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光ファイバー自体は電磁波を発しないが、ケーブルは海底に設置されたリピーターへの給電も行っており
今時、 光増幅 [impress.co.jp]を使ってるから電磁波の漏れなんてないんじゃないかな。
通信用の光ファイバーの他にエネルギー供給用の光ファイバーもあって、中継器は、光学的な増幅処理を行いますから、電気回路は何も無く電磁波も出ません。「中継器に電気でエネルギーを送る」方式は配線抵抗による電力損がバカにならない(そのため
いえいえ。光直接増幅(ラマン増幅)は、両端の陸側でしか使えません。光増幅のエネルギー源(励起光)も、信号光と同じレートでファイバの減衰 (約0.2 dB/km) を受けます。太平洋横断の半分4,500 kmでは 900 dBの損失ですから、励起光を全て陸上から供給というはちょっと無理です。実際には、数10km~百数10km間隔で、光ファイバ増幅器を使って信号光の増幅をしますが、励起光の光源は、各中継機に内蔵されています。# もし励起光の光源を陸上に配置できれば、海底中継器の故障確率が大幅に減るので、# 信頼性が上げられるのですがね。
電力送電は、損失はありますが、導体断面積を太く
電磁波について、送電は直流の方が効率が良いと思ます。 直流だとして、ほとんど定電流と見なせる直流送電線路から、 生物が感じるような電磁「波」は発生するのでしょうかね?
サメが餌の感知に使うのはロレンチーニ器官 [wikipedia.org]といって, 実際にはμVレベルの電位差を検知します. これは餌となる動物の筋肉などで発生する生体電流(基本的には直流)を検知対象にしていて, 特に視界の効かない深海ザメや, 海底下の生物を捉えるノコギリザメ [wikipedia.org]などで発達しています.
なるほど。海底中継システムは、電流ループの片一方を大地に"接地"して閉回路にしています。(ケーブル内には、1本の配線(1つの電位)しかない。「海底中継器 給電」でググれば資料多数出ます)中継機から海水,海底に向かって、電流が流れるので、サメはその電流で発生する電位差を感知するのですね。納得。
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Stay hungry, Stay foolish. -- Steven Paul Jobs
光増幅 (スコア:1)
今時、 光増幅 [impress.co.jp]を使ってるから電磁波の漏れなんてないんじゃないかな。
通信用の光ファイバーの他にエネルギー供給用の光ファイバーもあって、中継器は、光学的な増幅処理を行いますから、電気回路は何も無く電磁波も出ません。
「中継器に電気でエネルギーを送る」方式は配線抵抗による電力損がバカにならない(そのため
Re: (スコア:5, 参考になる)
いえいえ。
光直接増幅(ラマン増幅)は、両端の陸側でしか使えません。
光増幅のエネルギー源(励起光)も、信号光と同じレートでファイバの減衰 (約0.2 dB/km) を受けます。
太平洋横断の半分4,500 kmでは 900 dBの損失ですから、励起光を全て陸上から供給というはちょっと無理です。
実際には、数10km~百数10km間隔で、光ファイバ増幅器を使って信号光の増幅をしますが、
励起光の光源は、各中継機に内蔵されています。
# もし励起光の光源を陸上に配置できれば、海底中継器の故障確率が大幅に減るので、
# 信頼性が上げられるのですがね。
電力送電は、損失はありますが、導体断面積を太く
Re:光増幅 (スコア:1)
サメが餌の感知に使うのはロレンチーニ器官 [wikipedia.org]といって, 実際にはμVレベルの電位差を検知します. これは餌となる動物の筋肉などで発生する生体電流(基本的には直流)を検知対象にしていて, 特に視界の効かない深海ザメや, 海底下の生物を捉えるノコギリザメ [wikipedia.org]などで発達しています.
Re:光増幅 (スコア:2)
なるほど。
海底中継システムは、電流ループの片一方を大地に"接地"して閉回路にしています。
(ケーブル内には、1本の配線(1つの電位)しかない。「海底中継器 給電」でググれば資料多数出ます)
中継機から海水,海底に向かって、電流が流れるので、
サメはその電流で発生する電位差を感知するのですね。納得。