紙やペンや黒板を使った従来型の授業は子供達のためになっていない? 70
ストーリー by hylom
どっちも必要では 部門より
どっちも必要では 部門より
eggy 曰く、
Microsoft CanadaのPartners in Learningでディレクターを務めるLia De Cicco Remu氏が、「現代の教室にペンや紙は必要のないものとなってしまった。黒板も学校からなくなってしまえばいい」と、Georgia Straightとの電話インタビューで話したという。5月23日にバンクーバーで開催されるMicrosoft Summit 2015では教育関連のイベントも開かれることになっており、Microsoft製品を使った対話型デモやワークショップも予定されている(Georgia Straight、Slashdot)。
従来型の授業のやり方では、子供達が今そして将来のために必要な教育を得ることができないため、子供達の可能性を潰してしまっているという。だが教室にOffice 365やOne NoteなどのMicrosoftテクノロジーを導入することで、先生達がこの時代に適切な授業を行うことができるようになるとしている。
また、ペンや紙や黒板はいらないと主張してはいるものの、書くことの必要性を完全に否定しているわけではないようだ。タブレットとスタイラスペンを使って、書くことをデジタル的に学習することができるとしている。
何の根拠も無い (スコア:5, すばらしい洞察)
Microsoftの人が、自社製品を使ってほしいとアピールするために何の根拠も無くでっち上げているだけの記事を取り上げる必要があるんですかねぇ・・・
Re: (スコア:0)
ピュア・オーディオ記事と同じ、嗤うためのストーリー。
一方で (スコア:4, 興味深い)
日本では武雄市のタブレット端末導入が子供達のためではなかったことが白日の下に
http://hunter-investigate.jp/news/2015/05/21-takeo-sentei03.html [hunter-investigate.jp]
前提としての紙とペン (スコア:3, すばらしい洞察)
それがあるから、『書く』ということを理解できる。
タブレットになんらかの入力を行うという意味では、『文字』の概念すら理解できないのではないだろうか。
物理的に存在することの説得力というものは、デジタルなそれに比べてはるかに大きいものだ。
それはMicrosoft(ないし、どんな会社でも)がどうがんばっても決して埋まらない。
Re:前提としての紙とペン (スコア:1)
> 物理的に存在することの説得力
ああこれだよこれこれ。子供には内部構造が不明な魔法の箱はあんまり使わせないほうがいいと思う。
Re:前提としての紙とペン (スコア:1)
同意。
「書く」という動作は、連想記憶で「書いた内容」を連想させる。
しかし、「書く」という動作に「印象の重み」がなければ、連想を励起するのは難しい。
この「印象の重み」を与える上で、
「物理的に書く」「物理的に筆記跡や修正跡を残した」
というのは効果的だと思う。
いまのところタブレットとかに書くのは「簡単に消せる」「修正跡を消せる」という点で、
印象の重みが軽くなる様に思えますわ。
別の方法で「書いたことを思い出せるキー」があれば、気にしなくて良いことだとは思いますが、思い付かないなぁ。
21世紀、アメリカでは (スコア:3)
生徒が使う教科書、教材、ノート、宿題、テストをすべて電子化、
アナログな筆記用具をついに教育現場から全廃することに成功した!
一方ロシアは鉛筆を使った。
たしかに黒板は要らないかもしれない (スコア:2, 興味深い)
だがその代案がOffice 365やOne Noteというのはお笑いだ。
生徒を数十人ごとにまとめて一つの部屋に押し込め、全員に同じスピードで同じ内容を教えるというのは、
効率やコストを考えた妥協的な方法であって、理想的には生徒一人ずつの能力にあわせ、
理解度を個別に確認しながら対話的に確実に教えていくのが良いはずだ。
人工知能的なものがもっと進んで、生徒一人ひとりに家庭教師が付くような、真のカスタム教育が実現する日は来るだろうか。
一方、大教室で一緒に学ぶことで、さまざまな違った視点の考えに触れる、大勢を前に自分の考えを述べたり
議論したりする経験を持てるという利点も捨てがたいので、個別学習とのうまい組み合わせが必要かな。
Re: (スコア:0)
小中学校にも少数の教師による大教室授業+TA活用がベストでしょうか。
Microsoft=悪の帝国 (スコア:1)
Microsoft様の製品をありがたく使わせていただくことが、この時代に必要な教育なのね。
ふうん。
Re:Microsoft=悪の帝国 (スコア:1)
紙と鉛筆や黒板並みに直感的に使えてかつバグらないものを提供できるようになってから出直すべきだと思ってしまう。
金も人もうなるほどあるんだろうから、せめて役に立つヘルプかチュートリアルをちゃんと作ればいいのにと毎回思う。
Re:Microsoft=悪の帝国 (スコア:4, おもしろおかしい)
イルカ「呼んだ?」
Re: (スコア:0)
お前は呼んでない。 冴子先生かむばーーーーっく!!
Re: (スコア:0)
通常の授業が困難なレベルでのバグなんてありましたっけ?ハード故障を除いて。
それに紙いりますか?やぶれたら捨て、汚くなったら捨て、資源の無駄だと思いますが。
インクがなくなったら丸ごと処分しなきゃいけないペンの類にしても然り。
加えて"必要な"ドキュメントすらない、なんて情況に遭遇したことはめったにありませんし、
初歩的なヘルプもチュートリアルも、読まなきゃいけないような人間に限って読まない上に
その存在の有無すら調べようとしないわけで、どこまで意味が有るのやら。
この話もオフィスワークのあり様が、今教師をやっている人間の育った頃とは違ってきているのに
同じ教育続けても意味はないだろ、って話なら納得できますけどね。
まあマイクロソフト叩けりゃ良い人たちに言ってもしょうがないことだとは思いますが。
Re: (スコア:0)
どこを縦読み?
Re: (スコア:0)
最近のMS-Officeにチュートリアルなんてついてたっけ?
Re:Microsoft=悪の帝国 (スコア:1)
子供のうちから、Officeがハングしてデータロストしても動じない、強靭な心を養わねばなりません。
Re:Microsoft=悪の帝国 (スコア:1)
ソフトウェアには必ずバグがあるという当たり前のことを理解するための最初のステップではないでしょうか!?
電子書籍より紙の本で読んだほうが、内容をよく記憶できる:研究結果 (スコア:1)
http://www.lifehacker.jp/2014/09/140906paperbook.html [lifehacker.jp]
Ver.up (スコア:1)
>だが教室にOffice 365やOne NoteなどのMicrosoftテクノロジーを導入することで、先生達がこの時代に適切な授業を行うことができるようになるとしている。
特にMS-Officeの場合UIなどで操作の一貫性が無いため、特定のバージョンでの各アプリの使い方を学校で学んだとしても、
社会に出た後にはアプリのバージョンが上がっててUIや関数その他が刷新されてしまい役に立たなくなる罠。
Re: (スコア:0)
機能的に無くなったり、関数他が使えなくなったって話は寡聞にして一度として聞いたことないし、UI もリボン化の一回以外に変わったような気がしないんですけど。
むしろ一貫して UI や機能が守られたソフトの最たる例が MS-Office のような。
Re:Ver.up (スコア:3, 興味深い)
リボンの前後はひどかったね、そのおかげで実家の父親がExcelをほぼ使えなくなってしまって毎晩電話で相談されて往生しました。
Office間での操作性に統一感が無いのもきっついです。
って、使っているのはExcelとOutlookだけですが色んなシーンでUIが違うことが多いので困りもの。
検索のショートカットキーが違うのにも未だに戸惑うし、Outlookだと一覧でタイトルが見えているメールすらそのタイトルで検索しても引っかからない時があってイラっとするし。
同じくOutlookでは文字を入力編集する場所によってバックスペースキーの振る舞いが違うというデザインが理解できずにイラっとしてしまってます。
と思ったらいつのまにかバックスペースキーで選択しておいた文字が消えなかったのが消えるように変更されてた。
いつかのWindows Updateでそうなったのかな、これはこれで今までその操作に慣れてた人が困るんだろうなぁ。
#MS-Office達人への道は険しすぎる。
Re:Ver.up (スコア:1)
UIとしての話で良ければ、メニュー構造やオプションダイアログのレイアウトなどは変わりまくっていますね。
機能的に無くなったり関数他が使えなくなった件についてはOffice2007 [microsoft.com]やOffice2010 [microsoft.com]で使用頻度の低いものや代替機能が用意されたものなどが削除されている。
Office 2013 [microsoft.com]は少なめ。
Re: (スコア:0)
そしてWindows8で再び。
その昔、エジソンという偉い人がおりましてな。 (スコア:1)
「書物は、間もなく学校において時代遅れのものとなります。映画は、学習者にとって、目となるものです。人間の知識のすべての分野で、映画による教育が可能となります。われわれの学校制度は10年以内に完全に変わると思います。」
http://www.rsch.tuis.ac.jp/~ito/research/lib_articles/itoh/service/3.html [tuis.ac.jp]
パッパパラリラ (スコア:0)
エジソンもこの話のMSの人も、個人のだったらいいな的話だな。
そもそも教育(特に初等教育)で教える事とか教え方とか、
突然ガラッと変わるような先進性なんか求められてるのか、というのもあるし。
今時の大学生はスマホで板書を撮影しています (スコア:1)
「板書をスマホで撮影する大学生が増加 [news-postseven.com]」
自分でノートにまとめた方が学習効果は高いということですが、先生がパワーポイントなどデジタル機器を使うと生徒側がノートに手で書き写すのは困難になるそうです。
デジタル化ってコスト削減と資源の保存 (スコア:1)
デジタル化ってコスト削減と資源の保存でしょ?
子供のためになるかなんて関係ないよね。本来は。
まだまだ不足している。 (スコア:1)
ノートや教科書の代わりにタブレットなどは書いたり表示できる面積が狭すぎます。せめてA3サイズで表示ができて、持ち運びしやすい大きさに折りたためるようになってほしい。
そして、見開き1ページだけ表示出来れば良いとは考えないでほしい。同時に見たい資料は何冊もあるのだから、それを全て同時に見られるように、角度をつけたりして表示できるようになってほしい。
大局で物を教えられるように、プロジェクタの大きさも現行の黒板サイズになってほしい。というか、同時に使っているので問題は無いが、なんか既に実施していることをカヤックとかが最近始めたと言うニュースを見たので、案外実用している教員は少ないのか?
置き換えることなんてまだまだ無理。拡張現実で教科書・ノート・黒板に情報を表示したほうが良いよ。
「お前がそう思うんならそうなんだろう お前ん中ではな」 (スコア:0)
他にどうコメントすりゃ良いんだ(苦笑)?
Re:「お前がそう思うんならそうなんだろう お前ん中ではな」 (スコア:2)
完全スルーこそ最善かと。
アホ過ぎて相手にする価値がない発言ですから。
敢えて言おう。カスである!と。
ええと、こういうのなんていうんだっけ (スコア:0)
ステマではないから、ネイティブアド?でいいんだっけ?最近いろいろあってよくわかんないよ。
Re:ええと、こういうのなんていうんだっけ (スコア:1)
バイラルメディアか炎上マーケティング?
Re:ええと、こういうのなんていうんだっけ (スコア:1)
ステマとかネイティブアドとかは、広告なのに広告じゃないふりをしているのが問題視されてるわけで、
Microsoftの社員を名乗る人が自社の製品を薦めるのは、そういう類のものではなく、普通の宣伝。
あえて言うなら、多分、ポジショントーク とか セールストーク とかだと思う。
svn-init() {
svnadmin create .svnrepo
svn checkout file://$PWD/.svnrepo .
}
黒板は (スコア:0)
いい加減デジタル化したほうがいいかもね。(カネがあればだが)
でも、俺らが言うと説得力ないが、
子どもの手元では手書きで勉強しなきゃダメだよ。
タブレットの手書きなんか、コピペや変換しちゃうじゃん。
紙ノートと同じ使い勝手を実現する教育用タブレットでも作るならそれもいいけど。
子どもに運動させないといけないのと同じで、
手書きも覚えさせないとダメ。
Re:黒板は (スコア:1)
Re:黒板は (スコア:1)
黒板じゃないと、先生がでっかい定規やコンパスできれいな図を書いてみせることができなくなるじゃないすか。
でも、チョークの会社が店畳んだらしいし黒板も衰退していくんだろうなぁ。
掃除とか維持とか入れ替えなんかも大変そうだし。
Re: (スコア:0)
> 掃除とか
今は黒板消しの掃除って電動クリーナーを使ってるんでしたっけ。
昔の
黒板消しを両手に持って教室の窓の外でパンパンって叩いてチョーク粉を落として、
チョーク粉の煙が教室の中に流れて、女子から「ちょっと止めてよ~!」と怒られる
そんな掃除風景に思いを馳せた
Re: (スコア:0)
自分がおぼえている限り電動クリーナーは平成9年には既に小学校にあったな
叩いて落としてる光景が浮かぶのはおっさんやね…
今はどうなってるんだろ?
Re: (スコア:0)
昭和 54 年に導入されました@神奈川県横須賀市
Re:黒板は (スコア:1)
>#あまりきれいにならなかった
その理由だが、だれもまともな日常メンテナンス
をしなかったからではないだろうか?
今から思えばの後知恵だが。
// わたしの通った中学・高校のそれも似たものだった。
Re:黒板は (スコア:1)
きれいにまとまった「板書」をいくら「そのまま写して」も頭には入らない。
先生がその場で書き上げた「板書」を「整理しながら」ノートに書くことで頭に入る。別に機械的に写したってなんの意味もない。
だからPowerPointみたなのを使ったプレゼン形式の授業は子供のためになってない。
と思います(大学に10年ほどいるもんで、最近はそういう境地に最近辿り着きつつあります)。
#ただ、うちの弟様(ガチ文系)は「本なんて眺めてれば頭に入る」と仰るので(そしてしっかり覚えてるんだよなぁ・・・)、頭の構造がたぶん違うのだろう。
#あと、字が汚い板書はやっぱりカンベンしてほしい・・・。
Re:黒板は (スコア:1)
講義などビデオで構わない。板書など講義ノートの配布で済ますべき。それに対する学生の質問と教師の回答のほうがずっと大事だと主張したい。講義に出て綺麗なノートを作っていても、何らの質問をしない学生の単位など不可にしてもいいぐらいだと主張したい。
Re:黒板は (スコア:1)
前半は私と同じことを仰っているように見えますが(写経に意味などほぼない・・・どうしても暗記しないといけないものを除く)、その後が真逆の結論のように見えますので、書いた意図をきちんと説明します。
私の経験的には、最近は子供達のほとんどが結局、「ノートは書いたら終わり」なんですよ。だから「講義ノートを配布した」ら「受け取って終わり」。それでは「理解」なんて出来るわけがない。
もっとひどい例では、最近の大学生はPowerPointでプレゼン形式の講義なんてやったら「スマホで写真を取り出す」んです。これではその場では何も考えない。
試験に出るであろう内容が講義ノートでも写真でも他人のノートのコピーでもなんでもいいけど手元にあれば「それだけで安心」してしまう。で、試験前に「丸暗記しようとして」理解もできなきゃ試験もできない学生を山ほど見てきてます。
そんなわけで、理想的には「その場で」「理解までこぎ着けてもらう」ことが要求されるのが教育の現場なのだと思っています。
まぁ、現実問題として限られた時間の中で100%理解させることなんて無理ですけどね。でも「あとで見直せば理解できる」程度にはその場で考えさせる必要があります。で、「あとで見直す」ことを半強制するためには、課題を出すことも有効(ただし後でチェックする教員は苦労することが確定しますが)。
Re: (スコア:0)
ああ失礼。
コレを言ってるのは、日本語なんか見たこともない人か。
アルファベットしか書かない文化なら、タブレットにしてもいいんだろうな。
Re: (スコア:0)
アメリカなんかは昔から「レポートの手書きは不可、タイプライターで打つべし」っていう文化だったからね。
日本は手書き礼讃主義な人がまだまだいるからなぁ。
Re: (スコア:0)
でもアメリカでも、芸能人の手書き文字が汚いことが話題になったりとか、筆記体が読み書きできない若者がーとか、手書き礼賛をうかがわせるようなニュースを見聞きしますが。
具体的な話がないとなんとも (スコア:0)
>Microsoftテクノロジーを導入することで、先生達がこの時代に適切な授業を
>行うことができるようになるとしている。
先生側にとって、ということかな?
スタイラスペン (スコア:0)
スタイラスペンで「文字を書く」のは紙に比べて応答速度や感触や解像度等課題が多いからなぁ…
アルファベットくらいなら表示反映を待たずに書いてけるかもしれないけど、
漢字をスライタスの応答速度で書いてくのは地味にストレスだと思う。
落としても壊れないようにしてくれたら考えるよ (スコア:0)
それとも、床を低反発材にしてくれるのか?