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しかしその一方で、これまでユーザーの自主性に委ねていたリンデン・ラボ社がこうした「強硬策」に出たことへの不信感もあり、リンデン・ラボ社の「銀行停止措置」を発表した公式ブログでは、「リアルライフ(RL)でできなくて、セカンドライフ(SL)でできることは何なわけ?今度は何が禁止されるのやら」
多くの仮想銀行が、「セカンドライフ」内のギャンブルやアダルトショップでの収入を見込んで、高金利での資金運用をしていたことが要因との見方がもっぱらだ。というのも、リンデン・ラボ社は2007年に、世界各国の賭博法に抵触する危険があるとしてギャンブルを禁止し、児童ポルノ法に反するとして未成年の仮想「性行為」などに対してアカント削除などの厳正な措置を講じた。これらからの収入が見込めなったのが響いた。 前出の1月23日の「ウォールストリートジャーナル」も、 「リンデン・ラボが"各国の賭博規制に抵触する"との理由から、同サイト内でのギャンブル運営を禁止したことがGinko Financialを直撃した。その結果、Ginkoは取り付け騒ぎを起こし、投資家たちの債務を負うことになった」 と解説している。
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私はプログラマです。1040 formに私の職業としてそう書いています -- Ken Thompson
いいかげん目を覚ませよ (スコア:2, 興味深い)
というか今に限らず昔でもあり得ない…。
> 当然ではあるが仮想空間の事件に対していずれかの国の法を適用することはできず、泣き寝入りの可能性も。
米国民はアメリカのデジタルミレニアム法とやらではサポートされない範囲の話なんでしょうか?
日本国の場合は対象になる法律とかあるんですか?
# 私は法律全然詳しくないので、こういう話にも最初から拒否のポリシーです。
# 逆にこういうのを信じられる人がうらやましい。裕福なんでしょうな。
# ちょっとまえなら退職金全額つぎ込んじゃったとかいう計画性もくそもない某なんとか通信ってありましたよね。ファミコン通信でしたっけ?
Re:いいかげん目を覚ませよ (スコア:4, 興味深い)
親レスの方は、「セカンドライフもリアルの延長」という感覚が強固であるように見受けます。
セカンドライフで今回殺到したような人々は、そうではなく、「リアルでルールや常識に固められてできないことも、セカンドライフでは(ルールのあいまいさなどを潜り抜けて)実現できるかもしれない」という期待があったのではないでしょうか?
過去に破綻したという高金利の銀行も、固い人間から見るとうなずきがたいものがありますが、それなりのビジネスロジックがあって運営されていたようです。(強調部は引用者)
私も道徳的には親レスの方と同意見ですが、こうして実地にいろいろな試行錯誤が行われて、ルールが固まっていくというところは興味深く思います
Re:いいかげん目を覚ませよ (スコア:1)
ところで、リンデン側の人間はリアルを生きているのです。SL内での出来事がリアルでの法で禁止されている時、リンデンはリアルで損害を被るでしょう。ほとんどの人がリアルでの生活がより大事でしょうから、リンデンはリアルでの損害を避けるために手を打ってSL内に制約を加えざるを得ないでしょう。リンデンが禁止事項を作ることを良しとしないならば、SL参加者はSL内部で自ら自治政府を構成し、SLを存続させながら自分たちの求める自由を少しでも自ら確保する道を探るべきだったでしょう。リンデンはそのような道もあると思っていたのではないでしょうか?(想像ですが。)実際には自治独立の精神を持ち合わせる人間は少なかったのでしょう。自治政府を構成することすら嫌なのならば、自分でSLを作って、リアルの方からどんな要請があっても否と言ってそのペナルティも全て自ら引き受けておくべきでしたね。
引用の発言者は、自由は自分が何もせずとも誰かが自分のために用意してくれると考えている類の人間の意見に見えます。
#SL内で参加者自身による政府が無いと思って書いていますが、実はあったりしないよね?
Neufreistadt (スコア:1)