CO2の増加は地球を緑化している

taraiok 曰く、

8カ国24機関、32名のチームによる衛星を使用した調査によると、工業社会化による二酸化炭素排出は、樹木や植物の成長を牽引する緑化効果を果たしたという。その緑化効果はアメリカ大陸の2倍の面積になるとされる。地球温暖化問題に懐疑的な論者は、この結果はCO2は惑星環境に役立っていると主張する。しかし、研究者は、CO2の施肥効果は時間の経過とともに減少し、CO2のネガティブ面がポジティブ面を上回ると警告する。筆頭著者であるボストン大学のRanga Myneni氏は、こうした植物の成長は、地球温暖化、海面上昇、溶融氷河、海洋の酸性化、北極海の氷の損失およびより重度の熱帯低気圧の発生を軽減する役割を果たさないと否定している（nature、BBC、slashdot）。