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Google

Googleブック検索和解案に対して、米司法省の独禁法調査開始か 11

ストーリー by hylom
終わらない騒動 部門より

oddmake 曰く

NewYorkTimes記事およびWall Street Journal記事は、Google と全米作家組合・出版社協会との和解案が独占禁止法(アンチトラスト法)に違反する疑いがあるとして、アメリカ合衆国司法省が調査を開始した報じた。

今回の合意があまりにも多数の書籍に対してGoogleに強力な権利を、とくに権利者との連絡のつけられない著作物に対して与えてしまうのが問題視されているという。Googleや司法省からはコメントを得られていないようだが、Reutersのインタビューに対してInternetArchiveのPeter Brantleyが答えたところによると、彼はこの問題について司法省と何度か会話を交わしており、Googleについてはいくつかの正当な独占の懸念があるとしている。

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  • 関連記事 (スコア:4, 興味深い)

    by chibafx (35324) on 2009年05月01日 16時09分 (#1558023) ホームページ

    「Googleブック検索の和解案、独禁法違反の可能性――司法省が調査」 [itmedia.co.jp] (2009年04月30日 11時49分 更新)
    これによると、この和解案によって孤児作品(権利者との連絡のつけられない著作物)をGoogleが独占的に商業利用できることが問題になっています。

  • 日本では (スコア:3, 興味深い)

    by Anonymous Coward on 2009年05月01日 16時19分 (#1558027)
    • Re:日本では (スコア:1, すばらしい洞察)

      by Anonymous Coward on 2009年05月02日 11時12分 (#1558328)

      「グーグルは傲慢」谷川俊太郎さんら、書籍DB化で批判
      http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20090430-OYT1T01077.htm [yomiuri.co.jp]

      ストビューにしろ、Booksにしろ、グーグルって何でもオプトアウトで済まそうとするよね。
      そういう、楽して済ませよう、自らのコストを最小化して済ませよう、ってのが
      あざとく映るようになってくると、ブランドイメージが落ちると思うんだけど。
      もう手遅れか。

      親コメント
      • Re:日本では (スコア:1, すばらしい洞察)

        by Anonymous Coward on 2009年05月02日 14時58分 (#1558436)
        それで社会的コストが下がるならGoogleは英雄、社会的コストが増大するならevilでしょう。

        向こう側にはでっかいチャンスが転がってるにせよ、短期的には企業として負担するコストはかえって増大する方策を選んでいるような気もしますが。
        親コメント
        • by Anonymous Coward
          個人対企業という構図の中でオプトアウトを前提とした時点でevilです。
          企業側は短期コストの増加かもしれませんが、個人がこれに対応した場合致命的なコストの発生に繋がりかねません。
          それが嫌なら、諦めろ、作家をやめろというなら、やはりevilでしょう。
          • by Anonymous Coward
            刊行中の書籍についてはオプトインですね。
            「致命的なコストの発生」というと、何か理由があって絶版・回収にしたような作品で、数行のスニペットすら何らかの不利益になるようなケースですかね。
            ぱっと思いつくのは。

            ただ、そもそもの話ですが、現行著作権法上一度公表しちゃったら、著作者(ネット掲示板での発言者含む)は適切にされた引用は止められないんですよねえ。
            それが嫌なら公表するな、書き込むな、というやりとりは日夜あちらこちらで繰り広げられてますが、著作者の意図をあえて無視して引用するようなモラルの無い輩のために著述(書き込み含む)をやめる人も後を絶たず、作家をやめても(サイトを畳んでも)長期的に不利益を被ってしまうケースがありますね。
            これも、何か法律で取り締まれないもんですかね。
    • by Anonymous Coward
      「和解を拒否する」は最初からGoogleの公告で提示されている選択肢の一つなので、
      特に何か独自の動きというわけではないと思いますが。
  • 翻訳 (スコア:2, 参考になる)

    by Anonymous Coward on 2009年05月01日 15時39分 (#1558009)
    「正当な独占の懸念」というのは誤訳ではないかな? "legitimate antitrust issues" というのは「反トラスト法(独占禁止法)に照らして問題と考えるのが妥当である事由」とか そんな感じではないかと思います.
    • by Anonymous Coward

      「正当な」は「独占」じゃなくて「懸念」にかかるんでしょうけど、それにしてもひどい訳だ。

  • このスレ伸びなかったねw 投稿者&編集者残念w (スコア:-1, 荒し)
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