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機械化→仕事なくなる→でも無職がいるのは社会的によろしくない→ワークシェアリングするしかないねってのはもう1世紀前くらいからわかりきっていて欧州はフランスを中心に法律で労働時間を短くすることに注力してきたのに「働いたら駄目」っていうこのテーゼはどうも日本には馴染みませんね今回の選挙でも雇用創出の言葉は聞いてもワークシェアリングの話は全然聞かなかったなあ
ワークシェアリングが話題にも上らないのは単純に失敗したからだと思いますが、この部分。
>機械化→仕事なくなる→でも無職がいるのは社会的によろしくない→ワークシェアリングするしかないね
この最後の論理は全く理解できません。かつて100人の人間が必要だった作業が10人でできるようになるということが産業の効率化であり生産性の向上なわけで、その効率化によって必要がなくなった90人はより生産性の高い仕事につくことで社会は発展するわけです。つまり必要なのは新しい分野の開拓であるのであって、せっかく効率化した分野を無理やり生産性の低い状態に戻すことではありません。そのような社会は停滞するというか、より生産性の高い社会に負けて衰退するでしょうね。
社会福祉も当然必要ですが、いかに新しい分野を開拓してイノベーションを起こすかという前向きな話をできなかったのがこの3年でしたからね。無駄削減、仕分け、その代償が単純な現金支給では停滞するのも当然でした。
> かつて100人の人間が必要だった作業が10人でできるようになるということが> 産業の効率化であり生産性の向上なわけで、> その効率化によって必要がなくなった90人はより生産性の高い> 仕事につくことで社会は発展するわけです。
その前提が夢想・妄想に過ぎないのが、この20年の日本の状況です。
日本で起きたコトは以下のようなことです。
1)かつて100人の人間が必要だった作業に、80人にサービス残業を強要することで対応していた。
2) 業務効率化のアイデアをその80人に無給で出させ、20人で行えるようにカイゼン。アイデア料は未払いのまま
3)20人で回せる業務を5人のサービス残業と12人の派遣労働に置き換え、3人の過労死者を補充しつづける。
4)最初から余剰として弾き出されていた20人とカイゼンで弾き出された60人が 3)の15人分の非正規労働の補充要員としてストックされつづける。
勘違いしがちなのが、こうした状況はバブル発生以前の70年代から既に行われていたという事実。バブル期以前の経営者や企業がマトモだったコトは一度も無いし、その後も推して知るべし。
ワークシェアリングの導入を阻んでいるのは、「系列」に代表される多重下請け構造での人件費ダンピングが出来なくなる経団連などです。
ワークシェアリングを実現するには同一労働・同一賃金が前提になりますが、企業規模で給与格差を作り、払うべきコストを押し下げるには採用できないのです。
悪いけどそれ全部妄想ですよ。日本でワークシェアリングを提案したのはむしろ経営側で労働組合の方が拒否したのです。
そこで書かれている事の全ては生産性や国際競争を無視した左翼的な幻想で、日本において労働分配率は全く悪化していません。
> 勘違いしがちなのが、こうした状況はバブル発生以前の70年代から既に行われていたという事実。
高度成長期以降らしいね、それ以前は割合まともだったらしい。大正まで行くとまた別だけど。
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未知のハックに一心不乱に取り組んだ結果、私は自然の法則を変えてしまった -- あるハッカー
ワークシェアリングなじまないね (スコア:5, 興味深い)
機械化→仕事なくなる→でも無職がいるのは社会的によろしくない→ワークシェアリングするしかないね
ってのはもう1世紀前くらいからわかりきっていて欧州はフランスを中心に法律で労働時間を短くすることに注力してきたのに
「働いたら駄目」っていうこのテーゼはどうも日本には馴染みませんね
今回の選挙でも雇用創出の言葉は聞いてもワークシェアリングの話は全然聞かなかったなあ
Re: (スコア:1)
ワークシェアリングが話題にも上らないのは単純に失敗したからだと思いますが、この部分。
>機械化→仕事なくなる→でも無職がいるのは社会的によろしくない→ワークシェアリングするしかないね
この最後の論理は全く理解できません。
かつて100人の人間が必要だった作業が10人でできるようになるということが産業の効率化であり生産性の向上なわけで、その効率化によって必要がなくなった90人はより生産性の高い仕事につくことで社会は発展するわけです。
つまり必要なのは新しい分野の開拓であるのであって、せっかく効率化した分野を無理やり生産性の低い状態に戻すことではありません。そのような社会は停滞するというか、より生産性の高い社会に負けて衰退するでしょうね。
社会福祉も当然必要ですが、いかに新しい分野を開拓してイノベーションを起こすかという前向きな話をできなかったのがこの3年でしたからね。無駄削減、仕分け、その代償が単純な現金支給では停滞するのも当然でした。
Re:ワークシェアリングなじまないね (スコア:0)
> かつて100人の人間が必要だった作業が10人でできるようになるということが
> 産業の効率化であり生産性の向上なわけで、
> その効率化によって必要がなくなった90人はより生産性の高い
> 仕事につくことで社会は発展するわけです。
その前提が夢想・妄想に過ぎないのが、この20年の日本の状況です。
日本で起きたコトは以下のようなことです。
1)かつて100人の人間が必要だった作業に、80人にサービス残業を強要することで対応していた。
2) 業務効率化のアイデアをその80人に無給で出させ、20人で行えるようにカイゼン。アイデア料は未払いのまま
3)20人で回せる業務を5人のサービス残業と12人の派遣労働に置き換え、3人の過労死者を補充しつづける。
4)最初から余剰として弾き出されていた20人とカイゼンで弾き出された60人が 3)の15人分の非正規労働の補充要員としてストックされつづける。
勘違いしがちなのが、こうした状況はバブル発生以前の70年代から既に行われていたという事実。
バブル期以前の経営者や企業がマトモだったコトは一度も無いし、その後も推して知るべし。
ワークシェアリングの導入を阻んでいるのは、「系列」に代表される多重下請け構造での人件費ダンピングが出来なくなる経団連などです。
ワークシェアリングを実現するには同一労働・同一賃金が前提になりますが、企業規模で給与格差を作り、払うべきコストを押し下げるには採用できないのです。
Re: (スコア:0)
悪いけどそれ全部妄想ですよ。
日本でワークシェアリングを提案したのはむしろ経営側で労働組合の方が拒否したのです。
そこで書かれている事の全ては生産性や国際競争を無視した左翼的な幻想で、日本において労働分配率は全く悪化していません。
Re: (スコア:0)
> 勘違いしがちなのが、こうした状況はバブル発生以前の70年代から既に行われていたという事実。
高度成長期以降らしいね、それ以前は割合まともだったらしい。大正まで行くとまた別だけど。