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弁護士以外によるネット記事削除請負は違法 30
ストーリー by hylom
何の記事だろう 部門より
何の記事だろう 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、
東京地裁が、弁護士以外が報酬目的でネット上での記事削除要請の代行を行うのは弁護士法違反との判断を下した(朝日新聞)。
問題とされたのは、業者が報酬を受け取り、その依頼者を名乗って削除要請を行う行為。削除要請は法律事務に該当するとし、このような業務を行っていた業者に対して報酬の返還を命じたという。業者に依頼を行った男性が、依頼した13記事のうち10記事分しか削除できなかったとして契約無効を主張していた。
当事者に成ればいいのかな (スコア:0)
アルバイト店員みたいな
探偵業務ついでに弁護士みたいなことやるのは示談屋でアングラな感じだもんな
Re:当事者に成ればいいのかな (スコア:3, 参考になる)
本人に成り代わって交渉などの意思決定を行う代理は、
法律でガチガチに規制されています。
今回は、まさにそれに該当してNGなだけだと思います。
代行だったら、大概OKです。
例えば、司法書士のサイトとか見ると大概の事は
『代行できます』って書いてあります。
で、弁護士のサイトには『代理できるのは弁護士だけです』とか
書いてあります。
「代行」だの「代理」だのは関係ない (スコア:5, 参考になる)
なんか元コメの表現は正しくないような。
今回は削除請求という行為が「人格権に基づく妨害排除請求権としての削除請求権」に基づくものであり、これは弁護士業務にあたるため、弁護士資格を持たない営利目的の業者が非弁活動を行ったゆえに違法とみなされた。
ちなみに司法書士でも「認定」司法書士であれば、簡裁レベルの低額民事訴訟なら弁護士抜きで交渉・和解・訴訟代理等々を行うことができます。これを「簡易訴訟代理等関係業務」と呼びます。これは弁護士不足を補うために設けられたもので、法務大臣が認定した司法書士が行う「簡易裁判所において取り扱うことができる民事事件(訴訟の目的となる物の価額が140万円を超えない請求事件)等についての代理業務」です。詳しくは法務省の該当ページ [moj.go.jp]を御覧ください。
Re:「代行」だの「代理」だのは関係ない (スコア:1)
何にしても元スレの掲題は「当事者本人も含めて」弁護士以外は削除請求出来ない、と誤読を招くので直して欲しい、かな
Re: (スコア:0)
何にしても元スレの掲題は「当事者本人も含めて」弁護士以外は削除請求出来ない、と誤読を招くので直して欲しい、かな
どの辺が?
どう読んでもそうは見えない。
Re: (スコア:0)
スレではなくストーリーと言いたいのかなと
つまり悪いのはh(ry
Re: (スコア:0)
>ネット記事削除請負
>記事削除要請の代行
>その依頼者を名乗って削除要請を行う行為
スレでもストーリーでもいいんだけど、「当事者本人も含めて」という意味に取れるものはない。
もしかすると(#3166134)は請負の意味を知らないんじゃないかと。
Re: (スコア:0)
きっと偽装請負のやり過ぎで派遣との区別もつかなくなってるんじゃないかな。かわいそうに
Re: (スコア:0)
損害保険会社は派遣等が示談行為を行っていて
グダグダになってきてるが合法のまま
東電の損害賠償業務なんかでも末端は何も知らない日雇い派遣から来ている人らしい
このあたりのグレーな行為は非弁する企業がでかいとできるのかもね
Re: (スコア:0)
数字を連呼する某広告で「認定」と強調しているのはソレか。
でも最近減ったなは
Re: (スコア:0)
最近はこんなのもあるっぽい。
https://mobile.twitter.com/mikumo_hk/status/834938569139499008/photo/1 [twitter.com]
Re:当事者に成ればいいのかな (スコア:1)
弁護士法72条にいう「法律事件に関する法律事務」に該当するかどうかが問題であり、代理を伴うか否かは無関係です。
あー… (スコア:0)
記事では代行とあるけど、
プロバイダやサイト運営者との交渉が発生した場合も代わりに行うって契約してたのかな。
とすると、「プロバイダ・サイト運営者への削除依頼」「削除の対する返信・抗議を当事者へ伝える」という
純粋な仲介業なら大丈夫だったのかなぁ。
Re:あー… (スコア:1)
本人に代わって削除依頼や相手への連絡をするのはダメだということです。
適当なこと言いなさんな (スコア:0)
検察庁に提出する告訴状の作成を法律で認められている司法書士でさえ、告訴状の清書以上の事を行うと
非弁行為で摘発されるのに、代理を代行と言い換えただけで、内容が伴わなければダメに決まってる。
元記事だって、記事削除要請の代行を行うのは弁護士法違反となってるでしょ。
該当記事の掲載が不法行為であることの事実調査を業として行う事自体が非弁行為なんだよ。
在特会のヤバイ動画をチャンネル桜が削除申請してるのも? (スコア:0)
在日なりすまし自演動画とか統一教会との関係証拠動画とか色々在特会にとってマズイ動画はチャンネル桜が申請して消されてるけど
そういうのは含まれないのか?
Re: (スコア:0)
訴える人がいないだけでしょ。
法曹界のだれが好きこのんで、在特会だのチャンネル桜だのに関わりたがるのかと。
#例外はいるだろうけど。
Re: (スコア:0)
で、オール沖縄関係者とそのお仲間のやばい動画群は、誰が消してるの?
# 撮影者すら暴行・脅迫している始末。まるでヤクザみたい。いや既にヤクザ=追放運動の対象ですな。
http://www.pref.okinawa.jp/reiki/42390101003500000000/4239010100350000... [okinawa.jp]
弁護士と提携してもダメ (スコア:0)
https://www.bengo4.com/internet/n_5735/ [bengo4.com]
>これまでこの種のサービスを提供していた業者の中から、弁護士と提携してサービスを提供しようと考えるところが増えてくると予想されます。今回の判決で被告となった代行業者も一部弁護士と提携して削除業務をおこなっていました。しかし、弁護士以外の者が、弁護士と提携してこの種の事業をおこなうことも、弁護士法違反です。
フツーの弁護士事務所でも、弁護士1人に対して無資格の「補助者」が数名ついてて、1人では回せない量の業務をやってたりするようだが。それとの違いは何なんだろう?
Re:弁護士と提携してもダメ (スコア:1)
提携では駄目なんじゃない?
誰が代金を受け取って誰が責任を取るのか。
Re: (スコア:0)
弁護士の名前で申請などを行ってるから
削除だけなら (スコア:0)
定型業務っぽくて儲からなさげなので、合法的に全裸土下座させるとか振る袖のない奴から高級乗用車1台分の詫び金払わせるとかなにも削除されないけど投稿した奴をどこか見つからないところに埋めちゃうとかその他の部分で弁護士さんの値段が変わるんだろうなー。
弁護士怖い。
ア~法律事務所がアップはじめました (スコア:0)
過払い金の請求っていう素人でもできる業務で大儲けしているあそこの法律事務所が
お手軽な新規事業として始めそうだな。
Re: (スコア:0)
それは金が取れないので弁護士はやらんだろう。
アサヒカメラでも載っけた、まとめサイトに写真をパクられたので料金請求しますの代理だったらやりそうなもんだが。
Re: (スコア:0)
過払い金の請求っていう素人でもできる業務で大儲けしている
大概素人はこー言うよね。
手術だって
自動車運転だって
クレーン操作も
その玉かけも
免許・資格持ってない人でもできちゃうんだよ。
けど、なにかあったとき対応できる人かどうかという点で免許・資格制度があります。
もちろん免許・資格持ってても出来ない人もいるけどそういう話は置いといて。
Re: (スコア:0)
過払い請求における「何かあったとき」の例をplz。
手続き不備なら返金ゼロでフィニッシュするだけちゃうん?
Re:ア~法律事務所がアップはじめました (スコア:1)
提出した証拠が争われたり、すでに返金したとの抗弁が主張されたり、いくらでも考えられますけど。返金されるべきものが返金されないと困るでしょう。一度、請求棄却を食らうともう取り戻せませんよ。
行政書士法との関係 (スコア:0)
弁護士法に違反するのは理解できるように思うのですが、行政書士が内容証明郵便で記事削除要請の代理した場合に、弁護士法と行政書士法との関係はどうなるのでしょうか?
Re:行政書士法との関係 (スコア:1)
記事削除要請の書類は、「官公署に提出する書類」にも「権利義務又は事実証明に関する書類」でにも該当しませんし、「代理」は「作成」に該当しません。また、同条2項に「行政書士は、前項の書類の作成であつても、その業務を行うことが他の法律において制限されているものについては、業務を行うことができない。 」とあるので、たとえ、上記の文書の作成であっても、弁護士法72条にいう「法律事件に関する法律事務」に該当する場合はやはりダメです。