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これの何が参考になるのか今一分からないが・・。計測屋から言わせてもらうと、書いてあることはただ単に通信できたってだけで何の保証にもならないよね。Ethernetだけでなくケーブルのテストには通常ケーブルテスターなるものを使ってテストしますが、通常どのケーブルでも耐圧試験(500V〜10000V)の項目がある。自作ケーブルでは、このテストは難しい。その時点で、自作ケーブルは趣味意外の場所で使用するべきではないんだよね。。実際、動作が不安定なネットワーク環境で使用しているケーブルを検査してみると、耐圧試験に耐えられないものや、ケーブル内の各線が等長でないため、信号の伝搬差異が大きかったりで。。ちなみに、国産・アメリカ・台湾の各種ケーブル屋は上記テスターを常備している。最近では中国(上海)なんかも多い。安い完成ケーブルでは、テストしていないものも売ってたりする。<Cat6とうたい文句でCat3でてなかったものも多数あった。
Gigabit Ethernet では周波数が高いため、よりの戻し量をかえることで、Fast Ethernet と比較して顕著にアナログの信号レベルが低下する点については先に、品質の高いものを自作するのは難しい [homeip.net] で紹介されている通りだと思います。
ただ、アナログ特性が変化しても、ビットレートやパケットロス率に影響を与えることはなく、一定品質以上であれば安定した通信を行うことが可能というのが元の趣旨です。
上司が部下の説得のため、信号特性の話を持ち出しているのは誤りではないかと考えていますが、ただ、引っこ抜いたら抜けちゃうようなケーブルが作られてしまうことが頻繁にあるのも事実ですから、(個人的には)ケーブルは出来合いを使うべきであるという主張に異論はありません。
ラボで管理されているなど自分で圧着しなおせるものならどちらでもよいと思いますし、データーセンタのサーバ間接続を自分でやっちゃまずいでしょう。タレコミのケースでは、ブランチの規模や障害発生による経済損失のでかさに依存するでしょうね。
なんだかんだ言って自作に拘りたい気持ちは非常に強く感じますが、アナログを舐めてますよ。
なんでCat6ケーブルと言う物が特別にあるのか考えたことはありますか?100MHz前後やそれ以下の帯域とGHzオーダーの帯域では勿論同じ線の減衰も違いますがそれ以上に端と端のインピーダンスマッチングのシビアさが体感で二桁三桁違ってきます。ホンの一ミリ二ミリの線路長のずれが致命的に大きな端間でのインピーダンス値の違いを生じさせ、このずれは勿論端間での信号強度の違いに繋がると同時に信号の反射=不要な輻射に繋がる。不要な輻射はケーブル内外のクロストークに直結しますよ。そしてクロストークはそれこそパケットエラーに直結する。これはパケットが出てくる頻度に比例?して起こる不良率の増加の問題ではなくパケット一個の信頼性自体の問題です。
波長数メートルオーダである100Base-Tの伝送信号でもそこそこシビアな事やっているのですが、波長数十センチ以下である100Base-Tの場合には減衰もクロストークもとんでもない値になって帰ってくる。そして、それは信号ライン間のクロストークの強さとして跳ね返ってくる。1000Base-Tくらいの周波数になると旧来のケーブルではクロストーク対策も減衰レベル対策も不十分でケーブル内部の構造自体見直さないといけないわけです。それこそ、ケーブル一本の撚り方や中の線一本の撚り方・内部構造から。
更に問題になるのは端に当たるコネクタの配線で、この部分はそれぞれの線がむき出しになってるので線の間自体で容量的に結合を起こします。この部分のインピーダンスの影響は既に対策が取られているCat.6ケーブル内部とは比べ物にならないくらいに大きい。だからコネクタ内部の配線まで規格化されてしまう訳です。
たしかに、あなた(達)は自作でうまく行ってるのでしょうが、それはあなた(達)が偶然その手の工作作業に熟練して自覚しないうちに工作精度を高く保てるからであってけして一般論ではないですよ。素人が真似してもいいような中身ではない。いい加減な気持ちで一般論的に書くのは止めた方がいいですよ。
>素人が真似してもいいような中身ではない。
もともと「電話線でお手軽ネット」から始まったもので、それを極限的に拡張した「ツイストペアでギガビット」がいかに難しいかはさんざん云われてきた通り。でもプロと言われる業者の末端の人も実はニワカだったり、市販のケーブルすべてが合格点と言いきれないのが現状。もしも作業従事者全員が免許制、かつ使用前に検査、許認可となって、そういうのまでダメ出ししてると、本当にネットというものが特別なものに神聖化されて、普及に大きな制約がかけられるのは避けられない。すごく高くて一般人には縁のないものになるかも。
#「DIYは100Mまで」というのも現実的かもしれない。実際ギガビットは個人的にはオススメしてない。
実際問題、「これは全部やり直しだね」と言ったところで、専門家に頼む費用は?自製なら誰がやるの?あなた一人で?ということで足踏み状態ということも。SOHOならちょっと高級な既製品でOKだけど、工事の規模が大きく予算も厳しいとなると手のつけようがない。
「普通のスキルの人が、いかにして合格レベルの仕事ができるか」がギガビット世代の大きな懸案で、コネクタやケーブルの仕様策定はともかく、現場レベルの環境整備が全く追いついていないというのが大問題。専門家以外でEthernetケーブルの品質の重要性に気づく人がまだ少ないからか。
やっぱり、アナライザの値段が高すぎなのが最大のネック。ヨドバシカメラ等で誰でも買える&使いこなせるアナライザが出れば…業者上がったり?それが問題か?
CAT6を必要とする1000BaseTXがどうなのかはわかりませんが、少なくとも1000BaseTに関しては多少の工作精度で通信品質ががかわることはありません。
理由としては、多少のアナログ特性のばらつきは、エコーキャンセラやクロストークキャンセラといったもので特性が補正され、計測上特性が多少悪くても実際の通信ではほとんど影響を受けなくなるからです。
それとも、1mm程度工作精度を変えてみてどのくらい通信速度やビットエラーレートがかわるのか試されましたか? もし試されたことがあるならNICの型番、ハブの型番を教えてください。
質の悪いプラグなど使うと、あっという間に許容値越えてしまうし、それを見過ごしていれば、厳しい環境やら劣化やら複数のミスの積み重ねやらで実際にトラブルは起こります。正しく基準を守ることで、LANが大規模化しても様々なトラブルから守られます。マージンの確保は大規模になると効いています。
それにトラブルの現場では「多少の工作精度」なんて甘いものでなく、本当に何も知らない人は自己流工事でめちゃくちゃなことをしてくれることもあります。Cat.5を電話線で代用してたり。それこそ刀狩りじゃないですけど、圧着ペンチは回収しましょうw
電線メーカーの仕様書を見ていて感じた雑感ですが。
GHzオーダーになると搬送波自体の取り扱いがシビアになるのは、指摘の通りです。このため、1000BASEの規格を満たすために、電線メーカーもいろいろと苦労されているようです。推奨コネクタなるものが存在するのは、電線の開発時に、そのコネクタで良い成績を出したもののようです。(経験値)
>素人が真似してもいいような中身ではない。>いい加減な気持ちで一般論的に書くのは止めた方がいいですよ。線路設計寿命、不具合発生率まで考えると、この選択がベストですね。
ただ、個別論として・・・ベストエフォートでもいいという場合には、・・・自作でもよいのでは?使用する環境によって、必要な S/N も C/N も変わってきますからね。規格により規定された値は、(この場合)最低保障値だから・・・若干値が悪くても(まともな電線メーカーの線を使っていれば)多くの場合、パケロスを生じることも無いでしょう。この観点・・・自己責任を負う・・・であれば、自作も否定しない方が、いいのでは?
補足:ここで言った工作精度というのは自作の際の、コネクタにケーブルを接続する工作の精度のことです。コネクタ自身のモールドの精度という意味ではありません。
あと、ツイストペアのよりがいかに大事かというのはプロの実験を見て貰うのが一番かな?ここのページ↓の第24号に記載があります。ツイストペアケーブルの撚り戻しが引き起こす ノイズ耐性の低下 [tsuko.co.jp]
ちなみに、ケーブルのよりを一箇所戻しただけで品質は悪化する、という部分も興味深かったです。
これは大変興味深いですね。
データだけ見ると、撚り戻し量が 1mm 違おうがビットエラー率に有為な差はなさそうですね。
ノイズの問題が随分と指摘されていますが、Cat6ケーブルはシールドがしっかりとされている印象があります。例えば、シールドのしっかりしたCat6ケーブルを敷設し、そのうえで両端を市販品または自作とした場合、両者のノイズから受ける影響の度合いには有意の差が生じるのでしょうか?単純に技術的な興味があるのでご教授頂ければ幸いです。
> ノイズの問題が随分と指摘されていますが、Cat6ケーブルはシールドがしっかりとされている印象があります。
え? カテゴリー6は一般にシールド無しより対線(UTP)で、シールド付より対線(STP)とは別物でしょう? ですから、「ノイズ対策のシールドがしっかりしてる」なんてことは在り得ないのでは、と思いますが?
なんか違和感の理由が分かった。
jsiさんの例って・Gbit帯域の測定・クロス・スイッチおよび複数回の対比・OSのチューニングするな実験を仕事をする人が作ったケーブルを自作ケーブルって言っているのだよね。比較するケーブルをそこらのネット選任でない技術者数名に作らせたものを比較したものではないのだよね。
だったら、安定した品質を出せるのは当たり前だ。
ps.光ケーブルだってそれなりのキット買ってくれば素人もそれなりのものは作れるよ。当然、品質の安定は無いけど。
私の意見をまとめると以下となりますね。
長すぎな上に的はずれすぎ。
>ただし、素人が作ったケーブルは危険です。
これだけで十分。
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あつくて寝られない時はhackしろ! 386BSD(98)はそうやってつくられましたよ? -- あるハッカー
昔ギガビットネットワークの測定をしておりました (スコア:5, 参考になる)
二台のマシンをクロス、ないしは、3Com のスイッチを介し接続しどの
くらい速度が出るのかという実験です。この実験では、OSのチューニング
などを繰り返した末の結果として、平均して960Mbps程度の速度を出せる
ことがわかりました。
この環境では、性能を出すため、自作ケーブル1mを10mに置き換えて
とぐろ巻きにしたり、既成ケーブルを使ったり、ケーブルを作り直したり
してみましたが、この最大値はかわることはありませんでした。
この結果から、ケーブルの品質が帯域幅に与える影響は低いとの結論に
至りました。
もともとルータやスイッチというのはパケットがあふれれば廃棄する性質を
持っているものです。ですから、タレコミ元となっている20Mbps程度の
帯域幅でしたら、はっきりいって自作ケーブルの品質によるパケットロス
よりも、ネットワークの帯域幅を超えることによって生ずるパケットロス
のほうがはるかに大きいと思われます。
結論として、ケーブルをむきすぎる、などの不良ケーブルは論外にしても、
ほとんどの利用では手でケーブルを作ったところでネットワークの性能が
低下することはありません。
例外として、コアエッジルータの接続では、常に帯域幅いっぱいを使い
切れるのが常識で、帯域幅をあふれた場合にはトランキングを増やして対応
する場合もあるでしょう。このような環境では、960Mbps では駄目な場合
もあるでしょうが、こんなシビアな環境では光ファイバを使うでしょうから
そもそも議論の対象にはならないですね。
Re:昔ギガビットネットワークの測定をしておりました (スコア:1, 参考になる)
これの何が参考になるのか今一分からないが・・。
計測屋から言わせてもらうと、書いてあることはただ単に通信できたってだけで
何の保証にもならないよね。
Ethernetだけでなくケーブルのテストには通常ケーブルテスターなるものを使って
テストしますが、通常どのケーブルでも耐圧試験(500V〜10000V)の項目がある。
自作ケーブルでは、このテストは難しい。その時点で、自作ケーブルは趣味意外の
場所で使用するべきではないんだよね。。実際、動作が不安定なネットワーク環境
で使用しているケーブルを検査してみると、耐圧試験に耐えられないものや、
ケーブル内の各線が等長でないため、信号の伝搬差異が大きかったりで。。
ちなみに、国産・アメリカ・台湾の各種ケーブル屋は上記テスターを常備している
。最近では中国(上海)なんかも多い。安い完成ケーブルでは、テストしていない
ものも売ってたりする。<Cat6とうたい文句でCat3でてなかったものも多数あった。
問題はコネクタ部 (スコア:0)
でも、100BASE以上となると、コネクタの工作精度がかなり効いてきます。
よりを少し戻し多くても品質的には大幅に低下しますので注意が必要ですし、
専用のケーブルテスタでチェックしないケーブルの品質については「良い」という評価を
与えるのは危険です。
結論:ケーブルテスタ代だけで足が出るから出来合いを買った方がマシ。
Re:問題はコネクタ部 (スコア:5, 興味深い)
Gigabit Ethernet では周波数が高いため、よりの戻し量をかえる
ことで、Fast Ethernet と比較して顕著にアナログの信号レベルが
低下する点については先に、品質の高いものを自作するのは難しい [homeip.net] で
紹介されている通りだと思います。
ただ、アナログ特性が変化しても、ビットレートやパケットロス率に
影響を与えることはなく、一定品質以上であれば安定した通信を行う
ことが可能というのが元の趣旨です。
上司が部下の説得のため、信号特性の話を持ち出しているのは誤りではない
かと考えていますが、ただ、引っこ抜いたら抜けちゃうようなケーブルが作られて
しまうことが頻繁にあるのも事実ですから、(個人的には)ケーブルは出来合い
を使うべきであるという主張に異論はありません。
ラボで管理されているなど自分で圧着しなおせるものならどちらでもよいと
思いますし、データーセンタのサーバ間接続を自分でやっちゃまずいでしょう。
タレコミのケースでは、ブランチの規模や障害発生による経済損失のでかさに
依存するでしょうね。
超高周波舐めてます?(Re:問題はコネクタ部 (スコア:1, フレームのもと)
なんだかんだ言って自作に拘りたい気持ちは非常に強く感じますが、アナログを舐めてますよ。
なんでCat6ケーブルと言う物が特別にあるのか考えたことはありますか?
100MHz前後やそれ以下の帯域とGHzオーダーの帯域では勿論同じ線の減衰も違いますがそれ以上に端と端のインピーダンスマッチングのシビアさが体感で二桁三桁違ってきます。
ホンの一ミリ二ミリの線路長のずれが致命的に大きな端間でのインピーダンス値の違いを生じさせ、このずれは勿論端間での信号強度の違いに繋がると同時に信号の反射=不要な輻射に繋がる。
不要な輻射はケーブル内外のクロストークに直結しますよ。そしてクロストークはそれこそパケットエラーに直結する。これはパケットが出てくる頻度に比例?して起こる不良率の増加の問題ではなくパケット一個の信頼性自体の問題です。
波長数メートルオーダである100Base-Tの伝送信号でもそこそこシビアな事やっているのですが、波長数十センチ以下である100Base-Tの場合には減衰もクロストークもとんでもない値になって帰ってくる。
そして、それは信号ライン間のクロストークの強さとして跳ね返ってくる。1000Base-Tくらいの周波数になると旧来のケーブルではクロストーク対策も減衰レベル対策も不十分でケーブル内部の構造自体見直さないといけないわけです。それこそ、ケーブル一本の撚り方や中の線一本の撚り方・内部構造から。
更に問題になるのは端に当たるコネクタの配線で、この部分はそれぞれの線がむき出しになってるので線の間自体で容量的に結合を起こします。この部分のインピーダンスの影響は既に対策が取られているCat.6ケーブル内部とは比べ物にならないくらいに大きい。だからコネクタ内部の配線まで規格化されてしまう訳です。
たしかに、あなた(達)は自作でうまく行ってるのでしょうが、それはあなた(達)が偶然その手の工作作業に熟練して自覚しないうちに工作精度を高く保てるからであってけして一般論ではないですよ。素人が真似してもいいような中身ではない。
いい加減な気持ちで一般論的に書くのは止めた方がいいですよ。
Re:超高周波舐めてます?(Re:問題はコネクタ部 (スコア:3, 参考になる)
>素人が真似してもいいような中身ではない。
もともと「電話線でお手軽ネット」から始まったもので、それを極限的に拡張した「ツイストペアでギガビット」がいかに難しいかはさんざん云われてきた通り。でもプロと言われる業者の末端の人も実はニワカだったり、市販のケーブルすべてが合格点と言いきれないのが現状。もしも作業従事者全員が免許制、かつ使用前に検査、許認可となって、そういうのまでダメ出ししてると、本当にネットというものが特別なものに神聖化されて、普及に大きな制約がかけられるのは避けられない。すごく高くて一般人には縁のないものになるかも。
#「DIYは100Mまで」というのも現実的かもしれない。実際ギガビットは個人的にはオススメしてない。
実際問題、「これは全部やり直しだね」と言ったところで、専門家に頼む費用は?自製なら誰がやるの?あなた一人で?ということで足踏み状態ということも。SOHOならちょっと高級な既製品でOKだけど、工事の規模が大きく予算も厳しいとなると手のつけようがない。
「普通のスキルの人が、いかにして合格レベルの仕事ができるか」がギガビット世代の大きな懸案で、コネクタやケーブルの仕様策定はともかく、現場レベルの環境整備が全く追いついていないというのが大問題。専門家以外でEthernetケーブルの品質の重要性に気づく人がまだ少ないからか。
やっぱり、アナライザの値段が高すぎなのが最大のネック。ヨドバシカメラ等で誰でも買える&使いこなせるアナライザが出れば…業者上がったり?それが問題か?
Re: (スコア:0)
仕事で配線業務をきちんとやるならケーブルテスターくらい買いなさい。
それが割に合わないなら出来合いのを発注するなどして、コネクタ付きで通線しなさい。
それも出来ないなら配線業務は請け負うな。
ユーザの無知に付け込む業者ならそのレベルだし、まともと自負したいならきちんとした作業をするべきだ。
現場レベルの環境整備が追いついてないことと、追いついてないのに仕事を請け負うのは別次元の話だが、
それを混同して貰っても困る。できないことを出来ると言って作業するのは一種の詐欺だろう。
Re:超高周波舐めてます?(Re:問題はコネクタ部 (スコア:3, すばらしい洞察)
CAT6を必要とする1000BaseTXがどうなのかはわかりませんが、
少なくとも1000BaseTに関しては多少の工作精度で通信品質が
がかわることはありません。
理由としては、多少のアナログ特性のばらつきは、エコーキャンセラ
やクロストークキャンセラといったもので特性が補正され、計測
上特性が多少悪くても実際の通信ではほとんど影響を受けなく
なるからです。
それとも、1mm程度工作精度を変えてみてどのくらい通信速度
やビットエラーレートがかわるのか試されましたか? もし試さ
れたことがあるならNICの型番、ハブの型番を教えてください。
Re:超高周波舐めてます?(Re:問題はコネクタ部 (スコア:1)
質の悪いプラグなど使うと、あっという間に許容値越えてしまうし、それを見過ごしていれば、厳しい環境やら劣化やら複数のミスの積み重ねやらで実際にトラブルは起こります。正しく基準を守ることで、LANが大規模化しても様々なトラブルから守られます。マージンの確保は大規模になると効いています。
それにトラブルの現場では「多少の工作精度」なんて甘いものでなく、本当に何も知らない人は自己流工事でめちゃくちゃなことをしてくれることもあります。Cat.5を電話線で代用してたり。それこそ刀狩りじゃないですけど、圧着ペンチは回収しましょうw
Re: (スコア:0)
>やビットエラーレートがかわるのか試されましたか? もし試さ
>れたことがあるならNICの型番、ハブの型番を教えてください。
こういうことを言ってる時点で問題の本質を捕まえていない証拠でしょう。
影響を与えるのは外来ノイズという外部環境であって、NICやハブを例に挙げろというのは的外れです。
Re:超高周波舐めてます?(Re:問題はコネクタ部 (スコア:1)
電線メーカーの仕様書を見ていて感じた雑感ですが。
GHzオーダーになると搬送波自体の取り扱いがシビアになるのは、指摘の通りです。
このため、1000BASEの規格を満たすために、電線メーカーもいろいろと苦労されているようです。
推奨コネクタなるものが存在するのは、電線の開発時に、そのコネクタで良い成績を出したもののようです。(経験値)
>素人が真似してもいいような中身ではない。
>いい加減な気持ちで一般論的に書くのは止めた方がいいですよ。
線路設計寿命、不具合発生率まで考えると、この選択がベストですね。
ただ、個別論として・・・ベストエフォートでもいいという場合には、・・・自作でもよいのでは?
使用する環境によって、必要な S/N も C/N も変わってきますからね。
規格により規定された値は、(この場合)最低保障値だから・・・若干値が悪くても(まともな電線メーカーの線を使っていれば)多くの場合、パケロスを生じることも無いでしょう。
この観点・・・自己責任を負う・・・であれば、自作も否定しない方が、いいのでは?
Re:問題はコネクタ部 (スコア:3, 参考になる)
補足:
ここで言った工作精度というのは自作の際の、コネクタにケーブルを接続する工作の精度のことです。
コネクタ自身のモールドの精度という意味ではありません。
あと、ツイストペアのよりがいかに大事かというのはプロの実験を見て貰うのが一番かな?
ここのページ↓の第24号に記載があります。
ツイストペアケーブルの撚り戻しが引き起こす ノイズ耐性の低下 [tsuko.co.jp]
ちなみに、ケーブルのよりを一箇所戻しただけで品質は悪化する、という部分も興味深かったです。
Re:問題はコネクタ部 (スコア:2)
これは大変興味深いですね。
データだけ見ると、撚り戻し量が 1mm 違おうがビットエラー率に
有為な差はなさそうですね。
Re: (スコア:0)
問題はノイズが有った時に弱いということ。
自作用コネクタの作りがギガ対応のと非対応のじゃ、
よりに対する差が1mmどころか5mm以上あるのも存在するし、工作の仕方でそれ以上にもなる。
Re:問題はコネクタ部 (スコア:2)
ノイズの問題が随分と指摘されていますが、Cat6ケーブルはシールドが
しっかりとされている印象があります。
例えば、シールドのしっかりしたCat6ケーブルを敷設し、そのうえで両端を
市販品または自作とした場合、両者のノイズから受ける影響の度合いには
有意の差が生じるのでしょうか?
単純に技術的な興味があるのでご教授頂ければ幸いです。
And now for something completely different...
Re:問題はコネクタ部 (スコア:2)
> ノイズの問題が随分と指摘されていますが、Cat6ケーブルはシールドがしっかりとされている印象があります。
え?
カテゴリー6は一般にシールド無しより対線(UTP)で、シールド付より対線(STP)とは別物でしょう? ですから、「ノイズ対策のシールドがしっかりしてる」なんてことは在り得ないのでは、と思いますが?
Re:問題はコネクタ部 (スコア:1)
コネクタ周りはシールドしてません。
ちなみに、STPでも、スイッチ側でアース落としてないと
逆にノイズが乗っちゃうので、シールドしてるから
ノイズ乗らない、という訳ではないですよ。
ケーブルを敷設する業者(単線命) (スコア:2, 興味深い)
ツイストペアのより線をないがしろにするところをよく見ます。
>>ちなみに、ケーブルのよりを一箇所戻しただけで品質は悪化する、という部分も興味深かったです。
これは10BASE-T全盛期のときからよく言われておりました。
その辺が理解できている業者が作るケーブルはコネクタソケット直前までよってあります。
(市販品でもより線がきっちりしているケーブルはあまり見かけない)
簡易テスター(ポータブルテスター)ではその辺の事情が数値としてでないので
難しいところなんですがノイズ対策としては非常に重要だったりします。
ちなみに、ケーブルは一度敷設すると25年は持つので大事にしてもらいなよ・・・・
って思って早13年 気がついたら光に置き換わってた・・・・なんてよくあります。
Re: (スコア:0)
とか最後についてそう(笑) 「Non-ECCメモリ使ってるけど今までデータが化けたことなんて無いから大丈夫」みたいなのを連想した。
うちは何度かトラブった結果として自作品は全部捨てましたし、購入品も簡易ではありますがチェックしてから使うようにしました。
おかげでハブのポートが1つおかしかったり、市販のCAT5eなのにGbEのリンクがぎりぎりのケーブルを発見したりもしましたが。
手間考えると二重化するが一番楽かも。あと伝送路品質をじわじわ落としていってきちんと100や10でリンクし直すかもチェック出来るならやっといた方が。
もちろん、自宅で速度実験する用途に自作ケーブルを使うことには何ら問題ありませんよ。
Re: (スコア:0)
なんか違和感の理由が分かった。
jsiさんの例って
・Gbit帯域の測定
・クロス・スイッチおよび複数回の対比
・OSのチューニングする
な実験を仕事をする人が作ったケーブルを自作ケーブルって言っているのだよね。
比較するケーブルをそこらのネット選任でない技術者数名に作らせたものを比較したものではないのだよね。
だったら、安定した品質を出せるのは当たり前だ。
ps.
光ケーブルだってそれなりのキット買ってくれば素人もそれなりのものは作れるよ。
当然、品質の安定は無いけど。
まとめ (スコア:3, 参考になる)
私の意見をまとめると以下となりますね。
が指摘されるが、実際にはケーブルの品質が原因であることは稀。
結線を間違えでもしない限り、性能を使いきれるものが出来る。
(ただし、ケーブルや端子は一流メーカー品であることが前提。)
特性のばらつきはインピータンスの不整合をもたらし、クロストーク
やエコーの発生原因になります。が、1000BaseTではこの問題を
解決するためにクロストークキャンセラやエコーキャンセラという
ASICの信号処理ベースの技術が導入されており、多少のインピータンス
ミスマッチングが通信性能に影響を与えることはほとんどない。
経験上ケーブルの品質で有為な差は無さそう。もしかすると、
10^(-10) とかそのくらいの割合でエラーが増えたりするかもしれないが、
そもそもIPネットワークなら 10^(-6) - 10^(-8) ぐらいの割合
で常にパケットロスがおきているため、実際この種のランダムエラー
の増加がネットワークの通信に影響を与えることは皆無と考えられる。
これ以上の信頼性が必要ならば光ファイバが必要。
異なるということは無いだろう。提示された資料では、蛍光灯
に近づけて差異があることを提示されているが、このような状況
にでもならない限りほとんど差はないということ。
敷設の2点間で電位差を生ずることがあり、通信に影響を与える場合があるため。
またノイズを拾う危険性が高くなるため。この点については
FDDIの時代から言われ続けていること。
性能に影響を与えることはありません。ただし、素人が作ったケーブル
は危険です。例えば、被覆をむきすぎているとか、奥まで差し込まれて
いないとか、圧着が弱いとか。仮に実信号を流してテストするテスター
を使っても、この種の(強度不足の)トラブルは測定できず、時間がたって
からリンク不良となるなど、問題が顕著化することもある。
べきかは、状況に依存する。
CAT6を必要とするテクノロジではまた状況が異なるだろう。
少なくとも、1000BaseTはCAT5eで100%の性能が出る
設計になっており、CAT6を必要としない。CAT6を使った
ところで、通信性能が上がることはない。
Re:まとめ (スコア:1)
1. だいたい、nicとswとで相性が悪いことが多い。
が
3のようなエラーレートがL1ででることはほぼない。
ケーブルが悪さをする時は、1000パケットあたり1エラー
くらい。
また、L3レベルでのエラーは正常であれば、見受けられな
いくらい。
自作(テスターかけてない)と(テスターかけてる)で、比較
はしていないがおそらく導入当初はあまり有意な差は出ない
と思う。
ただ、実際ワイヤリングクローゼット周りを配線する場合は、
5.1000BASE-T環境でも、100BASE-TX環境でも、規格値
いっぱいの100m近くまで配線する場合がほぼ。
(当然スイッチ間は光だがpcの接続を光でする酔狂な人は見ないです。)
そんな状況で、
7.の選択肢に個人で、という選択肢は絶対に出てきません。
また、ワイヤリングクローゼット周りを業者or既製品で引き回すのに
サーバ、コアスイッチ周りだけ自作で対応する意味もありません。
(業者に頼めば10m物のパッチケーブルくらい試験済みで作ってくれるよ。
ケーブルもコネクタもだいたい余るくらい買ってるんだし。)
新規配線する場合はこんな感じですね。
追加で引き回す必要が出た時も新規配線時にリスク見てて、追加時に
見ない理由がないので、業者or既製品ですね。
Re: (スコア:0)
長すぎな上に的はずれすぎ。
>ただし、素人が作ったケーブルは危険です。
これだけで十分。