PCの出荷台数がようやく復調の兆し。ただし北米中心
タレコミ by Anonymous Coward
あるAnonymous Coward 曰く、
PCの出荷台数は過去2年にわたり減少し続けてきた。しかし、北米という地域限定ではあるがPC復権の兆しが見られるという。Gartnerが2016年Q2の全世界PC出荷台数は6429万5000台で、前年同期比5.2%減だった。この数字はデスクトップPC、ノートPCのものでタブレットなどは含まれていない。IDCの調査では、総出荷台数は前年同期比4.5%減の6240万台。米国および日本は増加だった。Gartnerのデータでは、全体に減少傾向が続く全世界の出荷台数に対して、北米市場では1522万3000台で前年同期比1.4%の増加という結果になった。
ただし、南米市場は前年同期比20%減という落ち込み具合で、PC出荷量は政治・経済的な不安を反映する傾向にあるとしている。米国市場がプラスなのは、ドル高の影響と、法人や教育機関による買い替え時期であるためと両社はみている。PCにChromebookを含めているIDCは、教育機関によるChromebookの購入が大きいとしている(GartnerはChromebookをPCに含めていない)。
また7月29日にWindows 10の無償アップグレードが終了することから、買い換え需要が増える可能性があると見ている模様(ギガジン、ブルームバーグ、ITmedia、The Verge、Slashdot)。
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