
ポルノ制作会社、著作権侵害とは無関係なGitHubプロジェクトをGoogleの検索結果から削除させる 27
ストーリー by headless
削除 部門より
削除 部門より
Torrentサイトによる著作権侵害に対抗するため、複数のポルノ制作会社が反海賊行為専門の企業Takedown Piracyに依頼してデジタルミレニアム著作権法(DMCA)に基づく大量の削除要請をGoogleに送っているそうだ。この巻き添えとなり、著作権侵害とは関係のないGitHubプロジェクトのURLがGoogleの検索結果から削除されてしまったという(Google — 透明性レポート、
TorrentFreakの記事、
Motherboardの記事、
本家/.)。
削除要請は作品のタイトルなどで使われている単語をキーワードとして、キーワードを含むURLを対象にしていたため、プロジェクト名で該当する単語を使用したGitHubプロジェクトもターゲットになってしまったようだ。Googleの検索結果から削除されたGitHubプロジェクトの中にはYahoo!の「Pure.css」、Facebookの「Rebound」、Netflixの「Lipstick」、openSUSEの「Wicked」といった企業によるプロジェクトも含まれる。また、これらのプロジェクトと同名のプロジェクトや、同じ単語を含むプロジェクトもGoogleの検索結果から削除されていたとのことだ。Googleの透明性レポートを見ると、GitHubは様々な著作権者からしばしば削除要請の対象になっていることがわかる。明らかな著作権侵害行為があるなら直接GitHubに通知すればよさそうなものだが、TorrentFreakによるとGoogleに削除要請が行われるのは、この方が簡単で手早く安上がりだからだとのことだ。
削除要請は作品のタイトルなどで使われている単語をキーワードとして、キーワードを含むURLを対象にしていたため、プロジェクト名で該当する単語を使用したGitHubプロジェクトもターゲットになってしまったようだ。Googleの検索結果から削除されたGitHubプロジェクトの中にはYahoo!の「Pure.css」、Facebookの「Rebound」、Netflixの「Lipstick」、openSUSEの「Wicked」といった企業によるプロジェクトも含まれる。また、これらのプロジェクトと同名のプロジェクトや、同じ単語を含むプロジェクトもGoogleの検索結果から削除されていたとのことだ。Googleの透明性レポートを見ると、GitHubは様々な著作権者からしばしば削除要請の対象になっていることがわかる。明らかな著作権侵害行為があるなら直接GitHubに通知すればよさそうなものだが、TorrentFreakによるとGoogleに削除要請が行われるのは、この方が簡単で手早く安上がりだからだとのことだ。
この件でポルノ制作会社の行為は基本的に正当 (スコア:1)
海賊行為へのリンクを検索結果から除去したいと思うのは、ポルノに限らず映像コンテンツの権利を持っている人なら
どこも近い事をしているだろうし、それが問題だとは全く思わない。
その際に、誤爆を恐れて個々のURLをいちいち精査して具体的に指定するコストは、はたして誰が払うのか?と考えれ
ば、そんな事をいちいちしていられないというのは、権利者側の意識としては、無理も無い話であると思う。
勿論、巻き添えを食ったgithubが無関係であると主張して、それでもgoogleが検索結果からの削除を解かないのなら、
それはgoogle側の対応の問題であり、ポルノ制作会社の問題ではない。
この記事は、基本的にはポルノ制作会社に差別的なニュアンスがあると思う。
Re:この件でポルノ制作会社の行為は基本的に正当 (スコア:3, 参考になる)
DMCAに基づく削除依頼において実証責任があるのは申し立てる側です。
"I swear, under penalty of perjury, that the information in the notification is accurate and that I am the copyright owner or am authorized to act on behalf of the owner of an exclusive right that is allegedly infringed."(偽りの場合には偽証罪に問われることを承知の上で、本通知は正確で、侵害している著作物に対する所有者であるか、その代理をする権限でもったものであることを宣言します)と宣言してる以上、DMCA通知というのは法的行為であるので、いちいちしていられない、というのは理由にならないです。
無理もない、ということで許していると悪用されることもあるし、反対勢力の発言を抑えるために悪用されているケースも散見されます。(もっとも、その場合、反論通知によって覆されているものも多いですが。)
一番の問題は、悪用というか、不正当な通知、もしくはそれを繰り返す著作権者に対してのペナルティが実質ないことです。
Re:この件でポルノ制作会社の行為は基本的に正当 (スコア:2, すばらしい洞察)
>その際に、誤爆を恐れて個々のURLをいちいち精査して具体的に指定するコストは、はたして誰が払うのか?と考えれ
ば、そんな事をいちいちしていられないというのは、権利者側の意識としては、無理も無い話であると思う。
自分が得になることをするのに、
関係のない相手に迷惑をかけて。
迷惑をかけないためのコストは誰が払うのか、
という発想がよくわからんというか、
盗人猛々しいとしか理解できないんだが。
誰が払うかって迷惑をかけた主体に決まっているだろうに。
Re: (スコア:0)
得をするためじゃなくて損をしないためだからね
海賊版なんか載せるgoogleが負担すべき労力だね
Re: (スコア:0)
一番損をしたのは、とばっちりでGoogleに載らなくなった人ですが?
Re: (スコア:0)
元米はとばっちり受けた人に負担しろとは言ってないだろマヌケ
Re: (スコア:0)
現に検索結果から削除され、
負担する羽目になっていますが?
現実を見ましょう。
Re: (スコア:0)
載せるのも、削除するのも確認しないんだね。ちからいれたところで利益あがらないし、訴えられないようにだけしてればいいって感じなんでしょうかね
Re: (スコア:0)
>訴えられないようにだけしてればいい
そのためのDMCAです。日本でも著作権を侵害したコンテンツを削除するとき、いちいちコンテンツ作成者に了承を得なくても削除することができますし、それによって賠償責任を負うこともありません(プロバイダ責任法)。
「何故そのような法律が必要になったのか」考えましょう。
Re: (スコア:0)
そういうのいちいち先に気にしていたら大変だし動けない。問題があったらそのとき解決する方が全体のコストが低い。たいていの場合問題無いわけだし。
Re:この件でポルノ制作会社の行為は基本的に正当 (スコア:1)
とはいえ、ポルノ以前の話として濫用(たとえ後からGoogleががんばるとしてすら)をどうにか低減できたほうがよさげではあるね。
# いくら検索サービス提供だからって、Googleも無限のリソースがあるわけでもないし。
githubとかだったらリポジトリの映像データとかを探しにいくようにクローラを改良したうえで、自動判定で(あり/うたがわしい/なし)くらいにはふるいにかけてほしいところ、かな?
あと合せてだけど、逆に公開サービス系はgithubに限らず、自身のコンテンツのどっかが検索除外になったの検知したらコンテンツオーナーへのアラートを出すべきかもしらんね。(まっとうならそれで解除申請を迅速に出せてば解決するかもしれないし)
M-FalconSky (暑いか寒い)
Re:この件でポルノ制作会社の行為は基本的に正当 (スコア:1)
ポルノ会社というか、依頼を受けて実行してる Takedown Piracy 社の仕事が雑なんじゃないの?
Re:この件でポルノ制作会社の行為は基本的に正当 (スコア:1)
ええ正当ですね
権利を守るために訴える自由はあります
当然の自由と権利です
もちろん誤爆による被害に対して義務と責任も
実際に誤爆したのがGoogleであっても
指示したのは権利者ですから
誤爆に対する義務と責任からは逃れようもありません
告訴可能期間目一杯でクラスアクションされた際の賠償金額と
事前精査した場合のコストと
天秤にかけて好きなほうを選べばいい
その自由と権利はありますから
# 権利者の自由と権利の主張には義務と責任は伴わないと
# 誤爆される側が舐められているんじゃないのかな
Re: (スコア:0)
正当の意味がよく分かりませんが、「他者の権利を侵害する行為」を阻止する事をいうのであれば、自分もその正当な行為を受ける側になると考えないといけませんよね。
当然掛かるコストを省くという事は、その分リスクがあがるのは当然なので、他者の権利を侵害した分、きっちり補償すれば良いと思います。
それ以前に、侵害の有無を認識する事は、そもそもの正当性に一番重要な要素だと思うんですがね。
侵害の無い(認識出来ていない)状態で侵害を申し立てたのであれば、それはいかなる意味でも正当では無いと思います。
Re: (スコア:0)
同感。GoogleなどWebのコンテンツを利用して稼いでいる側が、Webのコンテンツを利用する際に追わなければならないコストだと思う。
ポルノ動画をコピーして流す連中は流せばいいだけなのだから、コストはほとんどかからない。
一方で、それを取り締まる方は権利侵害をきちんと証明しろと言われる。これにはコストがかかる。
侵害にかかるコストと、それを取り締まるためのコストが違いすぎるのが問題の本質。
間違えて消された方は無関係の第三者だが、権利侵害された側も自分の財産を盗まれた被害者なのだから、権利者の横暴であるなどと吹き上がったところで、被害者が被害
Re: (スコア:0)
え?「侵害されている」から削除を求めてるんじゃないの?
今回の話ではそのコストは既に支払われた後の話なので、ここにコストがかかるから云々というのは関係ないと思われ。
Re: (スコア:0)
まぁ何言ってるかよく分かりませんが、少なくとも
「既に作った後なんだから、いくらコピーされても損害は増えない」
みたいな、雑な理屈はいらないですよ
DMCAでは申立人に根拠を明らかにする義務があります (スコア:1)
ので、もしDMCAに基づいた誤った削除で被害を受けた方があれば、
速やかにCopyright infringementを申し立てた人に
連絡を取りましょう。
ただそれだけ。
ロリ巨乳事件の真相 (スコア:0)
あれもどこかのAVビデオ会社が削除を申し立てたんだな
Re:ロリ巨乳事件の真相 (スコア:1)
とある萌え4コマで、お菓子を作ろうと「クリームパイ」で検索して鼻血体質の女の子がプシューというネタが。
#この作者にはかなわないと思った
Re: (スコア:0)
クリームパイの意味を初めて知りました…大人の階段です
Re: (スコア:0)
このAC、思わず前かがみ
やはりgoogleの独占をどうにかせんと (スコア:0)
複数の検索エンジンが競いあう状況なら、制作会社にしてもgoogleという一種のボトルネックを狙うようなやり方はやりにくいだろうし、googleもあまりに怠惰なことはできないでしょう。
#ここもそろそろ批判対象をMicroSoftからgoogleにシフトしたほうがいいんじゃないかな
Re:やはりgoogleの独占をどうにかせんと (スコア:1)
隗より始めよ、ということで bing をつかいましょう。
Re: (スコア:0)
しかし、 google以外だと、 類似単語含んだ関係ないサイトとか、広告やら宣伝やら、 企業からみた利益的なサイトばかりで
調べたいから検索するのに、 資料を見つけるために何ページも意味のないページをすすまないとならないから
実質、 ゴミツールなんだよなぁ。
googleも、 AND条件が使いにくくなってからはゴミ外せなくなって、 類似品とかの除外が今いち出来なくなったけれど
それでも、 メジャーな単語ならそこそこにヒットするし、""囲えばまだ特定出来るしでましというイメージ。
ほんと、広告とか宣伝のたぐいは、 別の検索モードに棲み分けしてほしいわ
Re: (スコア:0)
脱Googleしてたので久々に検索してみたが、、これもう無理だ。
BingとDuckduckGo使いわけでいいや。。
Re: (スコア:0)
ところがGoogleも上手いkとやっていて
いまじゃ叩かれる立場はMSと逆転しているのに構図はいまでも継続中
10年前の悪の帝国は比喩抜きにまさしく今のGoolgleなんだけど