
特許庁の新情報システム、開発計画から作り直しへ 112
ストーリー by headless
断念 部門より
断念 部門より
毎日新聞によれば、開発が中断された新情報システムについて特許庁は現行の開発計画を断念し、受注した東芝ソリューションとの契約を近く打ち切って入札をやり直すそうだ(毎日jpの記事)。
会計検査院が不当支出と判断した東芝ソリューションに支払済みの約24億円の返還を求めるほか、損害賠償の請求も検討する。また、コンサルタント会社に支払った約29億円の返還請求も検討するという。これに並行して新情報システムの開発計画を作り直し、2月にも業者選定に入る。しかし、新システムの完成は2022年以降となり、今後10年程度は現行システムを改修しながらの運用になるとのことだ。
会計検査院が不当支出と判断した東芝ソリューションに支払済みの約24億円の返還を求めるほか、損害賠償の請求も検討する。また、コンサルタント会社に支払った約29億円の返還請求も検討するという。これに並行して新情報システムの開発計画を作り直し、2月にも業者選定に入る。しかし、新システムの完成は2022年以降となり、今後10年程度は現行システムを改修しながらの運用になるとのことだ。
調査報告書 (スコア:5, 参考になる)
とりあえず、「調査報告書」を読もう。・・・私はこれから読む。
http://www.meti.go.jp/press/20100820003/20100820003-2.pdf [meti.go.jp]
Re:調査報告書 (スコア:1)
ITProの去年の記事だと入札後の計画策定後に特許庁側から方針の大変更があったとされていますね。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20121204/441882/ [nikkeibp.co.jp]
調査報告書にはその時期のことは何も触れられていないようです。
(会員で無いので1ページ目しか読んでません)
この記事では調達仕様書に書いてあったことと別のことをやらせたふうな事が書いてあるわけですが、
調達仕様書の良否についても調査報告書では読み取れませんでした。
Re:調査報告書 (スコア:4, 興味深い)
3部だけ読めば良い感じ。
TSOLが第2フェーズで作っったアーキテクチャに10ヶ月もかけてなかったらバタバタしなかったのではないかという印象が強い。
そして仕様書にアクセンチュアから2万七千件のツッコミを入れられるTSOL。
RDBではなくXMLを採用したことによる、速度への懸念。
特許庁職員の責任感の欠如。
というところで出かけなくてはいけなくなったので、行ってきます。
Re:調査報告書 (スコア:1)
資料が1000ページあって、表題の付け方に問題があれば1000件。
そんなノリですよ。
中身にコメントできたら、アクセンが設計できますって。
発注者問題 (スコア:4, 興味深い)
毎日の記事にこうある。
- 同庁の審査部門などから、機能の追加要求が断続的に寄せられたことが混乱に拍車をかけた...
- 特許庁が発注段階で、どういうシステムが必要かを詳細まで文書に落とし込む『見える化』をしていれば、ここまで開発が混乱することはなかった...
#なんだかなあ。
Re:発注者問題 (スコア:5, 興味深い)
Re:発注者問題 (スコア:3)
予算の段階から、プロトタイプ作成を分けておくのはどうですか。
お役所ならではの、予算が初めにあって、そっからモノを
いきなり作っちゃうから失敗しちゃうんじゃないかな。
初年度: XXシステムのプロトタイプ開発。予算NNNの範囲でXXのプロトタイプを開発。
プロトタイプによるユーザー調査から、本ちゃんシステムの要求機能、予定価格の見積もりを作成
次年度: XXシステムの入札、本開発。
ユーザーは実物を見るまで(使うまで) 間違った意見しか言わない、ぐらいに考えとくべき。
実際に動くプロトタイプを見せて、使わせなければ、良いシステムなど作れるわけがないと思います。
ならばこそプロトタイプ開発のみで予算を立てる。
プロトタイプは本ちゃん開発と違って、予算を決めておかないと際限なく工程が膨らむものなので、
予め予算額が決まっているお役所的な配分はむしろ都合がよい。
お役所的発注方法と非常に相性がよい、とも言えるでしょう。
予算の範囲内で満足いくプロトタイプが作られれば、本ちゃんシステムの要求定義は
プロトタイプをもとに過不足なく定義すればよいだけだし、実際に作ってからの話だから本開発の予定工事価格も算出しやすい。
仮に初年度予算では満足いくプロトタイプを作れなかったとしたら、次年度でもう一度、別のプロトタイプを作り直せばいい。
本開発は、納得いくプロトタイプを作れてからで十分です。
Re:発注者問題 (スコア:1)
というか、会計検査院が納得するかどうかが最大の問題かと
Re:発注者問題 (スコア:5, 参考になる)
はい。仰るとおりだと思います。 > 現行ルール&会計監査員
実際、懸念事項は多々あるでしょう。私も色々思いつきましたが、
そういったデメリットを踏まえても、やっぱりプロトタイピングを導入する(導入のために手筈を整える)メリットは
大きいのではと思うんですよね。
・プロトタイプ(必ず捨てる)というものに対する予算が付きにくいかもしれない
-> いきなり開発するよりお得である、ということをどれだけ理解してもらえるかですね。
・そもそもプロトタイピングしたからって、ちゃんとしたもの作れる保証がない
-> 逆に、プロトタイプで作れないなら、いきなり本ちゃんで作れるわけないかと。
であれば撤退時の被害が少ないので、失敗したらむしろプロトタイピングにして良かったことになります。
お役人的にも言い訳しやすいですよね!「本来困難極まるプロジェクトでしたので(俺は悪くないが)被害を最小限にする方法を選択しました(プロトタイピングじゃなきゃもっと大変だったんだぜ)」
・プロトタイプ運用に付き合わされる現場から文句が出る
-> 最終的に使いやすいシステムができれば現場にとって一番得であることを納得させる
特に今回のような、運用がわかりにくいシステムでは現場へのヒアリングのため
特定担当者ばかり負荷がかかる(結果として十分ヒアリングできない)という問題があります。
プロトタイプという誰でも目に見えるもので「深く狭く」から「浅く広く」へ負担を下げれることは大きいと思います。
・プロトタイプは裏金作りに利用しやすい
-> そこはお役所の良心しだいですけど・・。
というか裏金なら別にプロトタイプじゃなくても今でも普通にゴニョゴニョ・・・
ともあれ「コンクリートから人へ」と言うなら、コンクリートに合った方法(ウォーターフォール)でなく
人、つまりソフトウェアに合った方法へと変えるべき、と思います。
工事という意味でソフトウェアがコンクリートに劣るところは、複雑で完成像が見えないこと。
逆に優れているところは、捨てる費用がほぼゼロな点。建物は作っちゃうとなかなか壊せないですから。
納得のいくものができるまで、作ってはクシャクシャに丸めてポイ、とするのがソフトウェアの正しい作り方です。
(まあ実際はハードがなきゃ動かない、のはさておき)
個人的に金言としている「銀の弾丸はない」との言葉どおり、
プロトタイピングが向くものと、ウォーターフォールが向くものとそれぞれあるはずです。
少なくとも現状のウォーターフォール一択よりは、幅を広げるに超したことはないのではないかと。
#長文失礼
みんな釣られすぎ。 (スコア:4, 興味深い)
みんな釣られすぎ。
これは、来年度(平成25年度/2013年度)の予算確保を確実にするために、庁内から打ちあげている、というのが時期的にはオチ。
10月の会計検査院の記事 [srad.jp]の時点からほとんど情報は増えていないし、計画そのもの(主には、2022年以降に新システム完成)は、既に2012年9月には表に出てる。
http://www.jpo.go.jp/iken/saitekika_kaiteian.htm [jpo.go.jp]
http://www.jpo.go.jp/iken/pdf/saitekika_kaiteian/kaiteian.pdf [jpo.go.jp]
この時点で、およそ5年毎の2期(第I期と第II期)にわけて開発することになっているので、10年かかるのは、
羞恥周知の事実。ちなみに、上でパブリックコメントに出ている案については、既に、政府全体としても確認していて、これに対して、「各府省情報化統括責任者(CIO)補佐官等連絡会議」から出ている助言がこちら。
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/it2/cio/hosakan/dai73/73jogen.pdf [kantei.go.jp]
一般的な論調としては「へーなるほど」なんだろうけど、この記事で、
となって、遅ればせながらの予算要求にて、特許庁から財務省に、財務原案→政府案 に圧力をかけることになるってこと。
庁の情シスか会計・官房から、毎日新聞にお願いが飛んだんだろうなあ。(ちょうど、政権交代で予算をつくりなおしているわけで。)
Re:発注者問題 (スコア:3, 参考になる)
・もともと特許庁はシステム更新を真剣には考慮していなかった。
・が、政治的理由により更新が行われることになった。
・現行システムは古くから使われているもので、拡張に拡張を重ねた複雑怪奇なものであった。
・新システムの開発に当たっては現行システムの解析から始める必要があった。
・しかし特許庁に全容を知るものはいなかった。
・そこでインタビューから始めることにしたが、TSOL(と外注先)のレベルがイマイチで、いつまで経っても全容がつかめなかった。
・そもそも更新の必要性をそれほど感じていなかった特許庁は、新システムに求めるものを具体的に決められなかった。
・そういうわけで作業は遅れに遅れた。
・プロジェクト管理は旧来の人月計算で行われていたので、遅れ=人員不足となってしまった。
・リカバリは追加人員の投入のみ。そういうわけで下請け業者が次から次へと投入された。
・人月の神話状態になり、ますます遅滞した。わずかにできあがってくるドキュメント類の品質もまちまちとなった。
・関係者一同はこの状態をプロジェクト管理の問題との結論に達した。
・プロジェクト管理を行うためにアクセンチュアがやってきた。
・だが問題はプロジェクト管理以前のところにあったため、アクセンチュアが管理しようとすればするほど混乱が生じ、作業は遅滞していった…
思うに関係者全員が人月の神話の読書会でも開くほうがよっぽどマシだったんじゃないかな。
Re:発注者問題 (スコア:3, おもしろおかしい)
>思うに関係者全員が人月の神話の読書会でも開くほうがよっぽどマシだったんじゃないかな。
面白いね。
平家の亡霊が平家物語を聴くような、なんとも言えない光景になるな。
Re:発注者問題 (スコア:1)
本来そこを解決するためにコンサルがいるんだが
途中からコンサル入れてなにがしたかったんだろうな
Re:発注者問題 (スコア:2, すばらしい洞察)
Re:発注者問題 (スコア:1)
コンサルって「コンサル」以外に「困猿」がたくさんいるんです。
残念なことに後者の方が多いんですよね、、、。
Re:発注者問題 (スコア:1)
>コンサルって「コンサル」以外に「困猿」がたくさんいるんです。
たまにこの手の話題が出るたびに誇張されたエピソードを見ているからか、
ほぼ 「コンサル」=「困猿」 だと思ってしまってます。
そういう評判がネットにあふれているのになんであんなにホイホイお金払っちゃうんだろう。
Re:発注者問題 (スコア:1)
言い訳をなすりつけて責任をとってくれる(行政にとって)ありがたい人柱のような人のじゃないの。
「言い訳をなすりつける」ってのは聞かない言い回しだなあ。
意訳すると、こう言うことだろ?
言い訳をでっち上げて、顧客とコンサルタント自身以外に責任をなするつける
もしそうだとすると、そういうコンサルタントを「人柱」と呼ぶのは違和感があるな。
あえて言うなら「人柱製造機」あたりだろう。
# 冬休みと関係あるのかな?
Re:発注者問題 (スコア:1)
アクセンチュアはWBS作れって言うだけでしたよ。
作業が増えるだけで、進め方へのアドバイスとか、庁との意識あわせとか
何もしなかったですね。
これで人月200万以上取るんだから、いい商売です。
Re:発注者問題 (スコア:2)
EVMは作っていたらしいよ。
そのWBS作れっていいはじめたのも調査委員会みたいだけれど。
Re:発注者問題 (スコア:1)
調達仕様書はIBMビジネスコンサルティングサービス(現在は日本IBMと経営統合)と作ったって報じられてるけどね。それを元に入札実施した、とも。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20121204/441882/ [nikkeibp.co.jp]
リンク先の内容が正しいなら、仕様書と全く異なる提案を特許庁がしてきた時点で色々アウトだよね。後でちゃぶ台返しするなら入札の意味がない。
#それにしても今さらなんで新聞記事に・・?
官庁側の責任の所在 (スコア:2)
たぶん企業側はイメージの問題とか損害とかあれこれ出てきて誰それが降格だの出向だので責任を取らされそうな気もするんだけど
官庁側はこういった税金を無駄にしたことに対しての責任はどうやって取るのか興味がある。
なんでアクセンチュアは名前を隠すの? (スコア:1)
って誰かが日記で言ってた
悪銭身につかずって婆っちゃがいってた。 (スコア:1)
> :なんでアクセンチュアは名前を隠すの?
メディア的には一般に知られていないかららしいので、せっかくだから広めてあげていいんじゃないかな。
「遠心力と求心力、Gゼロ時代に備えよ」、アクセンチュア 程 近智 代表取締役社長
http://www.nikkeibp.co.jp/article/news/20130104/335819/ [nikkeibp.co.jp]
Re:なんでアクセンチュアは名前を隠すの? (スコア:1)
毎日新聞のコンサルも担当してて悪く書けなかったとか?
そろそろ、値段優先の入札をやめたらどうだろう? (スコア:1)
実績とか体制とか提案とかがメイン。
そして、値段は重み付けを10分の1にする。
Re:そろそろ、値段優先の入札をやめたらどうだろう? (スコア:1)
入札って要求定義がしっかりできていることが前提だからね。
先に予算を提示して、一番良い提案できたところを採用すればいいんじゃない?
発注側と受注側でしっかり「談合」するべきだと思います。
本来の意味で。
提案を評価するにも実力がいる (スコア:3, すばらしい洞察)
提案を求めて、それが本当に優れているのか、実現可能なのか評価するにも、一定水準以上の実力が必要なんだよね。
発注者側にも、ある程度の開発能力は必要だと思うな。
Re:提案を評価するにも実力がいる (スコア:1)
ITに限らず発注スキルが落ちているのは確か。
業者との不適切な(不適切と思われそうな)接触を避けることの徹底が行き過ぎたから、と思いたくもなる。
それまでは役人が業界の人に慣行や専門用語、業界用語を勉強させてもらう機会があったが、この10年で全くなくなってしまった。
まあ現に今でも贈収賄があるわけだし、昔のようになあなあでやれとは思わないけど。
もう一つは、新規参入を促すため、実績を持たない業者にも入札の門戸を開いた結果、有象無象まで入札に参加し始めたこと。
業者は公示と発注書に基づいて受注、施工・納品するわけで、発注書に記述がない部分は受注業者が各自解釈して施工・納品してくるようになった。
それまで業界慣行や業界用語を通じて常識的なものが上がってきていたが、新規参入者が受注するようになってからは業界用語にも一々注釈が必要になったし、一から二百位まで事細かに仕様を書かないと発注意図に応じたものが上がって来ない時代になってしまった。
これは正直、若い役人には荷が重すぎます。
かといって新規参入をさせなかったり、実績主義にすると国内外からいろいろ口出されたり批判されるしねぇ。
Re:提案を評価するにも実力がいる (スコア:1)
>入札って要求定義がしっかりできていることが前提だからね。
先ずここで破綻してそう。
だもんで、
>発注者側にも、ある程度の開発能力は必要だと思うな。
これもありえないのでこうなった。
#イイ国だ。
Re:そろそろ、値段優先の入札をやめたらどうだろう? (スコア:1)
プロポーザルコンペ形式の入札にすると、発注者側で提案内容の評価がちゃんとできなくて、結局「値段」になる。
もちろん、プロポの経費は業者の手弁当になるし、発注者側も余計な仕事がジャンジャン増える。
じゃぁ初めから「競争入札」でいいじゃんとなるのです。
発注者側担当者も受注者も、口をそろえて「競争入札にしてよ・・・」ってなるんですよね。
プロポ案件で費用も内容ヒドイ案件をいくつみたことか・・・
Re:そろそろ、値段優先の入札をやめたらどうだろう? (スコア:2)
>一番安心な企業に発注すると「癒着」なんです。
うがった見方しかできないとは、残念だね。
一番安心な企業に発注し続けていれば、受注企業も、その組織なり、事業にも詳しくなり、必要な人材も集める。当然、発注も楽で安心。企業の経営も安定。
だが、それが正しいことだろうか? まさに癒着以外の何物でもないと思うが。
> 値段以外の要素(過去の実績や、人脈など)を
実績は入札参加条件に入っていることが多いと思うが。それに問題があれば、条件を厳しくすれば良いだけのこと。
人脈は評価しちゃダメだろ。従業員の技能や実績ならともかく。人脈を重要視する必要があるのは、その企業の内部の事情。(その人脈が、企業の実績を作ったとき、始めて評価されるのが本来)
今後10年程度は現システムを使用って遅すぎません? (スコア:1)
新システムの完成は2022年以降というのは、つっこまなくていいんですか?
あげてる人がいないけど (スコア:1)
東芝といえば、防衛庁案件でも開発失敗して訴訟沙汰になってる [jiji.com]んですよね。これもどこまでが途中から変更になったのかは明示されてないので一様にどちらが悪いとはいいづらいですけど。
文系と理系の象徴 (スコア:0)
途中で仕様を変えたり、初期の仕様を破棄したり
「え、ちょっと変えるだけでしょ」という意図がわかる
阿鼻叫喚だった東芝ソリューションのファイターの方には
お悔やみ申し上げます
Re:文系と理系の象徴 (スコア:5, 参考になる)
あの~仕様の変更どころか、東芝ソリューションは技術力が低くて、そもそも仕様をまとめることができなかったという状態だったんだけどね。
特許庁から独立している会計監査院がまとめた資料からの引用 [jbaudit.go.jp]。
Re:文系と理系の象徴 (スコア:3, 興味深い)
役所の末端で事務やっている人間から言わせてもらえば、業務の実態も調べないでいきなり「今後、このシステムでやってください。例外は認めない。」なんてことはよくある。
「できるかボケぇ」って思っても、そうなっちまったからには業務実態をそれに合わせるしかない。
あとで偉い人が「なんて珍妙なシステムなんだ」と怒っても、上から振ってきたシステムを今更どうこうできる訳も無し。
未だに贈収賄事件があるから定期的な人事異動は必要かもしれないけど、何かのプロジェクトの途中なのに機械的に異動させて、後任がちゃぶ台返ししたり一からやり直すのはさすがにどうかと思う。(まあ、定期異動させてても贈収賄とか起きている訳だが…)
逆に、前任者の起こしたプロジェクトがおかしいこと解っていて止めない奴も多い。
自分の任期中にトラブる起きなきゃ良い、という役人脳に悩まされること多い。
でも、本気でそれを正していこうとすると心や身体が壊れる。
理系文系関係ないし、どっちもどっちだと思うがねぇ。
Re:文系と理系の象徴 (スコア:1)
>特許庁から独立している会計監査院
独立してる?ご冗談を。
しょせんは身内。
>そもそも仕様をまとめることができなかったという状態だったんだけどね。
要求仕様は発注側のスキルに依存する部分が多いんだけど、その話は無視ですか?
#発注側がろくに自分達の求める製品の仕様もまとめられないのが、この手のデスマの原因の一つ。
Re:文系と理系の象徴 (スコア:1)
> 要求仕様は発注側のスキルに依存する部分が多いんだけど、その話は無視ですか?
では、既存システムを構築して運用しているNTTデータは、どうしてデスマに陥らずに済んだのかね?
東芝ソリューションのスキルが低いこと自体は、この業界で生きている人間なら常識だけどな。
Re:文系と理系の象徴 (スコア:1)
現行システムは出来ることしかしてないからです。
ワークフローに毛が生えた程度の機能しかないから。
TSOL云々は否定しない。
Re:文系と理系の象徴 (スコア:1)
>東芝ソリューションのスキルが低いこと自体は、この業界で生きている人間なら常識だけどな。
東芝ソリューションのスキルは低い。
更に発注側の仕様書はどうしようもなくグダグダで随時変更と追加有り。
アクセンチュアには金を巻き上げる以外の能力はナシ。
そして総てのしわ寄せは丸投げされてた末端へ。
ようやく彼らが逃散してからことが動いた。
#のかなぁ
Re:文系と理系の象徴 (スコア:1)
>要求仕様は発注側のスキルに依存する部分が多いんだけど、その話は無視ですか?
>#発注側がろくに自分達の求める製品の仕様もまとめられないのが、この手のデスマの原因の一つ。
そりゃ建前はそうなんだけど、それができる発注元は単価の高い大手になんか頼りませんよ。
内製か、すくなくともプロジェクト回すところは自分たちでできますから。
TSOLは大手元請かっていうと微妙だけど、アクセンチュアの罪は重いでしょ。
「何をやりたいのかわからない」客に、ちゃんとしたプロジェクトを提供してこそのコンサルです。
Re:文系と理系の象徴 (スコア:1)
その資料を読んだ限り、TSOLはたしかにひどいもんだけど
特許庁の「(システムについては)我関せず」みたいな態度も
あちらこちらに散見される感じです。
特許庁、TSOLともに「契約内容を最大限、自分に都合のいいように
解釈した結果、自分たちの領分はここまで」と線を引いて、
どんなに事態が悪化してもそこから出ることはせず、
非常に大きな「ポテンヒットゾーン」が生まれているような感じ。
上流をやったことはないものなんですが、どこもこんな感じなんでしょうか。
大変だなぁ。
Re: (スコア:0)
どうせ設計担当者は下請けなんだから給料ケチったんだろ。
Re:文系と理系の象徴 (スコア:5, 興味深い)
>>システム開発に当たっては、発注者が業務要件の定義を行うのが通常であるが、
>>特許庁は、受注者が特許庁の業務等を分析して業務要件を詳細化して提案することとしていた。
>正直、これが最大の原因だと思うけど。
>他社が受けても、これがクリアできるかどうかだと思うなぁ。
複雑珍妙な縦割り業務形態で、特許庁の中の人自身が、要件定義することが不可能な制約状況下、
現行システム入れてるNTTデータだけが唯一、業務全容を理解していたので、
うまくデータに落とさせる筈が、データのアホな営業が贈収賄でパクられて入札に参加できず、
結果、廊下で立ってるデータ以外は誰も実現不可能なんだけど、入札は実施せざるを得ず、
まあ被害を最小限にするため、最低価格のTSOLに落とさせるか、
・・・・・みたいな成り行きを、中の人が言ってたという噂。
#グループ会社なのでAC。
Re:文系と理系の象徴 (スコア:2, すばらしい洞察)
○ NTTデータだけが唯一、業務全容を独占掌握
# 某元省庁のところでも同じような話だった
# いろいろあそこが元凶だと思っているのでAC
Re:文系と理系の象徴 (スコア:1)
>複雑珍妙な縦割り業務形態で、特許庁の中の人自身が、要件定義することが不可能な制約状況下、
>現行システム入れてるNTTデータだけが唯一、業務全容を理解していたので、
>うまくデータに落とさせる筈が、データのアホな営業が贈収賄でパクられて入札に参加できず、
>結果、廊下で立ってるデータ以外は誰も実現不可能なんだけど、入札は実施せざるを得ず、
>まあ被害を最小限にするため、最低価格のTSOLに落とさせるか、
>・・・・・みたいな成り行きを、中の人が言ってたという噂。
もうこれでニュース原稿出来上がりですね。
#「中の人」を「ある関係者」に置き換えて完成
Re:文系と理系の象徴 (スコア:1)
「内部事情に詳しい元幹部」くらいは盛る気がする
Re:文系と理系の象徴 (スコア:1)
あーH系列の信頼出来る友人(笑)の話によると、わりとHも本気で取りにいっていたらしいとか。
ただ他の人も書いているようにデータの参照関係が複雑で、かなーり難航が予想されていたみたい。
とれたら研究所も巻き込んで総力戦になるだろうと言っていたけど、取れなくて幸いだったのかな。
その友人氏に「失注、残念だったね。」っていったら「Tのあんな予算でできるわけがない。」と返されたのも良い思い出。
・・・・・みたいな話を、中の人が言ってたという噂。
Re:特許庁のシステム開発が破綻した本当の理由 (スコア:5, 興味深い)
あれ、マイナスモデされちゃいましたね。おかげで色々面白い記事が見つかりました。
僕の知ってる「特許庁」の話 [blogos.com]
特許庁の基幹システムはなぜ失敗したのか。元内閣官房GPMO補佐官、萩本順三氏の述懐 [publickey1.jp]
特許庁次期基幹システム開発中断〜真の問題は役所にITエンジニアが不足していること [blogos.com]
役所にIT技術者がいないのは、致命的だと思う。まあ、根っからそうだとは思うけど。
Re:非SI事業者にやらせる (スコア:1)
>一連の問題を受け、経済産業省が設置した「技術検証委員会」の大山永昭委員長(東京工業大教授)は
>「特許庁が発注段階で、どういうシステムが必要かを詳細まで文書に落とし込む『見える化』をしていれば、
>ここまで開発が混乱することはなかった」と発注者側の問題も指摘する。
要件をユーザー自身がまとめられないのにsalesforceなんて使えるわけなかろう。