しい抗菌物質が発見されたってことだろ?
研究が進むと人間からも見つかったりするかもしれないんじゃないのか?
昆虫って強そうに見えるけど意外と病気になりやすいよ。
細菌には強くても意外と真菌には弱いみたいだし。
街中の公園でも探すと結構冬虫夏草を見つけることが出来ますよ。
Re:要するに (スコア:1)
人間の足の裏を探せば、白癬菌を見付けるのはとっても簡単だと聞いています。
えーー! (スコア:2)
私のコメントなんて、全部思いつきだから、
0点だね。
そうそう、テレビジョッキーでゴキブリを食べた人が死んだというのは、
都市伝説だったそうですね。
意外とゴキブリ食ったら薬になったりして。
Re:えーー! (スコア:1)
1: そのようです
2: そーなのかー
3: 丸があるっていいことじゃないか
4: この空行はトルツメなるはやで
5: なにそれこわい
6: おどかすなし
7: 嘘だッ!!!
// Gよりオフトピへ(:>^
Re: (スコア:0)
うん、個人的な意見とか推測とか書くとダメなんだな。
僕も初めて知った。
ただの… (スコア:0)
次の流行りは (スコア:0)