中国企業のコンソーシアムによるOperaの完全買収は不成立、コンシューマー事業のみ買収へ 7
ストーリー by hylom
とりあえずブラウザについては売却されるとのことで 部門より
とりあえずブラウザについては売却されるとのことで 部門より
headless曰く、
Opera Softwareは18日、中国企業のコンソーシアムによる買収案が政府当局の承認を期限までに得られず不成立となったことを発表し、それに代わってコンシューマー事業のみを売却する計画を明らかにした(プレスリリース1、プレスリリース2、Softpedia、BetaNews)。
当初の買収案はOperaの発行済み全株式を1株当たり71ノルウェークローネでコンソーシアムが買収するというもので、5月にOperaの株主が承認していた。しかし、期限となっていた7月15日までに政府当局の承認が得られなかったという。両者は期限を延長せず、代替案としてOperaのコンシューマー事業のみをコンソーシアムが6億ドルで買収することに合意したとのこと。
コンシューマー事業はモバイル/デスクトップブラウザやパフォーマンス/プライバシアプリケーションなどを含み、関連する資産や従業員、リソースなどもコンソーシアムが取得する。Opera側に残されるのはOpera MediaworksおよびOpera Apps & Games(Bemobiを含む)、Opera TV。Operaブランドおよび商標権はコンシューマー事業側に移動するが、Opera側も18か月間は関連するブランドおよび商標の使用権を保持する。
現Opera CEOのLars Boilesen氏は12月31日までOperaおよびコンシューマー事業のCEOを務め、以降はOperaのみのCEOとなる。元の買収提案では経営体制や経営方針への影響はないとしていたが、実際にはどうなるだろうか。
どの国の政府当局だよ!編集者仕事しろ! (スコア:0)
と思ったら、そもそもプレスリリースに書いてないのね。どこで引っかかったんだろう。
Re: (スコア:0)
こっちには米国っぽいことが書いてある
http://japan.cnet.com/news/business/35086029/ [cnet.com]
Re: (スコア:0)
ノルウェー企業を中国が買収するのを米国当局が止められるとはさすが世界のジャイアン
Re: (スコア:0)
買収後のOperaがアメリカで商売したいなら、同地の政府の独禁法に触れるようなことは出来ない。それだけのこと。
今回はたまたま中国が当事国だったが、そうでなかったとしても中国にお伺いを立てないといけなかっただろう。理由は上に同じ。最近の多国籍企業が絡むM&Aはほとんどが中国にも事前申請をしているよ。
Opera TVブランド以外の組込向け環境はどこれになるのか (スコア:0)
OperaはBlinkを改造してHTML5&Javascriptのアプリケーションを動作するプラットフォームとして、組込向けに出荷する事業をやっているが、これはOpera TVに相当するのだろうか?
IT Mediaの記事によると
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1607/19/news063.html [itmedia.co.jp]
Opera TV以外の技術ライセンシング事業は売却対象
Opera TVは売却されずに残る、
らしいのだが、これは技術ライセンシング事業にあたるのか、Opera TVにあたるのか。
もし技術ライセンス事業に該当して中国に売却されるのなら、Opera TVだけが残されてもあまり懸念は解消されないような。
奇虎360はかえって影響力ふるいやすくなったのでは (スコア:0)
依然としてブラウザ事業は売却される方針なので、Opera Linkの垢は消しといて正解だったかな。
Re: (スコア:0)
取られて困るものもないのに見栄張らなくても