![Google Google](https://srad.jp/static/topics/google_64.png)
GoogleSatTrack、最終ミッションの再突入で使われていた 29
ストーリー by reo
オカエリNASAイ 部門より
オカエリNASAイ 部門より
数年前、GoogleSatTrack の作者である柏井勇魚氏が STS-124 の打ち上げに NASA から招待された、という /.J 記事があった。
それから数年が経過して、スペースシャトル計画は最終ミッション STS-135 を終了してアトランティス号はフロリダに帰還した。この再突入時に NASA のミッションコントロールセンターのスクリーンには GoogleSatTrack が表示されていたのである (Garbage Collection の記事) 。
氏のブログ記事ではその事実に気付いた氏の驚愕と当惑、そして氏が下した決断について語られている。それについて下手にここでまとめるよりも記事原文のほうをそのまま読んでいただいたほうがよろしいだろう。
補足 (スコア:5, 参考になる)
本来はタレコミ者や編集人が書いてくれるのがベストだと思うが。
GoogleSatTrack (GST) はGoogle Map上に、国際宇宙ステーションやシャトル、人口衛星の現在位置を
リアルタイムで描画してくれるWebアプリケーションです。
2行軌道要素(Two Line Elements /TLE)はSpaceTrack.comから自動取得しています。
ISSとシャトルについてはNASAのサイトから。
正式に配布許可を取るなどの苦労をされていたようです。
この記事で触れられている
>いつもは、軌道離脱噴射の終了を見届けた後シャトルのトラッキングを止める。
>公開されているデータではここから先の軌道を追うことはできない。放っておけ
>ば徐々にずれが大きくなる。
というのは、NASAのサイト上の軌道要素は、それなりの頻度で更新されているとはいえ
リアルタイムで実物を追尾できるほどの精度はないためです。
私は単にNASAの担当者が、公開されているデータの確認のために表示していた
というふうに感じたので、表示を消す設定更新をする必要まではなかったので
はと思いました。。
Re: (スコア:0)
> というふうに感じたので、表示を消す設定更新をする必要まではなかったので
> はと思いました。。
どちらかというとそれは建前で、
GSTっぽいけどほんとにGSTかは分からない
→トラッキング止めれば確かめられるけど、そんな理由で止めるのは如何なものか
→これ以上は誤差が乗る一方だから止めても問題あるまい、むしろ責任を持って止めるべき
と、言い訳しながら作業したんじゃないかと勝手に推測しました(違ってたらほんとすみません)。
自分のサイトがNASAで使われたのかどうか、数分以内のチャンスで確認できる方法がある…となればドキドキしながら色々考えると思うのですよ。
Re: (スコア:0)
確かに、手元で設定変えて
その通りにNASAのスクリーンが変わったら
ゾクゾクしますね。
Re:補足 (スコア:3, おもしろおかしい)
管制室の巨大スクリーンのど真ん中に、黒地に赤字で
「NASA HACKED」
なんて表示することもできちゃったわけですね
Re:補足 (スコア:4, 参考になる)
>いつもは、軌道離脱噴射の終了を見届けた後シャトルのトラッキングを止める。
>公開されているデータではここから先の軌道を追うことはできない。放っておけ
>ば徐々にずれが大きくなる。
とあるように、トラッキングを止めるのはいつも通りの運用のようですよ。
ご本人によると「いつもなら軌道離脱噴射の直後に止めるので、いつものタイムリミットから5分以上迷っていたことになります。」ということだそうです。
■Togetter - 「アマチュアプログラマ柏井勇魚氏の作品がNASAの管制に採用された!」
http://togetter.com/li/166929 [togetter.com]
こちらの記事も合わせてどうぞ。
■スペースシャトル最後の日、NASA管制室には日本の個人が作ったWebアプリが - ITmedia ニュース
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1107/27/news069.html [itmedia.co.jp]
Re:補足 (スコア:3, すばらしい洞察)
クリティカルな場面に、(NASAから見れば)素人が作ったアプリケーション、しかも外部から操作できてしまうモノを、さらに無断で使用していたNASAの方のが軽率だと思いますけどね。
ただ、実際には本当にクリティカルな部分には使われてなくて、皆でザクっと見るのにちょうどいい…ぐらいの感じで使われていたんじゃないかと推測しますけど…。
それでも、NASA本家が使っちゃおう…と思うほどのモノを作った作者さんは尊敬しますね。
Yasuda
Re:補足 (スコア:2)
> ただ、実際には本当にクリティカルな部分には使われてなくて、皆でザクっと見るのにちょうどいい…ぐらいの感じで使われていたんじゃないかと推測しますけど…。
当然そうでしょうね
Re:補足 (スコア:1, 興味深い)
実際に使う画面はほぼこんな感じ
http://www.nasa.gov/images/content/571620main_KSC200_long.jpg [nasa.gov]
過去のミッションでどうしていたのか思い出せないけど
GoogleSatTrackに切り替える前は一時的にスクリーン3面とも文字だけの表示になっていたので
もしかしたら通常の軌道上用の表示とLong-range ground trackの範囲の間を
地図表示するちょうどいいシステムが無かったのかも・・・?
NASAお遊び用に配ってたグーグルアース上でのリアルタイムトラッキングの画面を表示してもおもしろかったかも
現在位置がわかりづらいカメラ位置でわかりにくかったから実用性は下がっちゃうけど・・・
Re: (スコア:0)
Re:補足 (スコア:2)
GSTは可視化ツールであって、クリティカルな運用に影響するデータは当然別の物を使っていますよ…。
Re:補足 (スコア:2, すばらしい洞察)
記事のどこを読んだら
などという妄言が出てくるんでしょうか。
既に同様のツッコミが入っているので省略しますが、トラッキングを止めたのは通常の運用範囲内であって、あなたが勘繰っているようなことは事実としては確認できません。
#かの氏にまったくそういう思いがなかったかどうか、についてはわかるはずもありませんが。
すこし頭をお冷やしになられた方がよろしいのではないかと拝察致します。
Re:補足 (スコア:1)
はあ、そうですか。まあそう思われるのは勝手ですが。
それはそうとして柏井勇魚氏が不快感を示してらっしゃるようです (lizard_isana のつぶやき [twitter.com]) 。
Hiroki (REO) Kashiwazaki
Re:補足 (スコア:2)
当然のことですが、不快にもなるでしょう。
本来の自分の仕事はきっちり果たしてるのに、オマケをつけるかつけないかで
当事者でもないのに文句付けられる筋合いは無いと、普通は思いますよ。
「ご利用は自己責任で」
それがNASAでも例外はありません。
Re:補足 (スコア:1, おもしろおかしい)
/.J においては「本来はタレコミ者や編集人が書いてくれるのがベストだと思うが」というのは「やった、記事本文に詳細が書かれていない。俺の知識が火を噴くとだな……」の意味です。
# そういう詫び寂び萌えを誘発するように記事を編集するのが私のお仕事です。
Hiroki (REO) Kashiwazaki
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
最近は2ケタの計算もできないじゃないか
Re: (スコア:0)
でも誘発されたのは こんなコメント [srad.jp] と関係者の不快感なわけで…
Re:補足 (スコア:1)
多様性は善。
Hiroki (REO) Kashiwazaki
Re: (スコア:0)
夏休みだから気にスンナ。
と言いたいね。
ビジネスの世界では普通にあること (スコア:1, すばらしい洞察)
俺の○○が○○で○○なんだよな。
Re: (スコア:0)
見間違い (スコア:0)
GoogleStarTreck、最終ミッションの再突入で使われていた
に見えた
それがどのように突入ミッションに使えるのか (スコア:0)
Re: (スコア:0)
論理的な空目って……?
Re: (スコア:0)
GoogleStarTrekと言いたい?
いや、まあ、見間違いは自由なんだけどね。
ポイントがよくわからない。
Re: (スコア:0)
スタートレックを利用して再突入ってなんだ!?突入計画の参考にでもしたのか!?
ということだろう