Google検索は自社サービスを優先することで検索結果の品質を下げているという指摘 24
ストーリー by hylom
この論文も微妙な雰囲気が 部門より
この論文も微妙な雰囲気が 部門より
insiderman 曰く、
Google検索の検索結果ではGoogle関連サービスのコンテンツがより優先されて表示されるのではないか、という指摘は以前からあったが、これについて検証した論文が発表された模様(CNET Japan)。
発表された論文はコロンビア大学ロースクール教授のTim Wu氏やハーバード大学のMichael Luca氏などが共同で執筆したもので、通常のGoogle検索結果と、Google+による検索結果の変動を無効化するFocus On The UserというGoogle Chrome向けプラグインを使って検索した結果を比較した結果、「自社コンテンツを優先表示することで、Googleは消費者に質の低い検索結果と関連性を提供し、それによって社会の福祉を損なっている」ことが分かったという(研究論文)。
ただし、論文では「Google関連コンテンツの優先表示を行わない場合のほうが45%以上も検索結果が注目されている」というなんとも微妙な表現がされているため、本当に検索結果の品質が低下しているのかどうかはまだ検証が必要だとは思われる。
慈善事業ではないので (スコア:2)
自己やスポンサー、クライアントのためにやっていることならば仕方ない。
Re: (スコア:0)
そういう挙動をするとしても、仕方ないっていうか、むしろ当たり前すぎると思うんだよな。
ただ、それによって検索の有用性が落ちているって事なんであればそれは研究に値するんだろうけど、
結局、どういう「イロ」が付いているかわからないから検証しようがない。
Googleと生の世界の情報そのものではなく、
仮想モデルを作ってそれによって情報への到達性が阻害される研究とかあってもいいと思う。
Re: (スコア:0)
MSが以前にOSとアプリケーションで分割されかかったのと同じですよ。あるいは銀行と証券を分離させているのもまあ似た理屈で。
要するに、検索とその他の事業が同一会社で密接に運営されていることにより(寡占などの状態下で)社会の厚生を損なっているということであれば、
会社を分割するなどの政策が正当化されます(「OSとアプリケーション事業が」「銀行業務と証券業務が」と代入すれば意味がわかると思うんですが)。
仕方がないなどというような話ではないねえ。
Re: (スコア:0)
ユーザーだって慈善事業として使ってる訳じゃないよ。
Re:慈善事業ではないので (スコア:1)
検索結果の質が悪いのが気になるなら、yahooなりbingなりを使えばいいだけでは?
googleとしては、そういう考えで多少ユーザが離れてシェアが落ちたとしても、
自社サービスを検索結果の上位に持ってくる方が、利益につながると判断しただけでしょ?
「社会の福祉を損なっている」 (スコア:2)
行政機関でもないGoogleにこんなこと言うのはアホだ。
Re: (スコア:0)
社会の福祉を行政機関だけが担っているというお花畑を発見!
という煽りは置いておいて、社会福祉はステークホルダーの利害調整の結果実現するものだと思っている。
で、本題ですが
私も最近のGoogleの検索結果がいまいちだなと思っていたのですが、おすすめの検索エンジンがあれば教えて欲しい。
10年ぶりくらいに非Windowsデスクトップ(LinuxMint)を使ったのですが、Firefoxの検索エンジンにデフォルトでGoogleが登録されていないことに「最近の業界はそういう傾向なのか?」とショックを受けました。
Re: (スコア:0)
社会の経済厚生を損なっているとでも言えばよかったのかね(どっちもwelfareという言葉を使う)。
寡占状態が経済厚生を損なうような行動を誘発するのは常識だし。
Re: (スコア:0)
「社会の福祉」ではなく「社会厚生」と訳せば#2840526のようなアホなコメントを発生させずに済んだろうに。
前から疑問には思っていた (スコア:1)
Google Sitesに自分のサイトを持っているのですが、あんまりアクセス数が多くない割に、検索結果では上位に出たりしているので、もしかしたらとは思ったのですが。
まあ、考えられないことではないし、自社のサービスなのでしょうがないと言えばしょうがなくはないのかも。
Re: (スコア:0)
自分は15年前くらいから某漫画のサイトを持っていますが、その作品名でググると
wikipediaへのリンク
ニューストピック
出版社へのリンク
pixivへのリンク
amazonへのリンク
youtubeへのリンク
TV局へのリンク
うちのサイト
ってかんじで、検索1ページ目にきたり2ページ目にきたりですね
真面にSEO対策している事業者は (スコア:0)
Googleのサービス上でもそれなりに事業情報の展開を行っているので。
効率的に情報品質を平滑評価できるGoogle+を基準にした比較は、
検索品質が上がるか下がるかと言えばそれなりに上がるような気がする。
情報は多くのチャンネルで流れる物に価値があり、
今時Googleのサービスを意図的に外した情報展開をする事業者は異様だし。
ほぼ市場を独占してるからな (スコア:0)
問題は、他の検索エンジンがその品質の下がった検索結果の域に達してない事だと思う。
他の検索エンジンを使って検索結果を見ると、googleの天下が終わりそうにない事を実感する
Re: (スコア:0)
まさにこれでしょう。
競合の検索エンジンがあれば、検索精度の劣化は致命傷。でも現状は存在しないので問題が顕在化していない。
Re: (スコア:0)
なんで競合は精度が上がらないんだ。
たまにBingとか使ってみるけど、全然精度が上がってない。
Re:ほぼ市場を独占してるからな (スコア:1)
まさに使用者が少ないからじゃないかな。
#負の連鎖・・・
Re: (スコア:0)
Bingとか残念な結果が多いですよね。Yahoo!のリアルタイム検索ぐらいかな便利なの
でも、Googleも再開するんですよね
そんなんどうでもいいから (スコア:0)
ブラックリスト機能を実装してくれよ
ドメインと除外キーワードのリストなんかをアカウントに紐つけてどのデバイスからでも最適な結果を出すようにしてくれ
Re:そんなんどうでもいいから (スコア:1)
ちょっと昔には、サイトブロック機能があったんだけどな。
利用者が少なかった、という理由で停止されてそれっきりだ。
現状では、ブラウザアドオン等で設定するしかないな。
Re: (スコア:0)
Personal Blocklist (by Google) [google.com]
Re: (スコア:0)
ありがとう、もちろん使ってるよ
PCで使う分にはこれで大体満足してる
ただスマホでもリスト共有して非表示したいんや……
現状スマホだとリソースの問題もあるし検索エンジン側で対応してくれないかなぁーと
単なる願望ですけどね、鯖の負担とかも考えると非現実的ですかね
age of…… (スコア:0)
トニー・ペイジ「我々に代わって検索順位を完全決定する人工知能を開発した」
ウルトロン「我らがGoogleのサイトは極めて有用だ」
トニー・ペイジ「……私が責任をとる」
え? こんな話じゃない?
これのこと? (スコア:0)
「なんとも微妙な表現」というのは、The Wall Street Journalの記事にある下記の記載のことでしょうか。
>論文の著者であるハーバード大学経営大学院のマイケル・ルカ氏とコロンビア大学法科大学院のティム・ウー氏は、ユーザーが関連性によって純粋にランク付けした検索結果をクリックする確率が、グーグルの現在の検索結果、つまり自社サービスを目立つように表示した結果をクリックする確率より45%高かったことを突き止めた。
>両氏は、この結果が「経験に基づいた証拠」を提供するとし、グーグルの検索慣行は一部のケースで消費者に被害を与えており、このようなことは「競争促進的と言えない」と指摘した。
「微妙な表現」どころか、Googleの誘導によって実際に利用者が(自覚することなく)影響を受けている証拠だと思いますが。
http://jp.wsj.com/articles/SB12090554170328684804804581078891319450936 [wsj.com]
クローラーを補助するくプッシュ機能があるとか? (スコア:0)
Googleのサービスで記事を更新した場合は検索サービスにプッシュ通知が飛んで
すぐにクローラが読みに来るような仕組みになってたりしない?
そのために更新頻度が高くリアルタイム性も高い記事として検索順位が高くなるとか…