Googleが広告出稿者向けの顧客動向分析ツール「Google Attribution」を発表 14
ストーリー by hylom
どこまで分析できるのだろうか 部門より
どこまで分析できるのだろうか 部門より
Googleが広告出稿者向けの新たなサービス「Google Attribution」を発表した(TechCrunch、GIGAZINE、Google Inside AdWords、Forbes)。
Google Attributionは、機械学習技術を使用してリアルタイムで顧客の動向を分析し、広告キャンペーンの効果を分析できるというシステム。AdWordsやGoogle Analytics、DoubleClick SearchなどGoogleが提供する広告配信プラットフォームや解析ツール経由で集めたデータを統合して分析するというもので、これによって顧客が購入行動を決定した際にその要因を洗い出せるという。これにより、どのマーケティング施策が効果的に働いたのかを洗い出せるという。
Google Attributionは現在ベータ版というステータスで、無料で利用できる。今後の機能強化も計画されているようだ。
現実は小説よりも奇なり (スコア:2, 興味深い)
Googleはユーザーが広告を見てオフラインで商品を買ったことも追跡できる
このツールを使うと、アメリカ国内で使われるクレジットカードとデビットカードのおよそ70%を追跡できるとのこと
(引用ソース [gigazine.net])
いやー。このシステムが、潜在的に購買行動以外のユーザーの多様な活動を追跡可能であることは明白で、
さすがのGoogle信者もこれをevilでないと擁護はできないだろうってレベルの市民監視システムですが、
やってることはディストピアSFの世界そのものなのに、
その目的が広告屋として広告主のご機嫌をとって金儲けすることっていうしょーもなさが、
現実は小説よりも奇なりを地で行ってて面白すぎますね。
Re: (スコア:0)
そもそも広告ブロックしない奴自体がevilだと皆知っている。
Re: (スコア:0)
大丈夫だ
既にAmazonが君の黒歴史
今更手遅れだから
Googleにもばれたたってどうってことないさ
# ありがとうプライベートモード。。。信じていいんだよね。。。
Re: (スコア:0)
Googleはどうやってユーザーのオフライン購買の情報を手に入れるんだろう。
記事では「そしてユーザーが持つスマートフォンの位置情報を活用することで」とか書いているが、
位置情報でクレジットカードを使って何を買ったかまで知ることはできないだろうに。
Re:現実は小説よりも奇なり (スコア:1)
>何を買ったかまで知ることはできないだろうに。
SNSで自慢するから問題無し
Re:現実は小説よりも奇なり (スコア:1)
これ、クレジットカード会社の協力なしには成り立たないでしょう。
アメリカだと、大抵の人がクレジットカードの支払いを小切手でやっていると思うから、支払いの合計金額以外は他に伝わりようがないし。
Re: (スコア:0)
クレジットカード会社が、顧客の購買情報を、購買に全くかかわっていない第3者に流すなんてありうるのか?
Re: (スコア:0)
> クレジットカード会社が、顧客の購買情報を、購買に全くかかわっていない第3者に流すなんてありうるのか?
そのうち各社足並みそろえて規約に盛り込むよ
# きっとそれでもカード離れできない文明人
Re: (スコア:0)
グーグルのサービスに紐付いたクレジットカードなら追跡できるんじゃない?
Re: (スコア:0)
> グーグルのサービスに紐付いたクレジットカード
それって具体的にどういったようなカード?
そしてそれが米国のカードのシェア70%を占めているの?
Re: (スコア:0)
多分そのうちビッグブラザーを誰かがやっつけるさ。
ビデオリサーチ・ニールセン終了、YouTube一人勝ち? (スコア:1)
「Google Attribution」が、大量に市販された Android TV(旧 Google TV)と組み合わせて、機械学習技術を使用してリアルタイムで視聴者の動向を分析し、CM の効果を分析できる様になれば、TV 業界はどうなるのだろう?
Re: (スコア:0)
なるほど、なんでGoogleがAndroid TVやってるのかと思っていたけど、そういう狙いがあるのか。
いわれてみればそうだが、言われるまで気づかなかった。
Re: (スコア:0)
YouTubeのミュージックビデオの再生回数を100で割った数を曲の売り上げに含めた時点で統計・調査会社の信用は完全に無くなった