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インターネット

本格サービス開始で百度は浮上できるだろうか 48

ストーリー by nabeshin
目的に合わせてGとYとMを使い分け 部門より

cvmonto 曰く

20代〜40代のビジネスパーソンを対象にした調査で、「別の検索サイトに乗り換える可能性はある」と答えた 人が51.8%にも上ったという記事がjapan.internet.comに掲載されている。 この調査では、「現在利用している検索サイトに不満はありますか」という問いでは、80.7%が「いいえ」と回答していることから、 今の検索サイトで不満はないが、乗り換えても構わないよという人が多かったということのようだ。

まあ、今ならGoogleじゃなくてもYahoo!も良くなったしなぁ、とか漠然と思ったが、よく見ると 1月23日から本格サービス開始を発表している百度の調査によるもので、百度へ乗り換えてくださいというメッセージがこめられているのだろう。 アダルト画像の検索で中国企業なのに 中国からアクセスが遮断された百度日本であるが、本格サービス開始でこの事件以外に話題をさらうことができるか注目だろうか。

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  • by Anonymous Coward on 2008年01月10日 12時16分 (#1278172)
    自宅サーバのログを見て百度サーチエンジンの
    あまりの行儀の悪さから敵対視しているので

    百度のサーチエンジン全て遮断
    百度のサーチ結果からのリンクも全て遮断

    百度からのアクセスは遮断しておいて
    都合の良い時だけ自分が百度使うのは
    何となく矛盾しているようなので絶対使わない。
  • by Napper (6812) on 2008年01月10日 12時27分 (#1278182)
    やはり「売り」になるポイントがないと苦しいんじゃないでしょうか。
    私が本家百度 [baidu.com]を使うのは、中国語の情報に絞って探すときくらいです。
    特に、英文字のキーワードをGoogleで検索すると、英語や日本語のページが山ほど引っかかってくるので、こういった場合には事実上中国語のページ専用である百度の方が便利です。
    Googleでも検索オプション変えればよいことは知っていますが、いちいち設定変更するのも面倒ですし、中国語のページに限って言えば、経験的には百度の方が必要な情報にたどり着ける確率が高いと感じます。
    しかしその他の場合にはやはりGoogleの方が検索力も使い勝手も圧倒的に上ですね。

    まして本家百度の最大の「売り」であるMP3検索 [baidu.com]も日本では当然ありませんので、利用者にとっての魅力は薄いですね。
    まあ、たとえMP3検索が日本版で実装されたとしても、検索で一発ヒットするようなところに無防備にMP3などの音楽を置いている奴は日本にはそういないでしょうから、どのみちあまり利用価値はないのでしょうけど。
    他にも、ニュース、掲示板、Q&Aコミュニティ(「教えて!goo」のようなもの)と、本家からかなりの機能が削られています。
    率直に言って、よほど思い切った手を打たない限り勝機はないと思います。
    • by Anonymous Coward
      サーチエンジンのロボット回避しているページでも検索できるなら有益ですよ。
  • by duenmynoth (34577) on 2008年01月10日 11時41分 (#1278145) 日記
    黎明期はまともなのがYahoo!ぐらいしか無かった
    しばらくしてYahoo!をブラッシュアップしたようなgoogleが登場
    その後Yahoo!もgoogleを参考に切磋琢磨、その他エンジンも多数登場

    浅く広く検索したいときはgoogle
    それよりも質を(少しでも)上げたい時にYahoo!
    って感じで使ってますが、正直この状況に百度の入り込む余地ってありますか?

    乗り換えって言葉がしっくりこないですよね
    そもそも無料サービスなんだから、より優れている物が使われるわけで
    ”これから頑張りますからよろしく”とか将来性を売りにされても
    現状使えないんじゃ意味無いです
    • by shojin (28072) on 2008年01月10日 13時12分 (#1278215) 日記
      同意見多数だと思うが、Yahoo!がWWW検索サービスの黎明期からあるのは認めるが、その後すぐGoogleというわけではないはず。
      検索サービスとしてExcite、Lycos、Infoseek、Altavista、Inktomi、千里眼などがあり、それぞれ一長一短があった。一長一短をカバーするため、1990年代末にはこれらを横断して調べる検索エンジンポータルともいえるものが存在した。当時の自分の感覚では、ごみ情報でもいいので兎に角情報が欲しいときはロボット型、ごみ情報を出来るだけ少なくしたいときはディレクトリ型を選んで使っていたように思う。
      Googleの創業は1998年で、前述の検索エンジンに比べると少し遅い。しかしながら、2002年に世界で最も人気のある検索エンジンにのぼりつめた。ちなみに、Google日本法人の創業は2001年で、google.comではなく、google.co.jpでアクセスするようになったのはこれ以降だと考えられる。(日本で会社としての法人を持ってないと.co.jpを取れないはずなので)

      自分の場合、Yahoo!→Lycos→Infoseek→Googleと乗り換えたが、この先に百度があるとは思えない。Yahoo!のポータルは見るが、路線を調べるなどWeb検索以外の利用用途しかないな。

      参考:
      http://infolab.stanford.edu/~backrub/google.html [stanford.edu]
      http://www.webreference.com/authoring/search_history/ [webreference.com]
      http://www.seoconsultants.com/search-engines/history/ [seoconsultants.com]
      親コメント
      • by 127.0.0.1 (33105) on 2008年01月10日 13時23分 (#1278224) 日記
        検索サービスでやや後発のところにGooがあって日本では一時期結構シェアを取っていたと思う。
        Yahoo!と提携してて、Yahoo!でディレクトリ検索でヒットしない場合Gooの検索結果を出すなどしていたし。

        さらに後発で、新しい情報が出てくるのがウリのFreshEyeもあって、ちょっと話題になっていたけども
        これらはGoogleの登場で駆逐されちゃったんだよなぁ。

        WikipediaのGooの項目 [wikipedia.org]
        Wikipediaのフレッシュアイ項目 [wikipedia.org]
        親コメント
        • by Anonymous Coward
          gooはシステムをNTベースにしたときに大混乱(DBのタイムアウトが頻発してろくに検索結果が返ってこない等々)してユーザーが離れた、ってのもあったと思う。
      • >これらを横断して調べる検索エンジンポータルともいえるもの

        MacユーザにはSherlock [wikipedia.org]がありました。複数検索エンジンを登録して、けっこう便利に使っていたんですが、Googleの登場とともに消え去っていきましたね。
        親コメント
    • by the.ACount (31144) on 2008年01月11日 15時26分 (#1279057)
      internet が始まる前からパソコン使ってるけど、Yahoo は google の後に知ったよ。(google は goo の後に使い出した)
      --
      the.ACount
      親コメント
    • by Anonymous Coward
      両方とも日本語の取扱いがカスなので、東アジア言語に適した検索が行えるなら私は併用候補に入れたい。
    • by Anonymous Coward
      >黎明期はまともなのがYahoo!ぐらいしか無かった

      Yahho!もあったよ
      • Re:見当違いでしょう (スコア:2, すばらしい洞察)

        by taka2 (14791) on 2008年01月10日 12時08分 (#1278169) ホームページ 日記
        > >黎明期はまともなのがYahoo!ぐらいしか無かった
        > Yahho!もあったよ

        当時のYahoo!やYahho!はディレクトリ型で、ロボット型といえば千里眼やODiN、あと海外のAltaVistaとかでそう。
        その頃のロボット型は「アイデアは面白いけど実用性はまだまだ」(ディレクトリ型との併用が必須)感じだったのが、
        Googleはロボット型としてはすごい高性能(速い・詳しい)で、これで初めてロボット型単体でも実用可能になったと思ってます。
        親コメント
        • by barrel (25979) on 2008年01月10日 12時46分 (#1278198)
          実はロボット型としてgooがもてはやされた時期もありました。
          2000年前後のシステムの更改を境に負荷分散周りの不具合とおぼしき
          エラーが多発し、しばらくの間まったく使い物にならなくなってしまいました。
          何度Internal Server Errorに遭遇したことか。

          ちょうどそのタイミングに前後してgoogleが立ち上がり、
          ロボット型のシェアを一気に奪い去った印象があります。

          あの障害多発がなければ、もしかすると中国における百度のような
          ポジションをgooも築けていたかもしれませんね。

          # 障害多発はIISに入れ替えたせいだなどとまことしやかに噂が流れましたが果たして。
          親コメント
        • by Anonymous Coward

          当時のYahoo!やYahho!はディレクトリ型で、ロボット型といえば千里眼やODiN、あと海外のAltaVistaとかでそう。

          日本のロボット型ではgooも思い出してあげてください…。あの頃はけっこう頑張ってたと思うんですが。
          • by Anonymous Coward
            一時、gooの時代があった気がする。収集量と検索精度のバランスもほど良い感じで。
            自分の記憶では、Google以前のロボット型というと、goo、Infoseek、Lycos、AltaVista、フレッシュアイあたりかなと思う。

            しかし百度ですが、今は当時のように検索エンジンの精度だけで乗り換えを促せるほど簡単じゃない気がしますけどね。
            動画だとかソーシャルな機能とか、携帯との連携だとか、そういうギミックが必要なんじゃないんでしょうかね。
        • by Anonymous Coward
          google登場時はgooのパワーアップ版だと思っていました。
    • by Anonymous Coward
      AltaVistaと千里眼のこともたまには思い出してあげてください。。。
    • by Anonymous Coward
      「少なくとも米Google登場の1998年時点」ではディレクトリ型検索サイトであったYahoo!を
      どうブラッシュアップしたとしても全文検索エンジンであるGoogleにはならないと思うのですが。

      それを言うなら全文検索型の先駆であるAitaVistaかInfoseekを引き合いに出すべきでしょう。
  • by kanie (911) on 2008年01月10日 14時20分 (#1278246)

    そういえば、水野貴明氏がはてなから百度に転職しましたね(『はてなを退職いたしました』 [hatena.ne.jp])。

    百度の本気っぷりを少し感じました。

  • by KAMUI (3084) on 2008年01月10日 18時48分 (#1278358) 日記
    年末に最高財務責任者が事故死 [newschina.jp]してたりするんだよな。

    「不慮の事故」扱いで詳細が出てないんで「百度の背後にうごめく陰謀」とか想像しちゃったりして・・・
  • by Anonymous Coward on 2008年01月10日 11時46分 (#1278153)
    百度って「著作権無視検索」だけが売りでしょ?
    いくらなんでもモラル低すぎだと思う。

    # Winnyとかならともかく、企業としてやってるんだもんなぁ・・・
  • by Anonymous Coward on 2008年01月10日 12時19分 (#1278175)
    >目的に合わせてGとYとMを使い分け部門より.

    「目的に合わせて」使い分けているならBが入っているべきなのではないか。

    #既に確固たる地位を築いてしまってる希ガス。

  • by Anonymous Coward on 2008年01月10日 14時36分 (#1278253)
    >>20代〜40代のビジネスパーソンを対象にした調査で、
    >>「別の検索サイトに乗り換える可能性はある」と答えた人が
    >>51.8%にも上ったという記事

    これを見て驚いたんですが、
    ビジネスパーソンなのに一つの検索エンジンしか使用しないのでしょうか?

    大昔社会の先生が、
    「一つの新聞を信じるのは危険なこと。だから場合によっては数紙の記事を比較する必要がる。」
    と言ったのが凄く印象的で、
    これはそのまま検索エンジンの結果にも当てはまると思います。

    だから百度に乗り換えるのではなくて、
    百度も持ち駒の一つに加えるのは悪いことではないと思います。
    • Re: (スコア:0, すばらしい洞察)

      by Anonymous Coward
      検索エンジンの利点は、1つのサイトで「数紙の記事を比較」できる事です。
      なので、その先生の仰ってるレベルは既にクリアしてるわけです。

      更に上のレベルをお望みなら話は別ですが。(切りが無いけど)
      • > なので、その先生の仰ってるレベルは既にクリアしてるわけです。

        先生が定義した課題は、先生の手法ではクリアできません。
        新聞だけでは、新聞にとって都合の悪い情報を隠す事が可能です。

        もちろん、先生はそんな事 100 も承知で、
        新聞すら読まない「バカ学生」に、喝を入れたんだと思います。

        「多角的に物事を見る」事は、可能な限り行なうべきです。
        それ自体に「きり」などあるハズがありません。
        # Google八分回避の為に、他の検索エンジンを利用するとか
        # 2ch とか別のサイトを利用するとか、
        # 信頼できるタレコミをする交友関係を作るとか
        他の方法を用意しておくことは重要だと考えます。
        親コメント
    • by Anonymous Coward
      >ビジネスパーソンなのに一つの検索エンジンしか使用しないのでしょうか?

      ひとつで十分ですねぇ。
      がっこの先生や学生さんならともかく、ビジネスパーソンにとっては文字通りに「時は金なり」ですから。

      社会の先生がおっしゃったのは、
      「見識の狭い若輩者はせめて数紙の比較ぐらいしようね」
      というやさしい訓えですよ。
        #だからといって、社会人の見識が広いわけではないがな
  • by Anonymous Coward on 2008年01月10日 16時42分 (#1278301)
    宣伝記事に文句を言うのもアレだが、検索サイトに限らず「可能性」なんて聞かれたら「ある」しか答えはないでしょ。
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海軍に入るくらいなら海賊になった方がいい -- Steven Paul Jobs

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