Google、「空気より軽い」新素材の研究を進めていた 37
ストーリー by hylom
突拍子のないことをできることに落とし込め 部門より
突拍子のないことをできることに落とし込め 部門より
以前は「Google X」と呼ばれていたGoogle(正確にはGoogleの親会社「Alphabet」)傘下の研究部門「X」の責任者Astro Teller氏が、Xで進められている研究について語ったそうだ。それによると、Xは現在「空気よりも軽い新素材」の研究を行っているという(CNET Japan、Backchannel掲載の全文)。
氏によると、Xではさまざまな実験的プロジェクトが進められており、その1つに「空気よりも軽い貨物艇」があったそうだ。空気より軽ければ簡単に空に浮かべられ低コストで物流を行える、という構想だったようだ。しかし、それを実現させるには20億ドルものコストが必要であることが分かったため、Xはこのプロジェクトを終了させたという。このプロジェクトから得られた知見を使って今度は「自ら浮こうとし、かつ非常に強固な新素材」の研究を進めているとのこと。
また、Xがかつて行っていたが現在は終了しているプロジェクトとして、水耕栽培による植物工場プロジェクトがあったという。ただ、こちらは安定して収穫を行えなかったために終了したそうだ。
いっぽうで複数のプロジェクトは実現に近づいており、その1つとして「無線通信装置を搭載した気球を使ってインターネット接続を提供する」という「Loon」プロジェクトが紹介されている。こちらはスリランカで近く実験が開始されるという。
ふわふわの泉ですね (スコア:3, 興味深い)
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惑星ケイロンまであと何マイル?
Re: (スコア:0)
書こうとしたらもう出てた。
当然か。
Re: (スコア:0)
他の掲示板でもさんざん既出でした
さんざんね。
Re: (スコア:0)
SF的発想が現実化されようとしていたのが凄いのか、
作者に先見の明があったのが凄いのか。
って、実現したらの話ではあるけど。
#一人一人がポケットに高性能計算機を持ち歩く
#未来社会を予見したSF作家はいないんだっけ?
Re: (スコア:0)
星新一は、空気より軽い固体ができたら、それで足を固めて窓から放り出すような殺人が発生するだろうと予想しています。
「進化した猿たち2 コンクリート学」
Re: (スコア:0)
理論上起こりうるでしょうけど起こらないと思いますよ。
正直目立ちますから。足にそんなものを固定できる余裕があるなら首絞めて海に沈めるほうが多分楽。
Re:ふわふわの泉ですね (スコア:1)
理論上という言葉をどこに立脚させているかによりますけど、犯罪者が何をどうするかってことだと想定の斜め上をいくものなので、理論上起こりうる前提なら必ずそういう犯罪も起こるでしょう。
LIVE-GON(リベゴン)
Re: (スコア:0)
海に沈めるには海まで運ぶ必要があるけど、窓から放り出すならその場で可能
Re: (スコア:0)
Googleの方は、単にいままでより長持ちする気球というだけの話だのようだ。
Re: (スコア:0)
なんで荒らし扱いだったんだろう
Re:ふわふわの泉ですね (スコア:1)
ふしぎ
ACだと付きません^^;
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惑星ケイロンまであと何マイル?
Re: (スコア:0)
コメントヒストリを見た印象では、Lurchさんにここ一ヶ月ほど粘着しているモデレータが一名いそうな感じではある。
# オフトピックもいいところの議論が放置されている一方でトピックに沿ったコメントにオフトピックつくとか、最近のモデレートは訳がわからない。
# このコメントはオフトピックだから、つけられても別にいいけど。どうせACだし
水耕栽培による植物工場プロジェクト (スコア:1)
こういうのとは違うのかな。
ベジタス「野菜工場」亀岡プラントで野菜の安定供給の次世代スタイルを見た
http://gigazine.net/news/20120904-spread-yasai-factory/ [gigazine.net]
富士通がレタスを作っている?その最新の野菜生産方法とは
http://journal.jp.fujitsu.com/2014/04/04/04/ [fujitsu.com]
東芝もクリーンルームで野菜生産 富士通に続き
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1405/15/news113.html [itmedia.co.jp]
Re: (スコア:0)
幸福の科学信者が興した会社は倒産した
http://dailycult.blogspot.jp/2015/06/blog-post_30.html [blogspot.jp]
気球落ちたよ (スコア:1)
http://blog.livedoor.jp/corez18c24-mili777/archives/46880872.html [livedoor.jp]
新素材X (スコア:1)
かたくr
空気より軽い素材があっても・・・ (スコア:0)
十分な浮力を得るためには、その素材による巨大な「浮き」が必要で、それで輸送するためには巨大な空気抵抗に打ち勝つ強力なエンジンが必要で・・・
あえて実用化するなら、偏西風とかにのせて、世界を一方向にぐるぐる回り、必要なところで荷物を上げ下ろしするような感じになるんだろうか?
むしろ、上空に滞空し続ける太陽光発電所、とかできたら面白いかな。
(20億ドルで実用化できるなら安いような気が・・・)
Re:空気より軽い素材があっても・・・ (スコア:1)
飛行船の運用とかどうだったんでしょうね。貨物としては輸送力少ないと思いますが。
ただ、この素材が飛行機を作れるだけ頑丈であれば燃費の良い航空機ができるんじゃないですかね。
翼を小さくできれば抵抗も減るでしょう。失速した場合の危険性も減るし、離着陸もしやすくて
いいんじゃないですかね。燃料も少なくて済むからその分も効率的になりますね。
「非常に強固」ってのはそのあたりをにらんでいる気がします。
# 軌道エレベーターと組み合わせたり、建築資材としても使えるかも?
# 上部構造で引っ張り上げるビルとか、地震が起きたら上部切り離しで回避できるとか。
Re: (スコア:0)
>Teller氏によると、このプロジェクトが中止されたのは、研究開発や試作に必要な資材に2億ドルほどかかり、
>経済的負担が大きすぎると判断されたためだったという。
>「Xは、ミスをして学び、設計を見直すという厳しいフィードバックループにのっとっているため、2億ドルという金額は、
>自分たちが正しい軌道に乗っているかの判断に必要な最初のデータを獲得する費用としてはあまりに高額すぎた」とTeller氏は述べている。
元記事だと桁がもいっこ少ないけど、それで実用化できるとは言ってない。
「研究を実現」するにはってぐらいのニュアンスじゃないかね。
Re: (スコア:0)
wikipediaによれば空気1リットル=1.239g つまり1立方メートルで約1kg。
仮に比重0gの物体があったとしても、1立方メートルの浮きで支えられるのはたかだか1kg
これでは100kgの人を運ぶのにも10m X 10m X 1mくらいの浮きが必要。
もうあほかと。。。
2階から1階に流れ落ちる雨水で発電して大喜びする発明家とおんなじレベルのアイデアだろう。
どんなにがんばって効率上げてもmgh以上の発電量にはならないわけだが、発明家にそんな知識はない。
荷物を運ぶ以外だったら使い道はありそうだし、研究する意義はあると思うがな。
Re:空気より軽い素材があっても・・・ (スコア:1)
> 仮に比重0gの物体があったとしても
比重に[g]の単位はつかない。
Re: (スコア:0)
そんなに斬新なアイデアでもなく、ヒンデンブルグ号とかの飛行船から、
抜ける端からガスを補給したりするためのコストを取っ払ったようなものを想像すれば良い
Re: (スコア:0)
規模がデカければ軟式飛行船を熱気球タイプにして表面に太陽電池をプリントして夜はバッテリーで暖めたり。
資金が豊富なら構造材にエアロゲルとか使えるんじゃない?
とは言っても飛行船タイプは強風時対策が難しいからなあ。
Re: (スコア:0)
光→電気→熱だと無駄が大きそうなので、光→熱だけで済ませられないかと妄想したけど、難しいか。
比熱の大きくて軽い吸熱材が何かあれば…
Re: (スコア:0)
素材の浮力だけで浮くのは難しいかもしれないが他の交通手段、飛行機でも自動車や船でもいいけど構造の隙間に詰めておくだけで強度を損なわずに軽量化できるんじゃないだろうか。
Re: (スコア:0)
飛行船みたいのを作ったらどうやって飛行高度を下げるかが問題だな
浮力を減らすために体積を圧縮できなかったらどうするか?
ちぎって捨てるのはもったいないし、捨てたものが高度数千メートルにぷかぷか浮いているのは環境問題になるし
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
物理的に細かいことを言えば、浮きが膨張するときには、大気圧に逆らって周りの大気を押しのけるためにエネルギーを必要とする。1kJといっても、それは地上にある何か別のエネルギーが変換されているに過ぎない。
それに100kmも飛ぶかな? 上空にいけばいくほど大気も薄くなって、相対的に浮力がなくなるし。この人(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%88%B4%E6%9C%A8%E5%98%89%E5%92%8C)も4000mくらいだったみたいだし(それにしても、しばらくは連絡はとれていたのね。。。)
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
何か別のエネルギー
つ 上空から地上に引き下ろすのに使ったエネルギー
Re: (スコア:0)
わざわざ引きおろさんでも、、、お祭りで売ってるヘリウム風船、普通に飛んでくだろうが。
ヘリウム風船膨らむとき、どっかからなんかエネルギもらってんだよ(たぶん断熱なんたらな)
# そもそも何を引きおろす? ラピュタか何か???
膨張という言葉に食いついてる人がちょっと上にいるので、、、
言ってることは高校で習う簡単な物理だ。もちろん風船に限った話ではなく、なんなら中身がからっぽの真空の箱でも成り立つ話だ。だから物質のイメージがどうとか関係ないよ。
Re: (スコア:0)
工場で得たエネルギーを運んで「1ccあたり1kJの位置エネルギーがそこにあると思えば結構なモン」だと思うよ
Re: (スコア:0)
まあ真空箱のほうは、実現できる強度が得られるなら素材量の節約にはなるだろうが。
Re: (スコア:0)
飛んでったヘリウムは帰ってこないからな。
夢の超軽量物質とやらも、作った直後、地上にある間は「上空100kmまで飛んでく能力」を持ってるけど、その能力は1回使ったら終わり。
再利用するには、上空から引きずり下ろすエネルギーが必要になるし、
新たに作るにはもちろん、「上空100kmまで飛ばすエネルギー」以上がかかる。
エネルギーの流れで言えば、ロケットに燃料を入れて飛ばしたら燃料が無くなるのと同じで、結構でもなんでもない。
長い紐を付けたヘリウム風船で荷物を上空へ持ち上げ、終わったら紐も引っ張って引きずり下ろすようなシステムを作れば、
紐を引っ張る動力源は太陽光発電なりにできるから、ロケットで同じ高さまで同じ荷物を持ち上げるよりもエコなシステムにはなるけどね。
その荷物持ち上げシステムを何に使うのか分からないけど。
Re: (スコア:0)
位置エネルギーで言うと、上空100kmに何らかの方法で持ち上げた重りと同じ。1回放出したら終わり
Re: (スコア:0)
失敗しても (スコア:0)
失敗しても、大丈夫というのはやはりAlphabetのような強力な母体があってこそかな。どうやらAlphabetはその役割をしっかり担っているようです。