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ネットワークライブラリ部分辺りは、Mozilla 1.0 前後でもコードは 7 割以上公開された物のまま、とかいう話が Mozilla の開発者向けプロジェクトページとかに書かれていたと思いましたよ。ということで、実際に全部を全部「これは全部捨てないとダメだ」ということで書き直された訳でも無かったりします。
確かにレンダリングエンジン、特に CSS 回りとか JavaScript エンジンの実装周りは全部捨てて書き直しとかもしてそうですけどね。
あと、捨てた後に書き直した開発者には「Netscape の開発者」が多かったわけで……なので単に恥をかいただけ、とは言い辛い気もしますよ。
ちと記憶が曖昧ですが、確か最初に公開されたソースコードを元にビルドしたものを広く公開したのは、オーストラリアかどこかのチームだったような気がします。 最初に公開されたソースコードには暗号関係のモジュールが含まれてなくて、その代わりに自分達でモジュールを組み込んでビルドして公開。 ソースコード公開から数日後くらいの速さだったような。
日本語圏でもビルドにチャレンジしていた人は割といらっしゃいました。 なかでも有名(だと思う)のは、やっぱりよしおかさんかなぁ。 よしおかさんの「モジラの解剖 [archive.org]」は色々ためになりました。
#1285523 [srad.jp] で言及されている Software Design の記事 [archive.org]も、よしおかさんですね。
当時のスプラッシュイメージが懐かしい。 赤字で落書きのように書き直された Mozilla Navigator 5.0 [archive.org] が眩しいよw
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アレゲはアレゲを呼ぶ -- ある傍観者
Netscape5が使いたい (スコア:2, 興味深い)
いたらバイナリ公開してほしい。
Re:Netscape5が使いたい (スコア:3, すばらしい洞察)
オレも,Netscape5ってどうだったのよ,っていう野次馬根性的な興味はありますねー.
「Netscapeのソース公開」という出来事は,オレの中では,「企業が開発した自前コードのオープンソース化の有名な事例」であると共に,「せっかく多大な苦労(権利関係でマズい部分を削除するなどの全面的なチェック)してソースを公開したのに,開発者からは『こんな腐ったコード使うくらいならスクラッチから書くわい』と無残にも見捨てられてしまったトホホな例」としても強烈に記憶されてます.結果的に,オリジナルの開発陣が恥をかいただけでソース公開した意味は全く無し,みたいな.;-p
だって,(実質)無料配布してた頃は散々「ソース公開してくれれよー」って言ってたくせに,いざ開発が始まったらあんな反応なんだもんなぁ.きっとOS/2 [srad.jp]だって,口車に乗せられてソース公開なんてしちゃったら「けっ,こんなクソなコードの保守なんてやってられっかよ!」みたいな散々な目に合っちゃうんじゃないのかなー,とか思ったり.
Re:Netscape5が使いたい (スコア:2, 興味深い)
ネットワークライブラリ部分辺りは、Mozilla 1.0 前後でもコードは 7 割以上公開された物のまま、とかいう話が Mozilla の開発者向けプロジェクトページとかに書かれていたと思いましたよ。ということで、実際に全部を全部「これは全部捨てないとダメだ」ということで書き直された訳でも無かったりします。
確かにレンダリングエンジン、特に CSS 回りとか JavaScript エンジンの実装周りは全部捨てて書き直しとかもしてそうですけどね。
あと、捨てた後に書き直した開発者には「Netscape の開発者」が多かったわけで……なので単に恥をかいただけ、とは言い辛い気もしますよ。
Re:Netscape5が使いたい (スコア:1, すばらしい洞察)
>「けっ,こんなクソなコードの保守なんてやってられっかよ!」みたいな散々な目に
さすがにそれは無いでしょ、だから公開したほうがいいよとは思いませんが。
(1)コード自体の規模
OSほどになれば、クソでもなんでも軽々しく批判できる規模じゃないし、
そんな事言える奴は限られる、代替実装プロジェクトに参加している奴くらい。
そうでなく言ったら、クソというからにはオマエやってみろ=協力しろよ
という流れになるので結果的にプラスの効果がある。
(2)会社の日頃の姿勢
IBMはOS/2で食べていない過去の物、Eclipseなどに貢献してくれているし、
特許5000件提供なんて事もあったりで、大体IBMクオリティに過度の期待は無い。
そして、クソなんていえる奴はIBM以上に社会貢献してんのかよという話になるので、
協力(ry
結局、Netscapeの場合、自身もそれで食べていく意思を持っていた。
だから確かGPLでは無かったし、公開された部分が限定的だったような。
(他社との権利の兼ね合いもあったにしても)
またあの当時既に人材の流出が加速していたので、「雑だけど管理出来ている」のでなく、
「自分だけで手に負えなくなったから手放した」と明らかだったと。
そうでなければ、Netscapeのコードでもこんな程度なんだな、でもすごいよなあ
という感心や感謝の感情だって湧き上がる余地があったと思うんですよね。
自分は単にその出来事に、すごい事になったなと思っただけでした。
Re: (スコア:0)
「こんなもん公開したって、ウチにとって損にならないからね」と。
Re:Netscape5が使いたい (スコア:1, 参考になる)
Re: (スコア:0)
今から思えば、SDが一番輝いていた時代だった気がする。
よしおかさんの「モジラの解剖」 (スコア:1, 参考になる)
ちと記憶が曖昧ですが、確か最初に公開されたソースコードを元にビルドしたものを広く公開したのは、オーストラリアかどこかのチームだったような気がします。 最初に公開されたソースコードには暗号関係のモジュールが含まれてなくて、その代わりに自分達でモジュールを組み込んでビルドして公開。 ソースコード公開から数日後くらいの速さだったような。
日本語圏でもビルドにチャレンジしていた人は割といらっしゃいました。 なかでも有名(だと思う)のは、やっぱりよしおかさんかなぁ。 よしおかさんの「モジラの解剖 [archive.org]」は色々ためになりました。
#1285523 [srad.jp] で言及されている Software Design の記事 [archive.org]も、よしおかさんですね。
Mozilla Navigator 5.0 (スコア:0)
当時のスプラッシュイメージが懐かしい。 赤字で落書きのように書き直された Mozilla Navigator 5.0 [archive.org] が眩しいよw
Re: (スコア:0)
他社開発のライブラリを除外して公開されてるので、
除外されたライブラリを調達できる人しかmakeできない。
たとえmakeできても公開するのには、
権利関係者と契約を結ばなくてはならない。
本田