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若者のニュース入手手段はソーシャルメディアが主。テレビをはじめて上回る

タレコミ by Anonymous Coward
あるAnonymous Coward 曰く、
ロイター・ジャーナリズム研究所(RISJ)の年次調査によると、オンライン利用者の51%以上がニュースソースとしてFacebookなどのソーシャルメディアを利用していることが分かった。この年次調査は5年目となり、イギリス人2000人を含む26カ国約50,000人が調査対象となっている(Digital News Report 2016ReutersBBCSlashdot)。

調査対象者のうち、ニュースにアクセスするためにスマートフォンを使用している人が半数を上回り、割合が最も高かったのはスウェーデン(69%)、韓国(66%)、スイス(61%)の順。国と米国でも、スマホによるニュースへのアクセスが初めて、パソコンやノートパソコンを上回った。

18~24歳の世代では、ソーシャルメディアが主なニュース入手手段との回答が全体の28%となり、テレビと回答した24%を初めて上回った。Facebookをニュースの入手手段にしている人の割合は44%、YouTubeは19%、Twitterは10%だった。信頼できるニュースが限られている途上国では、ニュースをソーシャルメディアに頼る人がさらに多くなっている。

特にFacebookは「ニュースの発見の場」であることを越えて「ニュースの発見の場」であることを越えて人々がニュースを消費する場所になっている。これは、広告ブロックの増加と合わせてジャーナリズムが記事を元にして資金調達を行うことをさらに難しくしている。一方で、30%の人々はニュース選別者の政治的バイアスを疑うことから、ニュースの議題を他人に選別されるのを望まない傾向にあるという。

なお、ニュースを得るために料金を支払っている国は、ノルウェー27%、ポーランド・スウェーデン20%、イタリア16%、デンマーク・フィンランド15%、日本・オランダ・ベルギー12%となっている。
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私は悩みをリストアップし始めたが、そのあまりの長さにいやけがさし、何も考えないことにした。-- Robert C. Pike

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