インターネット50周年 50
ストーリー by headless
半百 部門より
半百 部門より
インターネットの誕生から10月30日で50周年を迎えたそうだ(Internet Societyの記事、 Ars Technicaの記事、 The Registerの記事、 BetaNewsの記事)。
インターネットの前身の一つ、ARPANETを通じた最初のメッセージ「LOGIN」がUCLAのチームからスタンフォード研究所に送信されたのは1969年10月29日(日本時間10月30日)。その1時間ほど前に最初の2文字を送信したところでクラッシュし、デバッグを実行したのちの送信成功だったという。
UCLA側ホストを研究室に設置していたLeonard Kleinrock氏によれば、当時予測した未来のインターネット像の多く(と、まったく予想できなかったソーシャルメディアの支配)が現実のものとなっているそうだ。ただし、電気のようにごくシンプルなインターフェイスでどこでも容易に利用可能な「目に見えないインターネット」はIoTの展開で実現が近づいているものの、まだまだ先は長いとのこと。
モバイルインターネットデバイスの普及でどこでも利用可能なインターネットは実現しており、音声認識などにより操作の容易さも増しているが、Kleinrock氏はデバイスそのものがインフラストラクチャーに吸収され、人工知能が望み通りの情報を提供してくれるのが「見えないインターネット」と考えているそうだ。
インターネットの前身の一つ、ARPANETを通じた最初のメッセージ「LOGIN」がUCLAのチームからスタンフォード研究所に送信されたのは1969年10月29日(日本時間10月30日)。その1時間ほど前に最初の2文字を送信したところでクラッシュし、デバッグを実行したのちの送信成功だったという。
UCLA側ホストを研究室に設置していたLeonard Kleinrock氏によれば、当時予測した未来のインターネット像の多く(と、まったく予想できなかったソーシャルメディアの支配)が現実のものとなっているそうだ。ただし、電気のようにごくシンプルなインターフェイスでどこでも容易に利用可能な「目に見えないインターネット」はIoTの展開で実現が近づいているものの、まだまだ先は長いとのこと。
モバイルインターネットデバイスの普及でどこでも利用可能なインターネットは実現しており、音声認識などにより操作の容易さも増しているが、Kleinrock氏はデバイスそのものがインフラストラクチャーに吸収され、人工知能が望み通りの情報を提供してくれるのが「見えないインターネット」と考えているそうだ。
常時オンラインが前提になってから少数の企業による寡占化が進んだ (スコア:2, 興味深い)
かつてのインターネットは間欠接続が主流だったので、メッセージを互換性のある規格でやりとりしてたが、
常時接続になってから、メッセージを一部の寡占企業によるオンラインサービスでやり取りするようになった
Re:常時オンラインが前提になってから少数の企業による寡占化が進んだ (スコア:4, すばらしい洞察)
常時接続が当たり前になる前にすでにMSNやAOLのメッセンジャーが主流になっていたと思いますが。
初期のインターネットにおいてオープンな企画が強かったのはインターネットの最初期にオープンな企画しかなかったこと、企業が収益を確保できるだけの十分な規模の市場がなかったことが大きいと思いますが。
Re: (スコア:0)
最初はICQでしたね。相手がオフラインでもメッセージを送信できると。
Re: (スコア:0)
え、talkやろ。
Re:常時オンラインが前提になってから少数の企業による寡占化が進んだ (スコア:2)
wall
Re:常時オンラインが前提になってから少数の企業による寡占化が進んだ (スコア:2)
Re: (スコア:0)
常時接続と寡占が関係すると思った理由は何でしょう?
Re: (スコア:0)
パソコン通信は常時接続だったのか
インターネットは俺よりちょっとお兄さん/お姉さん (スコア:2, 興味深い)
パソ通なるものではハンドルというペンネーム的な偽名で議論したり喧嘩したりするんだよと教わってて、パソ通はおっかないところじゃと思った。
大学に進学して初めてインターネットを覗いたのは、ニュースグループ。
大学や研究所や企業の看板出したまま実名で罵り合いしてて、インターネットはおっかないところじゃと思った。
Re: (スコア:0)
学生時代に、大学でインターネットを使い始めた。
fjを見て、やはり同様に何と怖いものだと思った。ポストするときは何を罵倒されるかひやひやだった。
しかし自分の場合はパソ通を使い始めたのはその数年後。
パソ通は何と平和な世界かと思った。
Re: (スコア:0)
fjはハンドルネーム使ってるというだけで
今で言う晒しみたいな目にあってたもんな。
Re:インターネットは俺よりちょっとお兄さん/お姉さん (スコア:1)
「ハンドルネーム」っていう言葉を使うだけで叩かれましたね。
Re: (スコア:0)
「ハンドルネーム」だと「馬から落馬」な感じ
Re: (スコア:0)
ハンドルネームってなんですか?
Re: (スコア:0)
本名とは別にネット上で名乗る名前 [hi-ho.ne.jp]だって
Re:インターネットは俺よりちょっとお兄さん/お姉さん (スコア:1)
野暮を承知でマジレスすれば、「ハンドルネーム」は主にパソコン通信の方で用いられてた用語なので、ニューズグループでハンドルネームという言葉を使うと、「ハンドルネームってなんですか?」ってレスが帰ってきたのよ。
なので元コメント主はハンドルネーム自体は知ってて使ってるよ。
# 次にお前は「レスってなんですか?」と言う。
Re: (スコア:0)
メール等の「Re: ほげほげ」は「response」ではなく「with regard to」が由来というのは
何で知ったんだったかのぅ……
Re: (スコア:0)
ラテン語の "res", "in re" 由来らしいよ
ただしソースはみんな大好きWikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/Re [wikipedia.org]:
Re: (スコア:0)
更に無手順野郎と罵りが始まりそして戦争へ。
今やhttpが無手順に。
# 俺はコーヒーメーカー眺めながらコーヒーを飲む
Re: (スコア:0)
それはこっちも当然知ってる。リンク先読んだ?
Re: (スコア:0)
レスってなんれすか?
日本だと (スコア:2, 参考になる)
ベッコアメのサービス開始が一つの契機だったとおもう。30 周年位になるのかな。
大学なんかはもう少し早かったと思うが
Re:日本だと (スコア:1)
日本的な「元年」といったらそんな感じですよね。
そこから普及が徐々に進んで、Win95発売で一気にブレークしましたよね。
うちの会社では Win95が発売される一年前、93年くらいから Etherlink III とか NE2000 のボードを大量に組み入れて、Win3.1 に Chameleon や Trumpet を突っ込んで、ようやく電子メールインフラが出来上がったって感じ。
Re: (スコア:0)
日本でなくてもそもそもinternetとARPANETは関係ないからTCP/IPによる研究機関の相互接続で考えれば1990以降だから30周年位になるよ。
インターネットとの出会い? (スコア:2)
大学の研究室で電子メールとWWW(Mosaic?)を見たのが最初ぐらいですかね。
先輩が運用していたので、見よう見まねで引き継いで運用してましたね。
暗ーい部屋で、その当時の最新でだったSolaris 2をインストールしたり、Sendmail.cfしたりしてたな。。
1995年ぐらいか。なぜかまだなんとなく覚えてた。ということは、私的には25周年になるわけだ。
TCP/IPはともかく、その当時はtelnet。今はssh。Sendmail.cfも使わないし、いろいろ変わっていくな。。
インターネットの出会いから24周年 (スコア:1)
出会いということでここにぶらさげ
こちらは専門学校で1995年、uucp接続されてたUNIX(たぶん記憶が正しければSonyのNEWS)でネットニュース(fj)見たのが初めてでしょうか
(これでvi覚えました&初メールアドレス)
同年にはWindows 95が入り、たぶんMosaicか何かでWebを…
これはおもしろい!ってことで、昼休みや放課後はコンピュータールームに入り浸りでした
そして1997年就職、自宅にもダイアルアップ接続なインターネットがやってきて、そしてWebサイト(いわゆるホームページ)を開設、以後フレッツISDNのテレホーダイにしたり、ドメイン名を取ったりなんだり…
※今もICT業界でほそぼそと働いております(vim過激派)
高齢化著しいスラドだが (スコア:1)
インターネット誕生前と誕生後のどちらに生まれた方が多いだろうか。
Re:高齢化著しいスラドだが (スコア:1)
年上ですが
The Internetが日本で話題になる前には既にEthernet(10BASE5)を使ったTCP/IPでは無いネットワークを仕事で使ってましたね
社内電子メールも既にありました。
仕事場でjunetに加盟するかどうか揉めたのはその後でした。
社外と接続する事の費用対効果の解釈が原因だったと思います。
(今とは違い対外接続のコストは高価でした)
今でいうセキュリティ問題も少しはあったと思いますが
Re: (スコア:0)
10Base-Tの格安ボードをMS-DOS5.0の98に挿して、これもTCP/IPでないプロトコル(NetBIOS?)で社内LAN(3台だけ)作って遊んでました。
隣のPCからフロッピーのデータを読んで、反対側のPCからプリントアウト、なんて嬉々としてやった記憶が。
後にFreeBSDで同じボード使ったけど、IPv4も、IPv6もちゃんと通った(遅いけど)のは結構凄いことだったと、今にして思う。
Re:高齢化著しいスラドだが (スコア:2)
MS-NETのことも思い出してあげてください。
Ethernetでも使ったが 、トークンリングでも使った。
一応プログラミングもしたがプロトコルがとう言う体系だったか忘れた。datagramしかなかったような。virtual circuit張れなかった気がする。
#OS/2 CMはまったく知らない。
Re: (スコア:0)
AppleTalk使ってました。PhoneTalkだったかな、で離れた実験室と繋いだり。
Re: (スコア:0)
NE2000互換ですかね。
かなり長い間各種OSでサポートされていたようです(一部は今でも?)
ソフトはNetWareかLAN Managerでしょうかね
ファイル共有がメインでその共有ファイルをメールボックスにして各PCからアクセスすることでメールシステムも在ったような
Re: (スコア:0)
NetWareならプロトコルはIPX/SPXですかね
Re: (スコア:0)
junetの頃か?.....
よく覚えてないが、、一応、外資系扱いだったので、米国と直接、接続。
で国内は、電話線でのバケツリレー。
その結果、メールなんか、米国経由の方が、早いところ多数だった記憶がある。
距離の概念が常識と違うことがあると、知ったころ。
Re: (スコア:0)
外資の日本法人だと一旦本社へ送られそこから日本へってケースがありました
東京から横浜へ送るのにUS経由とか
ダイアルアップuucpでISPへ送りそこから専用線でUS本社、そこから更に専用線で日本法人へ
webの無い時代fjで情報を集めipリーチャブルでは無い時はftpmailの分割メールでファイルを入手とか
Re:高齢化著しいスラドだが (スコア:1)
foobar@example.com というユニークな表記でメール宛先先を書いてはいけなくて
配送経路を指定する!を何重にも使ったメールアドレス表記を指導されたけど、
そうしなくても届いてしまうことがわかっている背景とか過渡期はいろいろ
大変だったみたいです。
Re: (スコア:0)
バケツリレーが基本でメールは受け取ったノード宛でなければ送り先を知っているであろう
別のノードに転送するだけです。
場合によってはメールのピンポンになったりして不達になります。
送信者が経路を知っていればメールアドレスに経路を付加して指定すれば効率よくメールを送れます。(余計なノードを経由しなくて済む)
それを逆手にとってダイアルアップuucpの経路を避けたりすることも出来ました
お互いに変なことをしないという暗黙の了解が在った頃の牧歌的システムです。
Re: (スコア:0)
私はインターネットより年上ですね。仕事で元号改正を2回体験しました。
# まだまだ現役で,若いもんには負けんゾラ
Re: (スコア:0)
次は2038年問題ですかね。
Re: (スコア:0)
それは多分一番厄介だよな
内部の話で一般に理解されにくく
かつ致命的なオーバーフローとして残っている
昭和平成と乗り切った自信もマイナス要素
Re: (スコア:0)
そのときもまだ time_t は32bitのunsigned longなんだろうか?
組込でも64bitじゃないのかなあ
Cは使われていると思う
Re: (スコア:0)
あと20年も無いからね。
現代において仮想マシンとして動いているwindowNTや2000が大量に残っていることを考えると、もう手遅れかも
Re: (スコア:0)
おいらぴったしだ。UNIXとも同い年。
Linusとかもそうだが、彼と同じ時間を生きてきた、とは言えないな...
ピーガーベンベン (スコア:0)
最初の頃、モデムで接続すると毎回不思議な音が聞こえてきていた。Mac上でモザイクを使って見たのが記憶にある。
Re: (スコア:0)
自モデムと相手モデムのサポートしているMNPのレベルによって音が違うんですよね。
インターネットは一夜にしてならず (スコア:0)
電話が出来て、テレックスが来て、データーを遠方に送受信出来る様になって、デジタルコンピューターが繋がるようになって、それからかな?
電光超人 (スコア:0)
ぶら下げるところがなかった。
コンピュータワールドとかハイパーワールドとか言ってた頃。
裸の大将とセーラームーンとグリッドマンが同時期に存在してた事を考えると円谷はなかなか見どころがあった。
情報のゴミため (スコア:0)
ISMバンドはしばしば「電波のゴミため」などと呼ばれるが、インターネットが情報ならなんでもブチ込む単一のネットワーク/インフラ、すなわち情報のゴミため状態になるとは思わなかった
Welcome to ARPANET (スコア:0)
クリフォード・ストール氏の小説を読んで、ARPANETの入り口だけアクセスしてどきどきしたり。
ワールドワイドウェブとは、みたいな本(おそらくティム・バーナーズ=リー氏の著作)を読んでなんとなく分かったような
気分になってみたり。
Yahoo検索だめだなぁからGoo(not Google)検索にすげー!とびっくりしたり、次の瞬間にエッチな単語いれてみたり。
まぁいろいろ。50年も経過してません。多分半分くらい。そのくらいに日本の、一般人になんとなくインターネットが
手に届くところに来たという感じ。