トヨタのエンジンとトランスミッションの動くレプリカを3Dプリンターで作成 30
ストーリー by headless
完動 部門より
完動 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、
米国・カリフォルニア州の機械工学者 Eric Harrell氏は、3Dプリンターを使用してトヨタの4気筒エンジン22REのレプリカを1月に完成させた。いくつかのベアリングやネジ類を除き、3Dプリンターで出力したパーツを使用しており、クランクやピストン、バルブトレインといった可動部分は本物と同様に動作するという(3DPrint.comの記事)。
エンジンの反響が大きかったことから、Harrell氏は22RE用5速トランスミッションのレプリカ作成にも挑戦し、先日完成させている。今回もロッドやワッシャーなど一部のパーツを除き、3Dプリンターで出力したという。エンジン、トランスミッションともに3Dデータは公開されているので、ダウンロードして自分で出力することも可能だ(3DPrint.comの記事2、 本家/.)。
3Dプリンターのサイズの関係で、レプリカは35%にスケーリングされている。逆に3Dプリンターで出力しなかったパーツの多くは、細かすぎて出力できなかったものだという。