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Google Glassにしろ、ロボットにしろ、始めた時は「あのGoogleがこんなプロジェクトを始めた。誰もやっていなかった(or 誰も成功していなかった)のに。さすがGoogle!」なんて羨望のまなざしとともに話題になるが、結局はモノにならずにプロジェクトはキャンセルされる。
他があきらめてしまったものを実現させる何かをGoogleが持っていたわけではなく、金が潤沢にあるんで、他が見積もりの段階で無理と判断したことを、金をかけて実際に無茶プロジェクトを進めた上で「やっぱり無理」と判断するという話。
それはそれで「nice try!」的な成果にもなるだろうから、他が「他山の石」として使えるように内容を公開してくれたりするとありがたいのだけど。技術的資料だけでなく、プロジェクトがとん挫した流れもわかるような形で。
次にキャンセルされるのは自動運転だろうか。
キャンセルになったという事実を大きく取り上げるけど手に掛けたプロジェクトほとんど失敗しても一つ大きく山を当てたらそれでOKってノリなんだろうなあ。
ほんと現状のカイゼン改善で来た日本じゃ受け入れられない考え方とは思うけど。
昔は日本もそうだったよ。高度成長期の電機系なんて正にそう。部門独立採算だとか、株主利益だとか言い始めたころから、そういうのは受け入れられなくなった。日本の問題というより、日本の資本家に受け入れられないことが問題。
米国の方がはるかに株主利益を重視する文化なんですが…。
赤字事業を、いつまでも整理せずに抱えてたりとか、米国企業よりはるかにありふれている。Googleのようなチャレンジングな投資ができないのは、単に業績が悪くて余剰キャッシュがないだけじゃないかと。
だから企業の問題というよりは、資本家や投資家のスタンスの違いなんですよ。株主利益と言っても、株主が何を利益と考えるかが違います。リスクを小さく、安定的に稼ぐことが日本の株主が求めること。リスクがあっても、一発当てるのを重視するのが米国の株主が求めること。
大企業の内部留保が過去最高を記録しても投資が増えない現状を考えると、余剰キャッシュないとはとても言えない。国内の需要不足も問題の一つではあるけど、株主がリスクある成長を求めないことも効いてると思う。
内部留保が赤字を粉飾して脱税するための道具に使われているのが現状では?(「"将来"を騙って実現予定のない計画を提唱しそれに基づいた設備投資や不動産・証券等の購入を行い決算を偽装する」という姑息な手法が公然とまかり通っている)
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「毎々お世話になっております。仕様書を頂きたく。」「拝承」 -- ある会社の日常
このプロジェクトにしろ (スコア:0)
Google Glassにしろ、ロボットにしろ、始めた時は
「あのGoogleがこんなプロジェクトを始めた。誰もやっていなかった(or 誰も成功していなかった)のに。さすがGoogle!」
なんて羨望のまなざしとともに話題になるが、結局はモノにならずにプロジェクトはキャンセルされる。
他があきらめてしまったものを実現させる何かをGoogleが持っていたわけではなく、
金が潤沢にあるんで、他が見積もりの段階で無理と判断したことを、
金をかけて実際に無茶プロジェクトを進めた上で「やっぱり無理」と判断するという話。
それはそれで「nice try!」的な成果にもなるだろうから、他が「他山の石」として使えるように
内容を公開してくれたりするとありがたいのだけど。技術的資料だけでなく、
プロジェクトがとん挫した流れもわかるような形で。
次にキャンセルされるのは自動運転だろうか。
Re: (スコア:2)
キャンセルになったという事実を大きく取り上げるけど
手に掛けたプロジェクトほとんど失敗しても
一つ大きく山を当てたらそれでOKってノリなんだろうなあ。
ほんと現状のカイゼン改善で来た日本じゃ受け入れられない考え方とは思うけど。
Re: (スコア:0)
昔は日本もそうだったよ。高度成長期の電機系なんて正にそう。
部門独立採算だとか、株主利益だとか言い始めたころから、そういうのは受け入れられなくなった。
日本の問題というより、日本の資本家に受け入れられないことが問題。
Re: (スコア:0)
米国の方がはるかに株主利益を重視する文化なんですが…。
赤字事業を、いつまでも整理せずに抱えてたりとか、米国企業よりはるかにありふれている。
Googleのようなチャレンジングな投資ができないのは、単に業績が悪くて余剰キャッシュがないだけじゃないかと。
Re:このプロジェクトにしろ (スコア:0)
だから企業の問題というよりは、資本家や投資家のスタンスの違いなんですよ。
株主利益と言っても、株主が何を利益と考えるかが違います。
リスクを小さく、安定的に稼ぐことが日本の株主が求めること。
リスクがあっても、一発当てるのを重視するのが米国の株主が求めること。
大企業の内部留保が過去最高を記録しても投資が増えない現状を考えると、余剰キャッシュないとはとても言えない。
国内の需要不足も問題の一つではあるけど、株主がリスクある成長を求めないことも効いてると思う。
Re: (スコア:0)
内部留保が赤字を粉飾して脱税するための道具に使われているのが現状では?
(「"将来"を騙って実現予定のない計画を提唱しそれに基づいた設備投資や不動産・証券等の購入を行い決算を偽装
する」という姑息な手法が公然とまかり通っている)