Google、被災地の衛星写真を公開 35
ストーリー by headless
タレコミのネタ元教えてください 部門より
タレコミのネタ元教えてください 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、
東日本巨大地震の発生を受けて、Googleは被災地の最新の衛星写真を公開した(Google Japan Blog)。
衛星写真は画像提供で提携するGeoEye社の人工衛星GeoEye-1が撮影したもので、Google Mapsのマイマップ、Google EarthおよびPicasa Webアルバムから閲覧できる( マイマップ、 KMLファイルへのリンク、 Picasa Webアルバム)。 なお、マイマップで閲覧する場合はGoogle Earthプラグインが必要。Picasa Webアルバムの公開画像は全部で26枚で、多くは2002-2008年の同一箇所の画像と現在の画像のセットになっている。
今回の公開には深く感謝したい。
衛星画像より役に立つ情報 (スコア:4, 参考になる)
ホンダが東北地方太平洋沖地震:通行実績情報(KMZファイル)のダウンロード [premium-club.jp]を始めています。
こういう即利用可能な情報は現地での支援に非常に役に立つと思います。
神戸も見て (スコア:3, 興味深い)
普通のGoogleマップでも何でもいいので「今の」神戸の街並みも見てください。
東北の悲惨な状況認識も大切だけど、それを乗り越え街並みを取り戻した姿も再確認して下さい。
目の前が真っ暗に感じられる人も大勢いると思いますが、希望の光は忘れないでください。
Re:神戸も見て (スコア:2)
被災地のいち早い復興を願ってやまないですが、瓦礫を片付けた後、同じ場所に家を建てるのだろうか。
もう当分あんな大きな津波は来ないような気がするけど...。
Re:神戸も見て (スコア:1)
>瓦礫を片付けた後、同じ場所に家を建てるのだろうか。
長年住み慣れていると、結構同じところに家を再建したりしますね。
河川の氾濫などで流されてはまったく同じ様に戻したりとかね。
多少の区画整理はあるでしょうが、
Re: (スコア:0)
神戸と違うのは、もともとそれほど生産性のある土地ではないこと。
田畑は塩につかり、港も漁船もない状況ではたして従来の方法で復興できるだろうか。
大企業が組織的に漁業農業林業ができるような環境を作り、体制移行するべき。
Re:神戸も見て (スコア:1)
>大企業が組織的に
東電がまた原発作るとか、ありそうだな。
>漁業農業林業ができるような環境を作り、体制移行するべき。
収益性の問題がありそう。特に日本の一次産業はね。
収益至上主義とか投機的投資主義みたいなのがあるので、企業レベルでは難しいかと思う。
>田畑は塩につかり、港も漁船もない状況ではたして従来の方法で復興できるだろうか。
そもそも復興を含めて、町を作るのはその原資として住民が稼いでいるというのがあるからね。
第一次産業の復興を目指しているだけでは、難しいだろうと思う。
Re: (スコア:0)
ABC Newsでも (スコア:2, 参考になる)
http://www.abc.net.au/news/events/japan-quake-2011/beforeafter.htm [abc.net.au]
もあります。
ドイツ航空宇宙センター(DLR) (スコア:2, 参考になる)
の衛星観測写真
http://www.zki.dlr.de/article/1893 [zki.dlr.de]
関連リンク (スコア:1)
まずはGoogleの東日本巨大地震(東北地方太平洋沖地震)に関する特設ページ [google.co.jp]。ここの中の被災地の衛星写真(震災後): KML をダウンロード [google.com]からGoogle Earth用のファイルをダウンロードすると、Google Earthで被災後の写真を見ることができます。
次にjapan.internet.comによるニュース [internet.com]。今回公開された衛星写真と被災前の衛星写真との比較などが載っています。
Re:関連リンク (スコア:2, 参考になる)
東北地方太平洋沖地震の起きる前と起きた後の衛星画像を日本スペースイメージングが緊急撮影して公開中 - GIGAZINE [gigazine.net]より。日本スペースイメージング社が比較画像をPDF化して公開しています。プラグイン不要で見れます。
http://www.spaceimaging.co.jp/Portals/0/images/news/information/Pacifi... [spaceimaging.co.jp][PDF直]
Re: (スコア:0)
特設ページには、他にも何種類かのマップがありますね。
明日の停電もマップになるとわかりやすくて良いのだろうけど...
日本の衛星は? (スコア:1)
情報収集衛星(IGS)は何をやってるんでしょうか。
「我が国の安全の確保、大規模災害への対応その他の内閣の重要政策に関する画像情報の収集を目的とする人工衛星」
なんですから、こんなときにこそ実力を発揮して必要なところに情報を伝えて欲しいです。
一般に画像を公開しろとはいいませんが、どんな役に立ってるかは納税者に教えて欲しいですね。
陸域観測技術衛星だいち(ALOS)もありますが、どんな仕事をしているのでしょうか。
国外の、なんの責任もない自発的な活動には早さでは負けるのは仕方がないとしてもなんらかのデータを出して欲しいものです。
(少なくとも)ALOSによる撮影をやっていないと思っているの? (スコア:5, すばらしい洞察)
人工衛星による撮影は回帰日数に縛られますので
決まったインターバルで撮影することになり
急にどこそこをとれとは言えません。
一応センサを傾けてのラッシュ撮影(用語あってたかな?)もできますが
それでもすぐにとは行かないでしょう。
また、日本では雲がかかっている確率が高く、衛星が上空にいたとしても撮影できるとは限りません。
おそらく衛星を抱えているところはどこも最優先で今回の災害をとらえようと頑張っていると思います。
今回は、GeoEye社の衛星が運良く早い段階でよい条件の画像を撮影できたのだと思います。
#今回の災害で人工衛星データの取得の早さを競ってどうするのですか?
#このような災害での人工衛星データの利用はその後の防災に活かすのが第一ですから
#早い遅いを競っても意味がありません。
Re:日本の衛星は? (スコア:2, 参考になる)
http://www.eorc.jaxa.jp/ALOS/gallery/lib_data/j3disaster.htm [eorc.jaxa.jp]
Re:日本の衛星は? (スコア:2)
慌てていたんでしょうかね。
Re:日本の衛星は? (スコア:1, 興味深い)
まさか情報収集衛星の実在を信じていたんですか?
http://srad.jp/~Takahiro_Chou/journal/453771 [srad.jp]
Re:日本の衛星は? (スコア:1)
出せるのは分析済みデータだけですが、名目上はともかく実際に大規模災害の分析を出来る体制になってるとは思えません。昨日まで戦車の数を数えてた分析官がいきなり災害情報の分析をさせられても、まともなデータが出てくるわけないし。
これに限らず、実際に想定してないことを大きな組織に即応させるのは無理でしょう。動き出すのは書類とハンコが大量に行き交ってからです。
国際災害チャータ (スコア:0)
国際災害チャータというものがあります。
http://www.disasterscharter.org/web/charter/home [disasterscharter.org]
http://www.eorc.jaxa.jp/charter/index.html [eorc.jaxa.jp]
だいちだけでなく、各国の衛星が画像取得を試みているでしょう。
マップに点在するムービーのリンクがやけに悲しい (スコア:1)
いろいろと自分なりに試してみました。
被災前の普通の生活を写したであろう映像。。。
やけに悲しく見えてしまいます。
被害に遭われてお気の毒です
地図に関連する情報 (スコア:1)
Openstreetmapの方々が、発生直後からいろいろとやっておられます。
http://openstreetmap.jp/crisis/ [openstreetmap.jp]
特設サイト
http://www.sinsai.info/ [sinsai.info]
衛星だけでなく飛行機も頑張っている (スコア:1, 参考になる)
こういう場合は飛行機からの写真のほうが役立ちそう
というわけで国土地理院の空中写真 [gsi.go.jp]もご覧ください
一軒一軒の罹災状況を確認できます
Re: (スコア:0)
国土地理院の写真はすごく有用です。
これで実家の無事が確認出来ました。
一軒一軒の罹災状況も分かりますが、津波の被害を受けたところ、
浸水したところなど被害状況も細かく分かります。
#生まれ育った街が津波に襲われた瞬間のVTRを見て泣いた後なのでACで投稿
そろそろ被害状況自動解析システムができてもいい頃 (スコア:0)
飛行機(可視、赤外、レーダー)と衛星写真について、災害前のデータを比較し、
建家の破損状況or火事を解析し、
どこから救助にあたればいいかを一目で分かるようにするシステムは
もう作られていてもおかしくないと思う。
Re: (スコア:0)
> 建家の破損状況or火事を解析し、
> どこから救助にあたればいいかを一目で分かるようにするシステムは
> もう作られていてもおかしくないと思う。
まさにJAXAがALOS等を使ってそういう実験をしていますが、まだ実用段階じゃないでしょ。
原発の周辺 (スコア:0)
海側がはっきり写っているのは今までの報道ではなくて、これで初めて見ました。
海沿いの構造物がいくつかなくなっているのが...あの中のどれかが冷却周りだったんだろうなぁ
タレ込のネタ元は (スコア:0)
メールです………Picasa アルバム出していいとは書いてませんでしたけど、結局出てますね。
原発の写真ですが、被災後ではないので要注意です(ファイル名がFukushima nuclear plant 2011.jpgですし、全体にきれいすぎます)。
Re:タレ込のネタ元は (スコア:1)
Re:で? (スコア:3, 参考になる)
親戚の家の周辺がひとまず津波の影響をうけていないことがこれで確認できました。
Re:で? (スコア:2, すばらしい洞察)
>これで、どうしろと?
被災者:見ている閑がない...それを見て被害が大きそうなところを回避
その他:支援/寄付の必要性判断
あなたはどちらなのかな?
被災者で見ている閑がないという状況でしたら、こんな応答している閑を別途使われるとよいかと思います。
Re:で? (スコア:1)
応用する道を思いつかないなら、見るだけでも見なくてもどっちでもいいでしょう。
私も眺める以外の事をできませんが…
世界中のインターネットユーザーが誰も使いこなせずに終わったら
それからGoogleが無駄な事してるなぁと笑えばいいんじゃないですか
Re:で? (スコア:1, 参考になる)
震度7だった栗原市の情報が全然無い。
連絡はとれず、栗原市のホームページもアクセスできない。
せめて震災後の衛星写真があれば…と思っていたので、このサービスが始まった瞬間はすごく有り難いと思いました。
しかし残念ながら写真は主に沿岸部の一部のみ。内陸部の写真は無い。
ぜひ、もっと広範囲に公開してほしい。
もし震災後でも何も変わってないとしても、「無事」という事がわかって役立つ。
Re: (スコア:0)
悲惨さを伝えているというだけでも意味があるのではないでしょうか。
猫に小判って言葉、知ってる?(スコア:-1,荒し) (スコア:0)