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航空機から投下されるドロップゾンデを用いた台風の直接観測を実施へ 名大他 1

タレコミ by Anonymous Coward
あるAnonymous Coward 曰く、
http://www.nagoya-u.ac.jp/about-nu/public-relations/researchinfo/upload_images/20160707_isee.pdf
http://univ-journal.jp/8586/

Press Release 名古屋大学
航空機を用いた台風の直接観測を実施へ

名古屋大学宇宙地球環境研究所附属飛翔体観測推進センターは、科学研究費助成事業(科研費)により、今年度から5年間(2016~2020年度)にわたって、台風の航空機を用いた直接観測を実施します(研究代表者:坪木和久)。
平成28年度は準備と検査飛行を行い、実際の台風の観測は29年度以降に実施します。この研究は琉球大学、気象研究所、台湾の国立台湾大学、台湾中央気象局と共同で実施します。
台風に伴う暴風と大雨による災害は、風水害の上位のほとんどを占め、現在でも台風は災害の主要因となっています。また、近年、地球温暖化に伴う台風リスクの増大が懸念され、精度の高い台風の強度推定と予測は喫緊の課題です。
しかしながら、台風についてはその予測だけでなく、強度の推定値にも大きな不確実性が含まれているのが現状です。
特に強い台風は誤差が大きいと考えられます。
これは、海上における直接観測のデータがきわめて少ないからであり、また、台風強度をコントロールするメカニズムに未解明点があるからです。海上で発生・発達する台風について、これらの問題を解決するためには、航空機による直接観測が不可欠です。
本研究では、航空機から「ドロップゾンデ」と呼ばれる温度、湿度、気圧、風向・風速を測定する装置を投下し、台風周辺を観測します。
これを名古屋大学で開発している台風のシミュレーションモデルと組み合わせることで、台風の強度を精度よく推定し、台風の予測の高精度化を目指します。
さらに、名古屋大学の降水レーダ、雲レーダ、顕微鏡を搭載した気球、およびドローンを用いて、台風の雲や降水、エアロゾルなどの台風の強度をコントロールする水蒸気やさまざまな大気中の粒子を観測し、シミュレーションモデルの高度化を図ります。
この研究により台風の強度推定と予測を格段に向上させることで、台風に伴う暴風や豪雨による災害の軽減に貢献することを目指します。

実の所アメダス等の整った陸上と異なり、日本の海上気象観測特に台風は、米軍の様に気象観測機を台風に突入させる事もなく、気象観測衛星で得られる画像データーを主として解析しているらしい為、台風が上陸してすぐデーター(気圧・風速等)が大きく変わる事も珍しくない。
実際に変化しているのか、予想外れなのかは知らないが。

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私はプログラマです。1040 formに私の職業としてそう書いています -- Ken Thompson

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