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日頃の仕事と関係なくはないので、ACで発言します。
たとえば、「単位変換テーブルを参照して数量を再計算し、価格表マスタテーブルを照合して金額を計算し、それを書き出す。」というごく単純な、誰が実装してもそうなってしまうような特許、というのがあります。問題が表面化しないのは、目的をごく一部の業種にしか必要のない話に限定しているためで、競合他社がピンポイントに当たってしまう場合は、どうしても回避しようとしなくてはいけなくなります。目的を一部ずらしたり、先の例だと、「『単位変換テーブル』なるものをあらかじめ作らず、プログラムの地の文に書いてしまう」、なんていう方法で避けることになります。
何も新味がないので、そもそも保護対象になるのか疑問ですし、営業文句のためだけに特許を取っているので、実際に意味がありません。こういうのの回避に時間が割かれるのは確かに社会が不利益を被っているとは言えるかもしれません。
あくまでこういう例がある、ということにすぎませんが、多少具体的建設的な議論につながれば幸いです。
その道の専門家に頼んで既存の特許があるかどうかを調べるだけで結構な金が掛かる(故意の特許侵害ではないという証拠の為に、「外部専門家が特許DBを調べたけど見つからなかった」という記録を残すことが必要)ので、マジメにソフトウェア特許に対応しようと思うと資金力のない小さな会社はソフトウェア業は無理、なんて聞いたことがあります。
小さい会社が大企業と堂々と渡り合うためには、特許が必要、なんて聞いたことがあります。
まあ、ソフトウェア特許で全世界(言い過ぎ)を敵に回した大企業もあることですし
# GIF(というかLZW)特許はそんなに昔のことじゃないよね?
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弘法筆を選ばず、アレゲはキーボードを選ぶ -- アレゲ研究家
ささいなアルゴリズム特許との戦い。 (スコア:0)
日頃の仕事と関係なくはないので、ACで発言します。
たとえば、「単位変換テーブルを参照して数量を再計算し、価格表マスタテーブルを照合して
金額を計算し、それを書き出す。」というごく単純な、誰が実装してもそうなってしまうような特許、
というのがあります。
問題が表面化しないのは、目的をごく一部の業種にしか必要のない話に限定しているためで、
競合他社がピンポイントに当たってしまう場合は、どうしても回避しようとしなくてはいけなくなります。
目的を一部ずらしたり、先の例だと、「『単位変換テーブル』なるものをあらかじめ作らず、
プログラムの地の文に書いてしまう」、なんていう方法で避けることになります。
何も新味がないので、そもそも保護対象になるのか疑問ですし、
営業文句のためだけに特許を取っているので、実際に意味がありません。
こういうのの回避に時間が割かれるのは確かに社会が不利益を被っているとは言えるかもしれません。
あくまでこういう例がある、ということにすぎませんが、多少具体的建設的な議論につながれば幸いです。
Re: (スコア:2)
大企業との戦い Re:ささいなアルゴリズム特許との戦い。 (スコア:0)
その道の専門家に頼んで既存の特許があるかどうかを調べるだけで結構な金が掛かる(故意の特許侵害ではないという証拠の為に、「外部専門家が特許DBを調べたけど見つからなかった」という記録を残すことが必要)ので、マジメにソフトウェア特許に対応しようと思うと資金力のない小さな会社はソフトウェア業は無理、なんて聞いたことがあります。
小さい会社が大企業と堂々と渡り合うためには、特許が必要、なんて聞いたことがあります。
Re:大企業との戦い Re:ささいなアルゴリズム特許との戦い。 (スコア:0)
まあ、ソフトウェア特許で全世界(言い過ぎ)を敵に回した大企業もあることですし
# GIF(というかLZW)特許はそんなに昔のことじゃないよね?