アカウント名:
パスワード:
真空管アンプの修理・調整時は感電防止のために電源を切ってからコンデンサが十分放電するまで待て、無理やりコンデンサをショートさせたりするなと言われる(適切な値の抵抗を接続しての放電はO.K.)
ではEV車の電池交換作業時のバッテリー放電はどうしてるんだろう? すでに修理業者さん向けの放電器とか売ってるんだろうか?満充電に近いものを急速放電させようとしたらけっこうな発熱量になるはずだがそれとも放電などさせずに作業してるのか?
コンデンサは放電させると電圧ゼロになりますが、一般に電池は完全放電できません。雑に言って満充電の70%ぐらいの電圧が"放電終止電圧"と決まっていて、それ以上にエネルギーを取り出すと内部抵抗で発熱したり分解して腐食性ガスを吹いたり盛大に金属を析出したりして故障します。
これはアルカリ乾電池でも鉛蓄電池でもリチウムイオン充電池でも同じで、従って一般的な定格400VのEV電池パックの場合は「完全放電」した状態でも300V台の電圧が出ます。ただし、EVやHVの電池パックにはたいてい安全のため電子制御の高電圧リレーが直列に入っていて、エンジンを切って端子開放を指示すると出力端子が絶縁状態になるので、感電することは通常ありません。
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
UNIXはシンプルである。必要なのはそのシンプルさを理解する素質だけである -- Dennis Ritchie
交換作業時の放電はどうしてる? (スコア:0)
真空管アンプの修理・調整時は感電防止のために電源を切ってからコンデンサが十分放電するまで待て、無理やりコンデンサをショートさせたりするなと言われる(適切な値の抵抗を接続しての放電はO.K.)
ではEV車の電池交換作業時のバッテリー放電はどうしてるんだろう? すでに修理業者さん向けの放電器とか売ってるんだろうか?
満充電に近いものを急速放電させようとしたらけっこうな発熱量になるはずだが
それとも放電などさせずに作業してるのか?
Re:交換作業時の放電はどうしてる? (スコア:4, 参考になる)
コンデンサは放電させると電圧ゼロになりますが、一般に電池は完全放電できません。雑に言って満充電の70%ぐらいの電圧が"放電終止電圧"と決まっていて、それ以上にエネルギーを取り出すと内部抵抗で発熱したり分解して腐食性ガスを吹いたり盛大に金属を析出したりして故障します。
これはアルカリ乾電池でも鉛蓄電池でもリチウムイオン充電池でも同じで、従って一般的な定格400VのEV電池パックの場合は「完全放電」した状態でも300V台の電圧が出ます。ただし、EVやHVの電池パックにはたいてい安全のため電子制御の高電圧リレーが直列に入っていて、エンジンを切って端子開放を指示すると出力端子が絶縁状態になるので、感電することは通常ありません。