パスワードを忘れた? アカウント作成
14062771 story
政府

官房長官曰く、政府ITシステムのバックアップデータは行政文書ではない 256

ストーリー by hylom
論理削除が絶対 部門より

追求が続いている首相主催の「桜を見る会」問題では、野党がその参加者名簿の公開を求めたものの、すでに削除されているとして応じられなかった。この名簿については開示請求時点ではバックアップデータが存在していたが、そこからの復元をすべきだったのではないかとの声に対し菅義偉官房長官は「バックアップデータは行政文書には該当しない」と主張している(毎日新聞)。

内閣府は名簿の作成作業をシンクライアントで行なっており、データはサーバー側に保存されている(朝日新聞)。そのため政府は削除された後にデータを復元するのは不可能と主張しているが、バックアップデータは削除後最大8週間保存されているという。データが削除されたのは5月9日で、野党が開示請求を行なったのも5月9日であるため、その時点であればバックアップデータから文書を復元できる可能性があった。

一方菅官房長官はこれに対し、「バックアップデータは一般職員が業務に使用できるものではなく、組織共用性を欠いており、業者に頼まなければ取り出せない状況にあったと聞いており、行政文書には該当しない」と主張している(NHK)。

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • by Anonymous Coward on 2019年12月05日 19時09分 (#3726851)

    公文書等の管理に関する法律
    第二条
    4 この法律において「行政文書」とは、行政機関の職員が職務上作成し、又は取得した文書(図画及び電磁的記録(電子的方式、磁気的方式その他人の知覚によっては認識することができない方式で作られた記録をいう。以下同じ。)を含む。第十九条を除き、以下同じ。)であって、当該行政機関の職員が組織的に用いるものとして、当該行政機関が保有しているものをいう。ただし、次に掲げるものを除く。

    例えば障害発生時を想定したオフラインのバックアップは「当該行政機関の職員が組織的に用いるもの」ではない。
    一方で「バックアップ」というフォルダを作って一定期間で削除するとかの運用で、日常的にそのフォルダをあさるようなら行政文章。
    まぁ普通に考えて行政文章には該当しない。

    技術的に考えても、日常的にアクセスすることが現実的ではないバックアップというのは存在する。
    例えばテープメディアなんかはそうだし、ソリッド圧縮をしていたら単一ファイルへのアクセスは大きな時間が掛かるし、書き戻さないとインデックスも確認できないような場合(そんなことあるかな?)も同様。

    こういう件で特に注意しなければいけないのは、この手の文章請求は日常業務だってこと。
    ニュースになっていたりすると錯覚するが、例えば「この件は特別だから手間の掛かる手段を用いても良い」という特別扱いはできない。
    仮にバックアップを行政文章扱いにするなら、何百何千という文章に関して日常的にバックアップを参照しなければならない。
    無理だよね。

    • by Anonymous Coward on 2019年12月05日 22時16分 (#3727030)

      いやいや、バックアップデータを最終的に管理しているのは組織としての内閣府でしょ。
      で、その運用について復元も含めて内閣府の職員が実施の指示を行う訳だから
      その定義からすると間違いなく行政文書データですな。

      バックアップデータは障害が発生して 内閣府が組織として復元したいと判断しても
      バックアップデータから復元することはできないというのならまた違って来るけどねぇ。

      親コメント
  • by nnnhhh (47970) on 2019年12月05日 18時11分 (#3726794) 日記

    そもそも役所的にはシュレッダ送り決めた時点で削除でしょ
    頑張って担当者に渡すまで

    そもそも何を要求されているかもわからない開示の請求来るたびに
    すべての破棄処理やらバックアップの整理やらを即時停止とかできるわけがないし、
    どだい話が無理筋すぎるんだよ

    仮にこれがバックアップ削除期限後でも「ディスクを解析すれば取れたはず」とかいう話になるだけだし、明らかに政治問題でしかない記事を上げるのはどうなんかなぁ

    • by manmos (29892) on 2019年12月05日 18時29分 (#3726809) 日記

      「バックアップ」を仕事として行っているシス官いるスラド民としての大喜利ネタとしての記事ですよ。

      てか、お役所とかは基本WARMのテープでバックアップだと思ってた。

      8週間で削除しますって、書類にもいろいろ保存期間があるんだろうし、選別的削除なんて、管理者としては絶対やりたくない。人のミスが絶対起こる場面だし。

      親コメント
    • by Anonymous Coward on 2019年12月05日 18時33分 (#3726814)

      根本的な問題は「バックアップは公文書じゃないから公開しない」と行政府が言い出した事
      政治問題以前に、バックアップの意味が無い

      政治問題とか以前に行政のあり方が問われる話であって、話が無理筋だのとは関係ない

      親コメント
      • by Anonymous Coward on 2019年12月05日 19時33分 (#3726872)

        これがすばらしい洞察??
        バックアップ管理したことないだろ・・・

        万が一バックアップが公文書なんてことになったら
        公文書等の管理に関する法律にしたがって保管しなければならないことになり
        バックアップ自体の冗長性や、取得・復元確実性を要求されることになる。

        そういう前提で作られているバックアップソフトウェアなんて
        見たことないよ。

        ・バックアップ対象のシステムの障害があれば取得できない
        ・ベリファイに失敗する
        ・バックアップストアの整合性チェックに失敗する
        ・バックアップソフトウェア自体の障害でバックアップが取得できないことがある
        ・次の製品への移行パスがなくバックアップデータが引き継げない
        ・メーカーサポートから前日分のバックアップを消したうえで取り直せという指示がよくある

        # 復元の定期的な訓練だけはやっておいたほうがいいよ。

        親コメント
        • by Anonymous Coward on 2019年12月05日 20時01分 (#3726898)

          論点がズレていますね

          ・国会議員からの資料要求を受けた時点で、行政側はバックアップが存在するのを知っていた
          ・にも関わらず、バックアップからの文書のリストアをせずに資料要求に応じなかった
          ・その言い訳が「バックアップは公文書じゃない」
          ・バックアップから復元したら行政文書になるなら、それをしないのは行政の怠慢(か恣意的な運用)

          ここが問題なのであって、バックアップシステムの構成・運用そのものは誰も問題にはしてないですよ。もちろんニュースソースも
          システムを扱う組織が、資料要求を言い訳を並べて拒否している事が問題なのですよ

          「バックアップは行政文書ではない」は理屈としては通りますが、だからといって「行政文書をバックアップから復元できる状態にあるにも関わらず、復元しない」のは筋違いだというお話です

          // 行政文書の定義
          https://www.mhlw.go.jp/jouhou/koukai03/01.html [mhlw.go.jp]

          親コメント
      • by Anonymous Coward on 2019年12月05日 19時11分 (#3726853)

        な訳ねぇよ。
        障害時には復旧して、復旧後は行政文章になるだろ。
        そもそも行政文章かどうかは法律に定義があってバックアップは該当しない。

        親コメント
    • by Anonymous Coward on 2019年12月05日 20時03分 (#3726900)

      他にも色々合って順序が逆なんじゃ?って話があってですね
      5/9にシュレッダーで廃棄することがわかっていたから5/9に資料を要求したって。
      そうするとあら不思議要求したからシュレッダーにかけたように見えてしまうのでそういう風に見えるのを狙ってやったんじゃ?って話が。

      そう考えると色々辻褄が合ってしまってあーっていう。
      特に共産党は障害者系団体と繋がり多いですし。

      親コメント
      • by Anonymous Coward on 2019年12月05日 20時16分 (#3726907)

        証拠も出さずにそういうこと言い出すのを「陰謀論」って言うんだろ?
        #自分達がやれば違うのか?「半島」と同じだな

        親コメント
      • by Anonymous Coward on 2019年12月05日 20時18分 (#3726910)

        5/9にシュレッダーで廃棄することを知ることが出来る人って誰なんですかね?
        外部の人が知る由も無い事を前提にしていいなら、いくらでも陰謀論にできちゃいますよ

        親コメント
    • by Anonymous Coward

      雇われの身なのでよくわからんが、自営業だと領収書を5年ぐらいは保存しないといけないらしいから、行政文書もそれぐらいは最低、保存したら駄目な理由があるのだろうか。

      • by kupil (19588) on 2019年12月05日 19時37分 (#3726876)

        1、3、5、10、永年(30年)保存の5種類がある。

        そしてこれらとは別に1年未満(適宜廃棄)というのがあって、
        今回はこれに当たる、と内閣府は主張している。

        ここでの問題は、他省庁は各省庁からの推薦者名簿を3年~10年の間で
        設定していること。
        https://this.kiji.is/572356164517561441?c=39546741839462401 [this.kiji.is]

        国の各機関の「推薦者名簿」がその年限なのに、
        「実際に招待された人の名簿」はなぜ適宜廃棄なの?というね・・

        あと報道される中では、内閣府が事後に、
        2018年4月に遡って保存期間規程を変えた疑惑も出ている
        https://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201911/CK201911240200... [tokyo-np.co.jp]

        親コメント
        • by Anonymous Coward on 2019年12月05日 20時33分 (#3726928)

          参加者リストなんて個人情報の塊を大事に保存なんかしてたらリスクにしかなりません。
          酷いって思うなら個人情報を悪用している悪徳業者の取締りに協力した方が良いですよ。

          親コメント
          • by Anonymous Coward on 2019年12月05日 21時02分 (#3726961)

            既に各種報道とそれに付随する解説で繰り返されていることだが、「元々」「本来」この行事に招待されるのは名誉なことであって、例えば各国の駐日大使を典型として、招待客とはそういう人士ばかりだった。

            そういう行事を、自分の選挙民の接待に使おうというのが土台間違っている(それは公選法なり政治資金規正法なりに抵触する蓋然性が極めて高い)のであり、その間違いを否認するがための名簿類の廃棄・削除であるのが、この間の国会での質疑なり各種報道なりの方向性だ。

            このコメント主は、この間の議論を「まったく」無視して憚らないものだと思う。

            親コメント
            • by Anonymous Coward on 2019年12月05日 23時14分 (#3727066)

              結局何が問題なのかはっきりしてないのが問題
              あれも怪しいこれも疑惑だって騒ぎ立てていませんか?
              貴方の言うとおり小規模な運営だったら何も問題無かったわけだから、人呼びすぎって批判を最初からすれば良かったのです。
              こんな年末時期に大騒ぎしないで、呼ぶ会直後に問題視してたら削除問題なんて無かったんですよ。
              何が問題とするのか野党としてはあまり関係無いって見えすいています。
              そんな揺動に簡単に乗せられてしまうあなたは純粋で、正義感が異様に強いんだなとは思いますが生き辛そうですね

              親コメント
    • by Anonymous Coward

      バックアップデータは復元されることが前提であるはず。
      (ディスク上の痕跡とはわけが異なる)
      仮にバックアップデータが行政文書でないとすると、改竄に対する歯止めがなくなってしまう。

      データをバックアップ→
       バックアップデータを改竄→
        元データが破損→
         改竄されたバックアップデータをリストア

      これが罪に問えないのはまずい。
      よって、バックアップデータは破棄するまで行政文書とみなすべき。

      破棄時期に関しては、「シュレッダ送り決めた時点」から「実際に破棄されるまで」にタイムラグがあるというだけ。
      紙の文書にだってタイムラグはあるよ。

  • 元朝日新聞の記者で現在慶応大学の非常勤講師をしている佐藤章氏のtwiiter [twitter.com]によると、シンクライアントにはタイムマシン機能があるそうですね。
    私には何を言ってるのかさっぱりわかりませんでした。

    この専門家の名前が是非知りたいです。

  • by Anonymous Coward on 2019年12月06日 0時54分 (#3727102)

    役人AC

    1年保存って、
    カタログとか、多数の関係団体の機関誌とか、
    行政の判断に供さないやつ、ってのが普通だよね。

    カタログとかであっても、部長殿とかいう宛名の送り状が付いていると、木っ端役人が勝手に捨てることはできない。
    部長の権限の一部を委譲されている課長補佐あたりが決裁しなければならない。
    決裁方法は、ゴム印で課長補佐まで回る回覧をする。
    そこまで仁義を尽くして、1年保存で廃棄。

  • by Anonymous Coward on 2019年12月06日 7時58分 (#3727154)

    本件は政府側が黒ほぼ確実なのにも関わらず、政府側の屁理屈を支持する人が少なからずいるのが信じられません。もはや何があろうとも安倍総理を疑わない「信者」でしょう。

    本来、公文書は永久保存すべきものです。年限を決めて破棄するのは、物理的制約によりすべての文書を保存できないから、重要度の低い文書を破棄しているのです。電子化された今となっては、もはや過去の話でしょう。たかだか数メガのデータ量ですよ。

    削除の理由が「プライバシー保護」というのは完全に屁理屈です。個人情報が含まれている行政文書はことごとく1年で削除するのですか? ほんとうにプライバシー保護が必要なら非開示や黒塗りで対応すれば済む話ですよ。

    本件とは別の話ですが、開示要求に対して、開示して問題ない情報まで、開示拒否、黒塗りの今日このごろです。以前より黒塗りされる量が増えてきたように感じますが、役所にとっては、情報開示しても何のメリットも無いので、当然の流れではあります。このような非開示を濫用する組織に、秘密情報保護法を与えてしまったのは後世から批判されることになるでしょう。

    • by Anonymous Coward on 2019年12月10日 18時05分 (#3729534)

      簡単な文書管理が政治的理由でおかしくなる様子と政府職員の姿を見ると戦前の旧日本帝国に似てきているなと感じる。

      あの当時も勝手に資料や情報をもみ消したり報告しなかったりして組織の統制がとれなくなっていた。
      旧陸軍の無謀な作戦も反省されることはなかったし、事実ではなく嘘の戦果がマスメディアに流されていた。
      旧満州の関東軍の独自行動は中央の統制を全く無視していた。

      今の問題は単純な文書、書類の管理だがこのまま政治的忖度を理由に資料の破棄が常態化すると、政府として組
      織が機能しなくなるだろう。これは戦前の日本に見られた姿その物だ。

      都合が悪い情報を不正な形で処理するにしても、政治が理由なら公の建前としても大義名分というものがないと
      いけない。
      しかし今回の場合はその大義名分はなく、個人の不都合を隠すという話に終始しているのではないか。
      これでは良くない。組織のトップがやっていることだからと考えれば、組織の腐敗だけが拡大し国家公務員の中
      からも不正が横行する事態を招きかねない。

      この状態が続くと、その後は密室ですべてが決定され、国民は何も知ることが出来なくなるのではないか。
      忖度から生じて今度は忖度が理由で日本製F35がいきなり真珠湾攻撃しかねない状況を作るだろう。
      これはまさに戦前に起こった話だと思う。このままで良いはずがないのだが。

      親コメント
  • by Anonymous Coward on 2019年12月06日 9時42分 (#3727240)

    「国の文書を残さないのは国賊」なんて書籍に書いて出した後から延々と、
    「文書はありません」「破棄しました」と延々と言い続けさせられる仕事を押し付けられたのだから、ストレスで禿ちゃうかもよ。

  • by Anonymous Coward on 2019年12月05日 18時30分 (#3726810)

    元の文書がトラブルで失われた時用だと思ったんですが
    意図的に削除した分についてはノーカン?
    でも削除したファイルをサルベージするような意味とは別ですよね

  • by Anonymous Coward on 2019年12月05日 18時44分 (#3726825)

    シングルファイルリストアは別途、料金を請求いたします。
    ディザスタリカバリについても同様です。あしからず。

typodupeerror

※ただしPHPを除く -- あるAdmin

読み込み中...