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ほとんど年賀状の宛名書きソフトとしてしか使っていない(奇しくもタレコミ者と同じバージョンの)一太郎2004をつかっているが、最近メインで使っているWin7 Pro 64bitだとATOKが32bitアプリでしか動かないく不便なのでそろそろ乗り換え予定。ついでにプレミアム版を購入すると秀英体フォントが付いてくるので、ATOK+フォント目当てでバージョンアップもよいかなと思っている。
よく知らないんだが、追加フォントがあるとそんなにうれしいの?
報告書ぐらいしか書かない俺には使い道が分からないんだけど、そんなにいろんなフォント使う機会ってあるの? ここで使うとおいしいよ!というのがあったら教えて下さい。
OSに入ってるフォントとかじゃ物足りないにしても、一太郎って通常版でも結構いろんなフォントが入ってる気がするんだけど、それでも足りないのかあ。
一太郎2012でのヒラギノの説明が分かりやすかったですが、フォントと言うのは文字の大きさによってウェイトを変えた方が見栄えが良くなります。
本文用だとW2・W3、見出し用だとW5、表紙タイトルだとW8 みたいに。
本文用程度の大きさにW8を使うと、潰れて読めません。表紙タイトルにW3使うと、細くて貧弱です。
これを明朝3ウェイト、ゴシック3ウェイトとするだけで、6種類フォントが必要になります。
ただ、一太郎のフォントバンドルは痛しかゆしで、
2011 ジャストシステムのソフトからしか使えないモリサワ2012 全アプリから使えるヒラギノ2013 全アプリから使える? 秀英体、しかもゴシック無し
と毎年変わっています。毎年アップデートするなら、色々揃えられてお得ですが、各年でアップデートしたりすると、他人にデータを渡すことが出来ません。
ちょっと余談だが……
> 一太郎2012でのヒラギノの説明が分かりやすかったですが、> フォントと言うのは文字の大きさによってウェイトを変えた方が見栄えが良くなります。
活字時代の書体設計者(デザイナ)はウェイトとは別にサイズによって太さを変えていたものだった。機械的に拡大すると細く見え、縮小すると詰まって見えるために。
特に辞典類では、ただでも文字サイズが小さめなのに、仮名を扁平にしてさらにスペースを節約するものもあるため、そのような考慮がおこなわれていた。(最近でも、三省堂の漢辞海は仮名が扁平)
いや, 同様のことはデジタル書体であっても同様に行われていますよ. ヒント情報が代表的なものですが, こちら [jagat.or.jp]の「その29」以降にデザイン上の留意点を含めて, 色々と説明されています.
元コメの意図は、 ×サイズによって太さを変えていた 〇サイズによってデザインを変えていただと思う。Computer Modern とかがその一例。
フォント千夜一夜物語(33)には、>量子化誤差を補正する技術が「ヒンティング・テクノロジー」というわけである。と書かれていますが、ヒンティングはデザインを変えるようなこともできるのでしょうか?
ヒンティングではないですが、TrueType GX だと文脈に依存してデザインが変化するようにフォントに情報を埋め込むことが可能だったように思います。
マルチプルマスターフォントというのもあったね。でもどっちも死にテクノロジー。組版関係者が思い込んでるほどの重要性なんかなかったってこた。
Type1フォントだとPostScript言語, TrueTypeフォントだとバイトコードをフォントに埋め込んで, 動的にデザインを変えることができるみたいです. ヒンティング処理もこれらの機能を使って実現されているみたい.
TrueTypeのバイトコードインタープリタは最近(2010年)までAppleの特許(ただし日本は除く [srad.jp])だったため, Freetypeなどではデフォルトではバイトコードインタープリタを無効にしていました. このとき大抵の場合はヒント処理が無効になるだけなので, ちょっと字が汚くなる, あるいは場合によっては下手なヒント処理をかけるよりも見やすくなるぐらいなのですが, 時々とんでもない壊れた字型になる場合がある [kikyou.info]ようです. こういう例を見ると, 逆説的にバイトコードでかなり複雑なデザイン変更を行なっている場合があると思われます.
文字サイズ別にデザインを変えたフォントって、日本ではあまり例がないんですよね…。URWの欧文フォントでT(Text)、D(Display)等が末尾に付いているものは、文字サイズを意図したデザイン。
ぶっちゃけ、前回のヒラギノといい今回の秀英体といい、非バンドルで同じだけ買い揃えようとしたら10万円以上します。それが数万円の一太郎プレミアムについてくると言うのだから、とくに使うあてがなくても買ってしまおうと思ってしまう人間もいるわけです。
#正確には、秀英体のOpenTypeは販売されていない。ただ、仮に販売されるとしたら、少なくともヒラギノと同等かそれ以上の値段はするはず。
まじめな話、「報告書ぐらいしか書かない俺には~」のように、たいていの文書は明朝とゴシックだけで十分です。そういう意味で「ここで使うとおいしいよ!」というよりは、普段使い、本文の書体として使うというのが今回の秀英体であったり、前回・前々回のヒラギノやモリサワであったりします。
一太郎2012について来たヒラギノ、単体で買おうと思ったらamazonで4万以上。一太郎2012、通常版で2万弱、優待版で1.4万。Max OS だと標準付属。
多分フォントにこだわりない人にとって、なんで明朝体やゴシックをわざわざ買うかわからないと思う。ポップ体のようにロゴっぽく使えるわけでもない。使うのは本当に、本文とか見出しとか、それ用。
でもフォントによって色や品質が違う。例えば、MS明朝を50pt位に拡大するとわかるけど、「し」の縦線「た」の最後の線など、本来曲線であるはずのひらがなが直線で描かれている。これはファイルサイズ削減とか、低解像度デバイスでも狂いなく見せるため。高解像度の印刷に使うとちときつい。
フォントパックに付いてくる平成明朝、これも低解像度デバイス用なので、水平垂直の線が多めで、かなが漢字並みに大きくデザインされている。かなは小さめにデザインした方が、長文に適している。
他にも低品質だったり、縦書き用・横書き用を間違えると、中心線が揃わなかったりする。
後文字数、MS明朝だと1.5万字くらい。2012に付いて来たヒラギノは2万字。
日本語入力にこだわりのない人にとってのATOKみたいなものでしょうか。
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アレゲは一日にしてならず -- アレゲ研究家
64bit対応版ATOK&秀英体フォント目当て (スコア:5, 興味深い)
ほとんど年賀状の宛名書きソフトとしてしか使っていない(奇しくもタレコミ者と同じバージョンの)一太郎2004をつかっているが、最近メインで使っているWin7 Pro 64bitだとATOKが32bitアプリでしか動かないく不便なのでそろそろ乗り換え予定。
ついでにプレミアム版を購入すると秀英体フォントが付いてくるので、ATOK+フォント目当てでバージョンアップもよいかなと思っている。
Re:64bit対応版ATOK&秀英体フォント目当て (スコア:0)
よく知らないんだが、追加フォントがあるとそんなにうれしいの?
報告書ぐらいしか書かない俺には使い道が分からないんだけど、そんなにいろんなフォント使う機会ってあるの? ここで使うとおいしいよ!というのがあったら教えて下さい。
OSに入ってるフォントとかじゃ物足りないにしても、一太郎って通常版でも結構いろんなフォントが入ってる気がするんだけど、それでも足りないのかあ。
Re:64bit対応版ATOK&秀英体フォント目当て (スコア:2)
一太郎2012でのヒラギノの説明が分かりやすかったですが、
フォントと言うのは文字の大きさによってウェイトを変えた方が見栄えが良くなります。
本文用だとW2・W3、見出し用だとW5、表紙タイトルだとW8 みたいに。
本文用程度の大きさにW8を使うと、潰れて読めません。
表紙タイトルにW3使うと、細くて貧弱です。
これを明朝3ウェイト、ゴシック3ウェイトとするだけで、6種類フォントが必要になります。
ただ、一太郎のフォントバンドルは痛しかゆしで、
2011 ジャストシステムのソフトからしか使えないモリサワ
2012 全アプリから使えるヒラギノ
2013 全アプリから使える? 秀英体、しかもゴシック無し
と毎年変わっています。毎年アップデートするなら、色々揃えられてお得ですが、
各年でアップデートしたりすると、他人にデータを渡すことが出来ません。
TomOne
Re:64bit対応版ATOK&秀英体フォント目当て (スコア:2)
ちょっと余談だが……
> 一太郎2012でのヒラギノの説明が分かりやすかったですが、
> フォントと言うのは文字の大きさによってウェイトを変えた方が見栄えが良くなります。
活字時代の書体設計者(デザイナ)はウェイトとは別にサイズによって太さを変えていたものだった。機械的に拡大すると細く見え、縮小すると詰まって見えるために。
特に辞典類では、ただでも文字サイズが小さめなのに、仮名を扁平にしてさらにスペースを節約するものもあるため、そのような考慮がおこなわれていた。(最近でも、三省堂の漢辞海は仮名が扁平)
Re:64bit対応版ATOK&秀英体フォント目当て (スコア:1)
いや, 同様のことはデジタル書体であっても同様に行われていますよ. ヒント情報が代表的なものですが, こちら [jagat.or.jp]の「その29」以降にデザイン上の留意点を含めて, 色々と説明されています.
Re: (スコア:0)
元コメの意図は、
×サイズによって太さを変えていた
〇サイズによってデザインを変えていた
だと思う。Computer Modern とかがその一例。
フォント千夜一夜物語(33)には、
>量子化誤差を補正する技術が「ヒンティング・テクノロジー」というわけである。
と書かれていますが、ヒンティングはデザインを変えるようなこともできるのでしょうか?
Re: (スコア:0)
ヒンティングではないですが、
TrueType GX だと文脈に依存してデザインが変化するように
フォントに情報を埋め込むことが可能だったように思います。
Re: (スコア:0)
マルチプルマスターフォントというのもあったね。
でもどっちも死にテクノロジー。組版関係者が思い込んでるほどの重要性なんかなかったってこた。
Re:64bit対応版ATOK&秀英体フォント目当て (スコア:1)
Type1フォントだとPostScript言語, TrueTypeフォントだとバイトコードをフォントに埋め込んで, 動的にデザインを変えることができるみたいです. ヒンティング処理もこれらの機能を使って実現されているみたい.
TrueTypeのバイトコードインタープリタは最近(2010年)までAppleの特許(ただし日本は除く [srad.jp])だったため, Freetypeなどではデフォルトではバイトコードインタープリタを無効にしていました. このとき大抵の場合はヒント処理が無効になるだけなので, ちょっと字が汚くなる, あるいは場合によっては下手なヒント処理をかけるよりも見やすくなるぐらいなのですが, 時々とんでもない壊れた字型になる場合がある [kikyou.info]ようです. こういう例を見ると, 逆説的にバイトコードでかなり複雑なデザイン変更を行なっている場合があると思われます.
Re: (スコア:0)
文字サイズ別にデザインを変えたフォントって、日本ではあまり例がないんですよね…。
URWの欧文フォントでT(Text)、D(Display)等が末尾に付いているものは、文字サイズを意図したデザイン。
Re: (スコア:0)
ぶっちゃけ、前回のヒラギノといい今回の秀英体といい、非バンドルで同じだけ買い揃えようとしたら10万円以上します。それが数万円の一太郎プレミアムについてくると言うのだから、とくに使うあてがなくても買ってしまおうと思ってしまう人間もいるわけです。
#正確には、秀英体のOpenTypeは販売されていない。ただ、仮に販売されるとしたら、少なくともヒラギノと同等かそれ以上の値段はするはず。
まじめな話、「報告書ぐらいしか書かない俺には~」のように、たいていの文書は明朝とゴシックだけで十分です。そういう意味で「ここで使うとおいしいよ!」というよりは、普段使い、本文の書体として使うというのが今回の秀英体であったり、前回・前々回のヒラギノやモリサワであったりします。
Re:64bit対応版ATOK&秀英体フォント目当て (スコア:1)
一太郎2012について来たヒラギノ、単体で買おうと思ったらamazonで4万以上。
一太郎2012、通常版で2万弱、優待版で1.4万。Max OS だと標準付属。
多分フォントにこだわりない人にとって、なんで明朝体やゴシックをわざわざ
買うかわからないと思う。ポップ体のようにロゴっぽく使えるわけでもない。
使うのは本当に、本文とか見出しとか、それ用。
でもフォントによって色や品質が違う。
例えば、MS明朝を50pt位に拡大するとわかるけど、「し」の縦線「た」の最後の線など、
本来曲線であるはずのひらがなが直線で描かれている。
これはファイルサイズ削減とか、低解像度デバイスでも狂いなく見せるため。
高解像度の印刷に使うとちときつい。
フォントパックに付いてくる平成明朝、これも低解像度デバイス用なので、
水平垂直の線が多めで、かなが漢字並みに大きくデザインされている。
かなは小さめにデザインした方が、長文に適している。
他にも低品質だったり、縦書き用・横書き用を間違えると、中心線が揃わなかったりする。
後文字数、MS明朝だと1.5万字くらい。2012に付いて来たヒラギノは2万字。
TomOne
Re: (スコア:0)
日本語入力にこだわりのない人にとってのATOKみたいなものでしょうか。