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インターネットの基礎技術が匿名性を廃した形で実装されていても果たしてインターネットは今日のように普及したんだろうか?
まるっきりの、あてずっぽうな意見ですが。
現実のインターネットは、匿名性の存在ゆえに、現金決済の実装に四苦八苦してきた、という歴史を歩んでいます。匿名性の欠落は、ネットの商用利用を促進したかもしれません。
けど、いつも行ってるスーパーの店員は俺の名前知らないと思うよ。
匿名性じゃなく、もっと本質的な別の何かがあるはず。。。
『ネットでの自己証明には、匿名性ではないもっと別の、本質的な要件があるに違いない』という意見には賛成します。(いや、そんな話じゃないんだ、って事なら、適宜フォローをいただきたく)
でも、スーパーやコンビニの例えで言えば、レジの前で、商品の対価を支払おうとしている奴は、住所氏名年齢性別が明らかでなくとも、その商品を買おうとした本人だ、というのが、ほぼ確実に明白なワケです。
しかし、ネット上での取引は、そういった「自明の前提」に寄りかかる事を許しません。その前提を阻害する、最大の要因は、やはり匿名性に求められるのではないでしょうか。
でも、スーパーやコンビニの例えで言えば、 レジの前で、商品の対価を支払おうとしている奴は、 住所氏名年齢性別が明らかでなくとも、 その商品を買おうとした本人だ、 というのが、ほぼ確実に明白なワケです。 しかし、ネット上での取引は、そういった 「自明の前提」に寄りかかる事を許しません。
上記のご意見では「商品の対価を支払おうとしている奴はその商品を買おうとした本人」と、あくまで「人」の認証に重きを置いておられるようですが、実際に店側が客との取引に応じてくれる最大の理由は「支払われた対価が本物であって、確かに買おうとした本人の所有物である」(と信じられる)からだと思います。 #薬品など特殊な商品であれば買いに来た人の素性も気にするかもしれませんが、少なくともコンビニでの買い物レベルであれば。 もし仮に、日本の紙幣・硬貨の偽造対策が今ほど強くなく、簡単にお金の偽造が出来てしまう状況だったら、 もし仮に、日本の治安が今ほど良くなく、お金の窃盗が簡単に出来てしまう(してもまず捕まらない)状況だったら、 個人IDを首からぶらさげて実在の店舗に買い物に行ったところで、今ほどスムーズに買い物はできないだろうと思います。 #実際、海外のお店で支払いをトラベラーズチェックでしようとしたところ、パスポートを提示して確認してもらった後も支払いが完了するまでかなり時間がかかった経験があります。 #「人」の認証が本質的な要因であれば、パスポートを確認された段階で支払いが済んでいたことでしょう。 まとめますと、取引において最も重要なのは「人」ではなく「お金(対価)」の認証だと私は考えます。 で、ネット上でお金の認証が難しい主な理由の一つはお金を有体物の形でやり取りできないからであって、この点はネットの匿名性を云々したところで直ちに解決するものではないと思います。
匿名性と現金決済のつながりがピンとこないのですが、どういう関係でしょう。
テレビで四六時中流されてるテレフォンショッピングだって、すし屋の出前だって、注文の電話をしているのが誰か分からないという点では同じことですよね。
番号通知のある現在ならともかく、そんなサービスの無かった昔の電話サービスを考えれば、IPアドレスだけは分かるインターネットの方が、まだ匿名性は低くないでしょうか。
>ネットの商用利用を
それ、ネットはネットでも、ATMが電子ネットワークで繋がってるってのと同じ次元…になるかも知れない。
便利だけどそれだけであって、別に面白くもなんともない「お仕事」の場になる、という。あるいはそこまで言わなくても「水道、電気、ガス」のようなものになる、と。
少なくとも文化の創造場所には成り難い気がする。
むかし、むかしマイクロソフトという会社が、同じことを考えてMSNというものを作ってだな(以下略
たとえばパソコン通信時代のニフティサーブなどは匿名性ゼロどころか課金制だったけどフォーラムによっては荒れまくってたし、
携帯電話のウェブサイトもある意味管理されたネットなわけで。
そう変わらない気がする
>パソコン通信時代のニフティサーブなどは>匿名性ゼロどころか課金制だったけど>フォーラムによっては荒れまくってた
それは匿名性ゼロといってもID制ってだけで実名強制表示ではなかったからでは?もちろん実名が出た上での言い争いもあったとは思いますが
程度の差としても非匿名性=実名強制表示ならばある程度は抑制効果が期待できるのではないかと
どの段階もある程度は、なだけで同じでしょう
電子メールやネットニュースに(追跡不能という意味での)匿名性ってある?
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ハッカーとクラッカーの違い。大してないと思います -- あるアレゲ
匿名性がなくても普及したのかな? (スコア:3, 興味深い)
インターネットの基礎技術が匿名性を廃した形で実装されていても
果たしてインターネットは今日のように普及したんだろうか?
Re:匿名性がなくても普及したかもよ? (スコア:4, すばらしい洞察)
まるっきりの、あてずっぽうな意見ですが。
現実のインターネットは、匿名性の存在ゆえに、
現金決済の実装に四苦八苦してきた、という歴史を歩んでいます。
匿名性の欠落は、ネットの商用利用を促進したかもしれません。
Re:匿名性がなくても普及したかもよ? (スコア:1)
けど、いつも行ってるスーパーの店員は俺の名前知らないと思うよ。
匿名性じゃなく、もっと本質的な別の何かがあるはず。。。
1を聞いて0を知れ!
Re:匿名性がなくても普及したかもよ? (スコア:1)
『ネットでの自己証明には、匿名性ではない
もっと別の、本質的な要件があるに違いない』
という意見には賛成します。
(いや、そんな話じゃないんだ、
って事なら、適宜フォローをいただきたく)
でも、スーパーやコンビニの例えで言えば、
レジの前で、商品の対価を支払おうとしている奴は、
住所氏名年齢性別が明らかでなくとも、
その商品を買おうとした本人だ、
というのが、ほぼ確実に明白なワケです。
しかし、ネット上での取引は、そういった
「自明の前提」に寄りかかる事を許しません。
その前提を阻害する、最大の要因は、やはり
匿名性に求められるのではないでしょうか。
Re:匿名性がなくても普及したかもよ? (スコア:2, すばらしい洞察)
上記のご意見では「商品の対価を支払おうとしている奴はその商品を買おうとした本人」と、あくまで「人」の認証に重きを置いておられるようですが、実際に店側が客との取引に応じてくれる最大の理由は「支払われた対価が本物であって、確かに買おうとした本人の所有物である」(と信じられる)からだと思います。
#薬品など特殊な商品であれば買いに来た人の素性も気にするかもしれませんが、少なくともコンビニでの買い物レベルであれば。
もし仮に、日本の紙幣・硬貨の偽造対策が今ほど強くなく、簡単にお金の偽造が出来てしまう状況だったら、
もし仮に、日本の治安が今ほど良くなく、お金の窃盗が簡単に出来てしまう(してもまず捕まらない)状況だったら、
個人IDを首からぶらさげて実在の店舗に買い物に行ったところで、今ほどスムーズに買い物はできないだろうと思います。
#実際、海外のお店で支払いをトラベラーズチェックでしようとしたところ、パスポートを提示して確認してもらった後も支払いが完了するまでかなり時間がかかった経験があります。
#「人」の認証が本質的な要因であれば、パスポートを確認された段階で支払いが済んでいたことでしょう。
まとめますと、取引において最も重要なのは「人」ではなく「お金(対価)」の認証だと私は考えます。
で、ネット上でお金の認証が難しい主な理由の一つはお金を有体物の形でやり取りできないからであって、この点はネットの匿名性を云々したところで直ちに解決するものではないと思います。
Re: (スコア:0)
その点で、インターネットと社会生活とでは匿名性のありかたが根本的に
異なるという事実を認識しないといけないと思っています。
スーパーの例を考えると、これは実は決して「匿名」とは言えないです。
なぜか。「自分の顔や姿がレジや周囲の人にはっきり見えている」から。
これはすごく大きい要素です。この時点で「どこの誰か分からない」
という意味での匿名性はだいぶ崩れていると思うのです。普通の社会生活でさえ、
匿名性は思ったほど担保されていないのではないでしょうか?
そうでなければ、奇矯だったり反社会的な
Re:匿名性がなくても普及したかもよ? (スコア:1)
匿名性と現金決済のつながりがピンとこないのですが、どういう関係でしょう。
テレビで四六時中流されてるテレフォンショッピングだって、すし屋の出前だって、
注文の電話をしているのが誰か分からないという点では同じことですよね。
番号通知のある現在ならともかく、そんなサービスの無かった昔の電話サービスを考えれば、
IPアドレスだけは分かるインターネットの方が、まだ匿名性は低くないでしょうか。
Re: (スコア:0)
>ネットの商用利用を
それ、ネットはネットでも、
ATMが電子ネットワークで繋がってるってのと同じ次元…になるかも知れない。
便利だけどそれだけであって、別に面白くもなんともない「お仕事」の場になる、という。
あるいはそこまで言わなくても「水道、電気、ガス」のようなものになる、と。
少なくとも文化の創造場所には成り難い気がする。
Re: (スコア:0)
ケータイ世代に言わせれば決済も楽だしネットコミュニケーションも出来るケータイは、
PCはなくなってもいいけどケータイは手放せないと言うんじゃないかな?
そこに文化創造の障害なんて無いと思うよ。
Re: (スコア:0)
むかし、むかし
マイクロソフトという会社が、同じことを考えてMSNというものを作ってだな(以下略
Re:匿名性がなくても普及したのかな? (スコア:1, すばらしい洞察)
たとえばパソコン通信時代のニフティサーブなどは
匿名性ゼロどころか課金制だったけど
フォーラムによっては荒れまくってたし、
携帯電話のウェブサイトもある意味
管理されたネットなわけで。
そう変わらない気がする
Re: (スコア:0)
>パソコン通信時代のニフティサーブなどは
>匿名性ゼロどころか課金制だったけど
>フォーラムによっては荒れまくってた
それは匿名性ゼロといってもID制ってだけで
実名強制表示ではなかったからでは?
もちろん実名が出た上での言い争いもあったとは思いますが
程度の差としても非匿名性=実名強制表示ならば
ある程度は抑制効果が期待できるのではないかと
Re: (スコア:0)
どの段階もある程度は、なだけで
同じでしょう
Re:匿名性がなくても普及したのかな? (スコア:1)
電子メールやネットニュースに(追跡不能という意味での)匿名性ってある?
言ってないことに反論するなよ