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掘削は地面をウレタンで固めてから掘るってこと?
たれ込みのリンク先を見ると、鋼製の地中壁のうち、後からトンネルを通す予定の部分に丸い穴を開け、その部分をウレタンで塞いだような構造みたい。で、あとからボーリングマシンでウレタン部分をぶち抜いてトンネルを掘る。
どこにぶら下げるか迷いましたが…正しい設計通りに施工されていたとしても、鋼材とシールドマシンの隙間(余裕)って、10~15cm程度しかないんですね。土木でこのぐらいの精度で設計されているのに驚きました。しかも、前もって穴を開けて鋼材埋めてその隙間に硬質ウレタン流し込んで、そこを掘っていくんですよね?それを300m。長手方向の鋼材のピッチがどれぐらいかは書かれていなかったのでわかりませんが、途方もない作業だなぁ。設計ミスっている範囲はこの300mで全部なんですかね…どうするんだろ、ずれて施工された分だけシールドマシンの中心もずらして残りの部分を掘るんだろうか、それとも全部やり直し?
シールドマシンの精度はすごいですよね。GPS、ジャイロ等の測定精度向上のおかげです。
http://library.jsce.or.jp/jsce/open/00035/2012/67-06/67-06-0153.pdf [jsce.or.jp]この例だと8kmのトンネルでもmm単位で精度を管理してるようです。この精度があるからこそ、トンネルの両方から掘り進めて中央で貫通なんて工事もできる。
>前もって穴を開けて鋼材埋めてその隙間に硬質ウレタン流し込んで、そこを掘っていく
この構造があるのは、特別な止水が必要だった極一部の区間だけですよ。普通はトンネルの掘削と壁の施行を一体で行えるのが、シールドマシンのいいところなので。止水壁の構造は、日経xTECHの記事の図が分かりやすいです。トンネルの進行方向に円筒状の壁があるわけではなく、トンネルの進行方向に垂直に平面状の鋼材の壁があります。修正するとしたら、この止水壁の方ではないでしょうか。
#4249276です。改めてプレスリリースのPDF資料を確認してみたら、資料3のところにちゃんと書かれていましたね。誠に失礼。今回事故った部分の工事区間では3か所あり、そのうちの1か所での事故ですね。それでも復旧にはかなりの時間がかかりそうですね。工期が厳しくて人身災害とかが発生しないことを祈ります。
> GPS、ジャイロ等の測定精度向上のおかげです。 GPSでセンチ単位の精度って無理じゃね?と思ったんですがリンク先見ると精度5mmとか書いてますね。すごい。11台同時使用って書いてあるけどその辺がキモなんですかね。 しかしmm単位で頑張ってるのに10cm単位でテキトーなやつに台無しにされるとは泣ける。
どちらかというと、すごいのはジャイロの方ですかね。地中ではGPS使えないので、GPSに頼れるのは開始点の座標だけ。それ以降はジャイロだけど、距離kmとズレmmの比で精度はppmオーダーが必要になります。
GPSは長時間観測して平均っぽいの取れば精度出るので。国土地理院が全国に置いてる電子基準点はそうやって正確な緯度経度を提供してます。
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あと、僕は馬鹿なことをするのは嫌いですよ (わざとやるとき以外は)。-- Larry Wall
どういうこと? (スコア:0)
掘削は地面をウレタンで固めてから掘るってこと?
Re: (スコア:1)
たれ込みのリンク先を見ると、鋼製の地中壁のうち、後からトンネルを通す予定の部分に丸い穴を開け、その部分をウレタンで塞いだような構造みたい。
で、あとからボーリングマシンでウレタン部分をぶち抜いてトンネルを掘る。
Re: (スコア:1)
どこにぶら下げるか迷いましたが…
正しい設計通りに施工されていたとしても、鋼材とシールドマシンの隙間(余裕)って、10~15cm程度しかないんですね。
土木でこのぐらいの精度で設計されているのに驚きました。
しかも、前もって穴を開けて鋼材埋めてその隙間に硬質ウレタン流し込んで、そこを掘っていくんですよね?それを300m。
長手方向の鋼材のピッチがどれぐらいかは書かれていなかったのでわかりませんが、途方もない作業だなぁ。
設計ミスっている範囲はこの300mで全部なんですかね…
どうするんだろ、ずれて施工された分だけシールドマシンの中心もずらして残りの部分を掘るんだろうか、それとも全部やり直し?
Re:どういうこと? (スコア:2, 参考になる)
シールドマシンの精度はすごいですよね。
GPS、ジャイロ等の測定精度向上のおかげです。
http://library.jsce.or.jp/jsce/open/00035/2012/67-06/67-06-0153.pdf [jsce.or.jp]
この例だと8kmのトンネルでもmm単位で精度を管理してるようです。
この精度があるからこそ、トンネルの両方から掘り進めて中央で貫通なんて工事もできる。
>前もって穴を開けて鋼材埋めてその隙間に硬質ウレタン流し込んで、そこを掘っていく
この構造があるのは、特別な止水が必要だった極一部の区間だけですよ。
普通はトンネルの掘削と壁の施行を一体で行えるのが、シールドマシンのいいところなので。
止水壁の構造は、日経xTECHの記事の図が分かりやすいです。
トンネルの進行方向に円筒状の壁があるわけではなく、トンネルの進行方向に垂直に平面状の鋼材の壁があります。
修正するとしたら、この止水壁の方ではないでしょうか。
Re: (スコア:0)
#4249276です。
改めてプレスリリースのPDF資料を確認してみたら、資料3のところにちゃんと書かれていましたね。誠に失礼。
今回事故った部分の工事区間では3か所あり、そのうちの1か所での事故ですね。
それでも復旧にはかなりの時間がかかりそうですね。工期が厳しくて人身災害とかが発生しないことを祈ります。
Re: (スコア:0)
> GPS、ジャイロ等の測定精度向上のおかげです。
GPSでセンチ単位の精度って無理じゃね?と思ったんですがリンク先見ると精度5mmとか書いてますね。すごい。
11台同時使用って書いてあるけどその辺がキモなんですかね。
しかしmm単位で頑張ってるのに10cm単位でテキトーなやつに台無しにされるとは泣ける。
Re: (スコア:0)
どちらかというと、すごいのはジャイロの方ですかね。
地中ではGPS使えないので、GPSに頼れるのは開始点の座標だけ。
それ以降はジャイロだけど、距離kmとズレmmの比で精度はppmオーダーが必要になります。
Re: (スコア:0)
GPSは長時間観測して平均っぽいの取れば精度出るので。
国土地理院が全国に置いてる電子基準点はそうやって正確な緯度経度を提供してます。