裁判の証拠はSNSで探せ 51
ストーリー by mhatta
自業自得 部門より
自業自得 部門より
pinbou 曰く、
本家/.の記事より。日本ではMixi、海外ではFacebookやMySpaceなどが多くの会員を集めるソーシャル・ネットワーク・サービス(SNS)だが、最近では法廷での争いにも大きな影響力を持ち始めたようだ。
例えば飲酒運転で事故を起こし捕まったアメリカの大学生、Joshua Lipton氏のケース。逮捕の2週間後には囚人の衣装(しかも「常習犯」とのロゴ入り)を着てハロウィーン・パーティに参加、大いに楽しんでいたのだが、裁判で検察官が持ち出してきたのはなんとその時の写真。Facebookに載せられてしまっていたのだ。「被害者が病院で回復しつつあるときにこんなことをしていた、何ら反省の色が見えない」ということで、執行猶予のはずが2年の実刑となってしまった。このようにFacebookなどに載った写真が裁判で被告の命取りになり、より厳しい判決が下るケースが相次いでいるそうだ(Yahoo! Newsの記事)。
Web利用者の裾野 (スコア:4, すばらしい洞察)
"Webは世界中のあらゆる人から見られる可能性がある"という認識がないまま
利用するユーザーが増えたという見方もできるんじゃないでしょうか。
日本での例 [livedoor.com] 無論、"モラルの欠如"もあるのでしょうが・・・
Re:Web利用者の裾野 (スコア:4, すばらしい洞察)
私もタレコミの「影響力」という表現はちょっと?な感じがしました。
犯罪捜査では様々な周辺情報を収集するのが基本ですし、一般人にこれだけネットが普及した現在では、単にネットも有力な情報源のひとつになったというだけで、裁判上での「影響力」はその他一般の証拠物件と同じ扱いなんですし、証拠能力としての信頼性を担保するために複雑で専門的な検証が必要な点も同様です。
>>"Webは世界中のあらゆる人から見られる可能性がある"
証拠能力的にSNSだけが特別視されているわけではなく、やはり本質はここにあるんだと思います。
また、自分から能動的にネットに書き込むような場合だけではなく、今では一般人がカメラ等の様々な種類の記録機器を持っており、いつの間にか「勝手に」ネットに自分の痕跡が残っている可能性もあるということです。
Re:Web利用者の裾野 (スコア:1, すばらしい洞察)
その様子をSNSにアップロードする他人は居ないだろうし、
かといって本人がアップロードしたら間抜けにしか見えない。
逆に被告人が反省していない場合には、その様子を他人がアップロードしても、
本人がアップロードしても、非情に有力なネタになるから検察には便利な時代だな。
それにしても、人間の負の側面ばかり「見える化」が進行している気がするぜ。
Re: (スコア:0)
そういうのを見るにつけ、生来人間というものは他人のアラを探すのが好きな生き物なんだなと実感するし、最近はブログやSNSなんて自らそういう人達ためにわざわざネタを提供してやってるのと一緒な気がするんだが、色んな意味でネットもせちがらい世界になったもんです。
※それにしても最近は若者の凶悪犯罪が起こると、すぐにその犯人の卒業文集なんかがニュースで出るんだが、あれなんかも恣意的な引用の一つだと思う。
いっそのこと、卒業文集や感想文はヤメロ!とモンスターペアレント化するのも面白いなw
Re:Web利用者の裾野 (スコア:1, すばらしい洞察)
Re:Web利用者の裾野 (スコア:2, 興味深い)
まあでも近しい人間からの密告のような気はしますね。検察側の誰かが偶然この被告人のSNSフレンドだった、とも
考えにくいですし。
SNSの問題ではなく本人の問題 (スコア:4, すばらしい洞察)
その本人の問題を映し出す鏡の存在のようなものがSNS。
Re: (スコア:0)
「世間的」とは次元を下げ(上げ)過ぎのような気がする
悪いことはしづらい世の中 (スコア:3, すばらしい洞察)
インターネットに加えてデジカメ、携帯によりいつでもどこでも写真がとれるようになったことが大きいと思う。
裁判とまではいかなくても、病気を理由に会社をサボって競馬に行ったら、競馬場の写真が個人のblogにでも載って、たまたま見つけた会社の人間が上司に通報するなんてことは普通にありそうだ。不倫している時に、たまたま繁華街の風景写真に写って繁華街のホームページやblogで公開されている可能性なども有る。
街角の監視カメラ等も含めて、悪いことはしづらい世の中になっているかもしれない。その代り、ばれてもかまわない破滅的な犯罪は増えているが。
Re:悪いことはしづらい世の中 (スコア:3, 興味深い)
某大手SNSに社名と実名をプロフィールに書いた状態で
残業が多い!と全体に公開の日記で愚痴をこぼしていたという。
ええ、社外から労働基準法違反ではないか、と業務部宛に告発がありまして、一時大騒ぎになりましたよ。
#サイトで公開している広報部のメアドではなく、ドメイン所有者名を調べないと分からない業務部の
メアド調べて俺の仕事を増やす暇があるなら仕事を手伝ってくれ、と思ったことは内緒です。
#さすがにマズいのでACで。
Re:悪いことはしづらい世の中 (スコア:1, 興味深い)
Re:悪いことはしづらい世の中 (スコア:1, 参考になる)
そんなこともあろうかと! JRAでは電話・インターネット投票 [jra.go.jp]、地方競馬ではSPAT4 [spat4.ne.jp]やオッズパーク [oddspark.com]、楽天競馬 [rakuten.co.jp]など、さまざまな手段で馬券を買うことができます。これなら会社のトイレからでも馬券が買えますね。
悪いこと(?)がしやすくなったものです。
Re: (スコア:0)
本当に増えているんでしょうか?
いつの時代も年寄りは「最近の若い者は」と言ってるのと同じじゃないですか?
SNSだからって (スコア:3, すばらしい洞察)
ならないことくらいちょっと考えればわかることでしょうに。
他の方々も書かれていますが、結局は個人のモラルの問題と
いうところでしょう。
しかしながら、このモラルってやつは定量的に示すことが
困難なので(環境が変化すれば評価も変わりますし)、やはり、
堂々巡りになってしまうのでしょうか。。。
と言っている自分も気をつけねばなりませんね。
人のふりみて我がふり直せってやつですかね。
Re: (スコア:0)
> ならないことくらいちょっと考えればわかることでしょうに。
そうかなぁ・・・?
そりゃここに出入りしているような人は「ちょっと考えればわかる」かもしれませんが、
いまどきSNSは携帯しか触ったこと無いような人も使いますからね。
「ちょっと考えればわかる」と言わずに、危険性とか可能性を
ちゃんと啓蒙していくことが大切なのではないかと思います。
Re:SNSだからって (スコア:1)
> ちゃんと啓蒙していくことが大切なのではないかと思います。
仰る通りですね。ちょっと現状では情報リテラシーが重要視されて
おらず、指導が不足していることが問題でしょうね。
多分、便利になりすぎた世の中で、その本質を理解しようとせずに
使いこなせているような錯覚もあるかもしれません。
と、偉そうなことを言っていますが、わたしも注意せねば。。。
ちなみにわたしの場合は、新人指導なんかする際には、やれる事と
やっていい事はちがうんだよ、と教えています。
だから、実行する前に「考えること」を習慣付けてね、と指導してます。
だからと言って、これでOKかと言われるとまだまだ不完全ですが。
とにかく、ある程度判る者が啓発し続けることが重要ですね。
ごめんなさい。盛大に本論からずれていますね。。。
Winny裁判の主任弁護士に襲いかかった災禍について (スコア:2, 興味深い)
夜逃げ&賠償命令無視
mixiで被告人の遊び惚けてる日記発見
被告人による被告人のウォッチスレでの更なる誹謗中傷行為
コピペ連投による被告人の書き込み規制発動←いまここ
ネットでの誹謗中傷行為を続ける生もののサンプルとして推移が注目されてます
・壇弁護士の事務室(ブログの隅っこでどうでもいいことをつぶやくを参照)
http://danblog.cocolog-nifty.com/index/ [cocolog-nifty.com]
・トンデモ弁護士 壇俊光氏について
http://wiki.livedoor.jp/doudemoiikedo/d/FrontPage [livedoor.jp]
・まとめサイト
http://azm9.tripod.com/yamada_ag/ [tripod.com]
・にちゃんねるでのウォッチスレッド
http://pc11.2ch.net/test/read.cgi/net/1215960871/ [2ch.net]
おごちゃんとか山本弘に絡んでた人のことでしょ (スコア:2, 興味深い)
このひと、Winnyはあまり関係ないから無理につなげなくても。
Re: (スコア:0)
Re:Winny裁判の主任弁護士に襲いかかった災禍について (スコア:3, 参考になる)
主人公:超絶的な無能力で9割方勝てたはずの金子を敗訴に追い込んだ弁護士
ライバル:粘着界では少しは有名らしいヘタレ粘着ヲタ
主人公がある日、非正規版のゲームを少しだけ齧って不味いとblogに的外れなコメント
↓
逆裁ヲタに見つかってblog炎上、コメント削除&コメント欄閉鎖で対抗
↓
ライバルに粘着され、中傷され続ける
↓
主人公、自分のことは棚にあげてライバルを提訴、ライバルも逆提訴
↓
主人公とライバル、姑息な手段を競い合うが、主人公の勝ち
↓
ライバル、威勢のいい割には家を引き払って逃走、
逃走しながら捨て台詞をはき続けてる ←いまここらしい
Re:Winny裁判の主任弁護士に襲いかかった災禍について (スコア:1, おもしろおかしい)
Re: (スコア:0, 荒らし)
まとめサイトに時系列順に整理されてるのでそこだけ見てくれたら
良いかと思います。
Re: (スコア:0)
多分、ここに投稿された記事もその人物によるものでは。
Re: (スコア:0)
ここに書き込んだ人が当該人物=元被告人というのは
いくらなんでも無いでしょう。
事件後の反省に対する私見 (スコア:2, 興味深い)
事件を起こした事を認めた犯人の量刑を、犯行後の反省の度合いで決めるというのは凄く困難なことなのですね。
しかも、事件より後の行動に対する証拠も吟味しなければならないとは。
将来、万一裁判員に指名された場合は、事後の反省を情状酌量の判断材料から外すことを強硬に主張しようと思います。悲しいことだけど、そこまで判断しようとしても神経が持たないし、そもそも反省は受刑して行うのが筋だと思ってますし。
Re:事件後の反省に対する私見 (スコア:1)
同感です。
過去の裁判で、「被告人が深く反省しているから」と減刑された場合でも、もしかしたら反省していないのが法廷でバレなかっただけかもしれません。今は SNS に掲載された写真に限らず、様々な情報が記録に残りやすい時代なので、今同じことをしたらバレる可能性が少しだけ高くなっているでしょう。そんなことで裁判の結果が変わっていいのだろうか、という疑問を多少持ちました。
でも、コメントの後半には同意しません。
自分にできるのか、という疑問を棚に上げて書きます。被告人が反省しているかどうかなんて、究極的な意味では本人以外にはわかりません (本人だってわからない場合もあるでしょう)。それでも、様々なわからないことを証拠に基づいて判断するのが裁判であり、その判断のために公判・評議に参加するのが裁判員の義務だと思います。裁判員がその義務の一部を放棄してしまっては、裁判が正常に行われないと思います。
Re:事件後の反省に対する私見 (スコア:1)
でも情状のうち、「被告人の後悔や反省の状況」というのを、素人である私が量刑の客観的かつ妥当な判断材料に用いるのは不可能だと思います。
だから、候補となった段階で自分の、#1387194にある主張を表明し、裁判員になるのが適切かどうかの判断を裁判所に委ねようと思います。
参考までに、裁判員制度や裁判に関する事柄を弁護士の視点でまとめている、福岡県弁護士会 裁判員制度blog [www.fben.jp]を紹介しておきます。
Re:事件後の反省に対する私見 (スコア:1)
お返事ありがとうございます。またブログの紹介もありがとうございます。 Tellur52 さんは僕とは違って、普段から裁判員制度に関心を持って、もし自分が裁判員になったとしたら何ができて何ができないかを考えておられるのですね。
難しいのはわかるし、お前はできるのかと言われると絶対の自信はありませんが、不可能と決めつけるのはもしかしたら早すぎるのではないでしょうか。裁判員は、専門家である裁判官の助けを借りながら、他の裁判員とも議論しながら、事実や有罪・無罪や量刑を判断します。僕はただの素人で、自分一人で有罪・無罪の別や量刑を判断するのは無理ですが、被告人の反省の状況も含めて、話し合いの中でなら何とか判断できるのではないかと期待しています。楽観的すぎるでしょうか。
Re: (スコア:0)
誰もそんなことを求めてませんから気にしなくていいです。
量刑の判断はあなた一人で決めることではありません。
なんのために複数人いると思ってるのですか。
SNSとはいえ (スコア:1)
事実関係を認めた被告が馬鹿なのか
.......そんな証拠で良ければ、宇宙人が地球に来ている事も証明されそうだ^^;
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惑星ケイロンまであと何マイル?
Re:SNSとはいえ (スコア:4, 興味深い)
否認されたら、パーティー出席者を端から証言台にたたせれば住む話。
「当日、彼はどこで、どんな格好で、どんなことを言ってましたか?」
格好だけ場に合わせて、部屋の隅でしゅんとしていたとは思えないから、
心証をこれ以上悪くしないためにも、写真の段階で認めちゃったほうが得策でしょう。
弁護側の作戦かもね。
Re:SNSとはいえ (スコア:2, すばらしい洞察)
使用するPCからと証明できて、かつ写真に改竄がないことを
証明できれば証拠たりうるのでは。
(まあでもこのケースだと直接の「犯行」とは関係なかっただろうから
ISP等の協力得られたのかな?)
Photoshop等で加工したかどうかは調べれば分かるし。
あと、デジタル写真だけで全てが決まるわけじゃないでしょ。
SNSでこういう写真があがっているという情報を元に、当日の
パーティー参加者に聞き込みをして証拠の補強をするなどして
退路を断てばよい。
Re:SNSとはいえ (スコア:1)
Joshua Lipton さんの事件の場合、タレコミ文からリンクされている Yahoo! News の記事 [yahoo.com]に「Someone posted them on the social networking site Facebook.」とあるので、写真を Facebook に掲載したのは被告人本人ではないようです。
写真を手がかりにして他の証拠を集めることも可能だから写真の証拠能力は大した問題ではない、という点はその通りだと思います。
Re: (スコア:0)
>ISP等の協力得られたのかな?)
相手は捜査権を持っているので楽勝では。
Re: (スコア:0)
してもらい(あるいは押収して)、「こんな写真見つけました」とすればいいので、
ISPやFacebookは本来関係ない。
それに友達がアップロードした写真にたまたま写り込んでいても証拠に使えるので、
被告自身がアップロードしたかどうかもあまり意味はない。
とはいえ「自分でアップするほど反省の色が全くない」と強調したい思惑はあったかも。
Re:SNSとはいえ (スコア:1)
2年の実刑判決を逃れる為に偽証罪で5年ぶち込まれるよりかは賢いかと
しきい値 1: ふつう匿名は読まない
匿名補正 -1
Re:SNSとはいえ (スコア:2, 参考になる)
日本の法律では、被告本人が嘘の証言をしても偽証罪にはなりません。刑法169条 [houko.com] とありますが、被告自身は証人ではありませんので。
アメリカの法律はわかりませんが、おそらく同じでしょう。
ていうか、被告の証言で偽証罪が成り立ったりしたら、裁判で最初に犯行を否認した被告は、
「やってません」と証言→判決が有罪に→被告は「やってません」と嘘の証言をしたので、偽証罪
と、有罪になったらもれなく偽証罪付きになっちゃいますよ。
Re:SNSとはいえ (スコア:3, 参考になる)
確かに日本の刑事訴訟法上、被告人は証人にはなれません。しかし、米国での刑事訴訟手続では被告人も証人になれるらしいです。
米国でも被告人は証人になることは拒絶することができるので、「有罪になったらもれなく偽証罪つき」ということにはならないそうです。ただ、一回宣誓して証言台の上に立ったらもう嘘をついてはいけないそうな。
# For man might be free./人は自由になれるかもしれないから。
Re:SNSとはいえ (スコア:1, 興味深い)
>「やってません」と証言→判決が有罪に→被告は「やってません」と嘘の証言をしたので、偽証罪
>と、有罪になったらもれなく偽証罪付きになっちゃいますよ。
これって偽証罪にすべきだと思うんですが、
なんでならない(しない)んでしょう。
犯罪をしたのにしてないっていうのは重大な悪事だと思います。
誤審の可能性を考えてなんでしょうか。
Re: (スコア:0)
犯罪に値するかどうかが裁判で争われる場合は、「犯罪ではなと考えるから無罪」って主張するのは
偽証じゃないと思います。
Re: (スコア:0)
Re:SNSとはいえ (スコア:1)
善良な市民 (スコア:0)
人間だったのだけど、今後はそーゆー甘いやり方は出来なくなるのかも知れませんね。
世知辛いねぇ。
#過去の友人達との馬鹿騒ぎをWEBにあげられたら…と想像すると恐ろしいのでAC
善良の基準が違うようです (スコア:0)
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
なので公開の場が増えた事と相まって悲(喜)劇が演じられる機会も増えたと言うことでしょう。
マイナスモデ、ACコメ、不採用タレコミ (スコア:0)
* ACにせざるを得ない告白書き込み
* 不採用タレコミ(不謹慎が過ぎると放棄されるもの)
はなにかあったとき、こうなるかもしれないから自重するべきなのですね、わかります。
# うち下2つはやっちゃってるらしいAC
萎縮しすぎ?
残業時間をSNSに記録 (スコア:0)
Re:残業時間をSNSに記録 (スコア:1)
オンラインドキュメントアプリならわかるけど。
念には念を (スコア:0)
なお遺言を会社の人間が見てしまったらログイン->記事削除されるかもしれません。
自分アカウントのID,pass公開じゃなくて、遺言に書くアカウントは別アカにします。
遺書アカウントに対してのみ証拠記事を公開という方式です。
文字情報だけだと証拠不十分かもしれないので、時間がわかる何かを映した画像があったほうが。
# 意外なところから証拠が出てくるというアレゲなパターンを狙うなら!
## 親コメとは別AC