SpaceXのイーロン・マスクCEO曰く、Starlink衛星通信サービスはゲームに使えるほど遅延が少ない 29
ストーリー by hylom
実現が待たれる 部門より
実現が待たれる 部門より
Anonymous Coward曰く、
宇宙開発企業SpaceXは通信衛星を使ったインターネット接続サービス「Starlink」の実用化を目指して通信衛星の打ち上げなどを行なっている。同社のイーロン・マスクCEOによると、この衛星ブロードバンドサービスは、高速化つレイテンシが小さく、レイテンシが重視されるオンラインゲームであっても十分に対応できるという(Ars Technica、Slashdot)。
SpaceXがこのサービスの計画を始めた2016年後半、レイテンシは25ミリ秒から35ミリ秒になるとされていた。しかし現在は20ミリ秒以下のレイテンシを目標としており、将来的には10ミリ秒以下も実現可能だという。これは有線のインターネット接続サービスに匹敵する数値だ。
また、マスクCEOは衛星ブロードバンドサービスについて、高速ブロードバンドにアクセスできない地方の顧客が主に使用するもので、Starlinkは通信事業者にとって大きな脅威ではないと主張している。その理由として衛星通信は人口密度の高い地域には適していないためだという。都市部ではセルあたりの帯域幅が狭くなってしまうため、パフォーマンスが低下するそうだ。
光が遅いっていうのはそろそろ浸透しないものか (スコア:2, 興味深い)
地球の裏側まで行って帰るのに16ms超えるんだから何使ったって遅い。
Re:光が遅いっていうのはそろそろ浸透しないものか (スコア:1)
その光速が、光ファーバー内と宇宙空間で異なることを利用して遅延を減らすのですよ。
何使ったって時間がかかるのは確かだけど、低速の光ファーバーより衛星間のレーザー光通信の方が(光速が)速い。
Re: (スコア:0)
地球の裏側が遠いんですよ。それと比べたら、数百km上空の衛星なんて地表に張り付いているようなもの。
Re: (スコア:0)
衛星に対戦相手がいるんですね、わかります。
Re:光が遅いっていうのはそろそろ浸透しないものか (スコア:1)
マジレスすると地球の裏側までケーブルで結ぼうとすると地表はいろいろ迂回しないといけないので
それに比べると数百キロ程度は誤差で衛星経由したほうが短い経路で裏側まで結べるって事かと
Re: (スコア:0)
マジレスすると一台の衛星だけ挟んで地球の裏側と通信するのは不可能なので
端末-衛星-地上局-地表のケーブル-相手側の端末
みたいになってしまうのでは?
衛星から隣の衛星へリレーみたいなことは難しそうだし。
Re:光が遅いっていうのはそろそろ浸透しないものか (スコア:1)
>衛星から隣の衛星へリレーみたいなことは難しそうだし。
砲台-衛星-衛星-衛星-衛星-ヤマトですね、分かります。
-- う~ん、バッドノウハウ?
Re: (スコア:0)
マジレスすると、Starlink計画は衛星間での光通信を前提としてます。
初期の衛星の数が少ない間は地上経由しますが、数が増えたら衛星間通信に切り替える予定です。
そうでなければ遅延は減りません。
Re: (スコア:0)
おお、光だと指向性が強いし低軌道同士だと他の衛星をトラッキングするのが大変そうだけど、実用化のめどは立っているんですね
使えるのか? (スコア:0)
> 都市部ではセルあたりの帯域幅が狭くなってしまうため、パフォーマンスが低下するそうだ。
日本では小笠原諸島以外で使い物にならなそう。
Re: (スコア:0)
自分の車の通信ですら安定できないのに、それを使わせるのかってね
Re: (スコア:0)
「ゲームに使えるほど遅延が少ない」(ゲームに使えるとは言ってない)的なアレ
Re: (スコア:0)
将棋とかでは?
Re: (スコア:0)
やねうら王の開発日記とか読む限りだと意外とシビア(10秒ギリギリまで思考させたいけど通信の遅延まで読み切る必要があるみたいな)
Re: (スコア:0)
アナログ回線で通信対戦してた時代にあった
キー入力を送信するタイプのゲームなら向いているんじゃないかと思ったけど
最低帯域幅の保証がないときついか
Re: (スコア:0)
小笠原にも光ファイバーが敷設されているそうですよ
遅延は確かにある本土よりはあるかもしれませんが・・・
Re:使えるのか? (スコア:1)
夢が広がりますね・・・
Re: (スコア:0)
おがさらわ丸がドック入りの期間に行けば28日間隔離確定だものな。
https://www.ogasawarakaiun.co.jp/info/?p=8839 [ogasawarakaiun.co.jp]
まあもうこのツアーはやりません、と書いてあるけど。
Re: (スコア:0)
衛星電話もこの手の問題有ったような
目と鼻の先に同じサービス使ってるやつが電話したら
接続が不安定化するとか
Re: (スコア:0)
小笠原は、今もう海底光ファイバケーブルが敷設されてますよ。
「光ファイバー網より速い」スターリンク衛星網の実力を英専門家が分析 (スコア:0)
「光ファイバー網より速い」スターリンク衛星網の実力を英専門家が分析 [yahoo.co.jp]
去年ですがこんな記事を見かけたのを思い出しました。
ただこっちは、個別のユーザーの通信が早いという話ではなく、大陸間などの長距離通信だとStarlinkの方が早くなり得る、という話でした。
個別のユーザーも早いとなると、最速を求める人がそっちに流れたりするんですかね?
Re: (スコア:0)
個別のユーザーも早いとなると、最速を求める人がそっちに流れたりするんですかね?
また、どこぞの通貨がsatelliteとか呼ばれるようになったりして。
Re: (スコア:0)
遅延と伝送容量は分けて考えないとね。
衛星通信が速いと言ってるのは、遅延が小さくなり得ると言うこと。
光ファイバー内の光速は真空中の70%以下になるのに比べて、空気中や宇宙空間を伝わる衛星通信は100%に近い速度になる。
だから長距離なら、地上から衛星に通信するオーバーヘッドを入れても、衛星通信の方が遅延時間が小さくなる可能性がある。
伝送容量についてはもちろん、光ファイバーの方が衛星通信よりも圧倒的に大きい。
Re: (スコア:0)
ゲームを皆でやるために、オービタルリングを作ってファイバーぶら下げろ
とイーロンマスクあたりに吹き込め
ということですね!
Re: (スコア:0)
しまった、ファイバーじゃ駄目なのか
では光空間伝送を(どんな?
Re: (スコア:0)
サーバーとゲーマー達を真空のチャンバーに詰め込めば最速なのでは(何が
Re: (スコア:0)
計算してみてみますか。
地球の反対側として 20,000㎞ ならば、衛星まで 400km くらいとか考え、大気・真空区間を 21,000㎞ と仮定し、光ファイバーは 20,000㎞ とすると……
衛星系は 21,000㎞ x 1,000ms/300,000km → 70ms
光ファイバー系は 20,000km x 1,000ms/(300,000km x 70%) → 95ms
となり、その差は 25ms ほど。
機材の差を別として、ほかに考慮すべき点は光ファイバーが地球の反対側までまっすぐ引かれることはないので、もっと長くなることを考えるとその差は大きくなると考えられます。また、衛星系は衛星が動いているので遅延は一定でなく、徐々に短く/長くなり
Re: (スコア:0)
もちろん、HFTに使われる機材は、取引所のサーバと同じ建屋において低遅延を実現してます。
これが一般株主がHFTに参入できない理由で、不公平と言われてるところですね。
低遅延の衛星間通信も、ファーストクライアントは取引所間の裁定取引をする顧客と言われてます。
Re:「光ファイバー網より速い」スターリンク衛星網の実力を英専門家が分析 (スコア:1)
> もちろん、HFTに使われる機材は、取引所のサーバと同じ建屋において低遅延を実現してます。
> これが一般株主がHFTに参入できない理由で、不公平と言われてるところですね。
具体的には、東証アローヘッドのコロケーションサービスみたいに、
金を詰めば同じ新豊洲のデータセンター内にサーバを置けるわけです。
Amazon Outposts とか、AWSコンソールからしか管理できず、しかも割高なのに、
どういうとこで使うの?というと、そういうところに使うそうです。
AWSの一部として管理できるけど、取引所と同じLANにある、みたいな感じで。