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ビジネス

Spotify、在宅勤務・オフィス勤務だけでなく勤務国・都市も選べる「Work From Anywhere」を発表 38

ストーリー by headless
自由 部門より
Spotifyは12日、在宅勤務(Work From Home: WFH)をさらに進めてより柔軟な勤務を可能にする「Work From Anywhere (WFA)」を発表した(ニュースリリースHR Blogの記事The Vergeの記事SlashGearの記事)。

Spotifyでは数年前から未来の仕事がどのような形になるか議論しており、グローバル化とデジタル化がより柔軟な労働環境に導くとの結論に達していたという。しかし2020年、より柔軟な労働環境に導いたのはCOVID-19パンデミックだった。これにより未来の話だと考えていた労働環境の変化が加速し、柔軟性と分散化を優先する会社への転換を始める時期だと考えるようになったという。

WFAでポイントとなるのは、フルタイムで在宅勤務するかオフィス勤務するか、在宅勤務とオフィス勤務を組み合わせるかを選択可能にする「My Work Mode」と、勤務国・都市も選択可能な勤務場所の選択だ。My Work Modeで在宅勤務とオフィス勤務を組み合わせる場合、その比率については各従業員が上司と相談して決めることになる。また、Spotifyのオフィスが近くにない場所を選んだ従業員がオフィスでの勤務を望んだ場合、共用オフィスのメンバーシップでサポートするとのこと。

WFAは今夏から導入されるが、勤務場所の選択についてはタイムゾーンの違いや地域ごとの法人法の違いなどにより、ある程度の制約が出てくるとみられる。
この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • by Anonymous Coward on 2021年02月14日 18時23分 (#3977617)

    業務委託とか発注形式でやる分には国境の壁はかなり少ないが、
    「社員」として雇う分には国境の壁がかなり大きい

    一部地域では、近隣国居住の「社員」を雇うのはかなり容易だが(欧州やアメリカとカナダとか)、
    多くの国では、国境を超えて「社員」を雇うハードルはかなり高い

    • by Anonymous Coward

      え?雇う国ごとにプロキシ的な法人置くだけだろ?

      • by Anonymous Coward on 2021年02月14日 19時22分 (#3977637)

        国ごとに十数人の雇用者が常にいる大企業ならともかく、例えばその国に一人しか滞在しない専門職1人雇うのに、その人の賃金や所得税の事務処理をするためのセクレタリーを1人雇うか、って話になるのでは

        その国の祝休日とか、労働的な慣習(遅刻は何分までOK,昼休みにビール飲んでOK)とか、他国にいるとわからんことも多いと思うので海外から全部やるのは難しいと思う
        そういうのをまとめて請け負う起業とかするのかね

        親コメント
        • by Anonymous Coward on 2021年02月14日 19時39分 (#3977646)

          最後の行にあるように「まとめて請け負う」会社があるのよ。
          公衆プロキシと言うか公衆VPNサービス的な。

          親コメント
          • by Anonymous Coward

            なるへそ。スラド見ながら思いつくなんて、もうすでにだれか起業してるのねw

          • by Anonymous Coward

            あるけど安くはないよ。
            社員1名のためだけに使うのは、よほど特別な人を雇うのでなければ難しい。

      • by Anonymous Coward

        その現地法人を作ってスタッフそろえるコストが高いんだよ
        もちろんグローバル大企業にとっては安いが、多くの会社はそうではない

    • by Anonymous Coward

      組織上は社員で契約上はコントラクターにすればいいだけ。

  • by Anonymous Coward on 2021年02月14日 18時13分 (#3977614)

    犬小屋からの勤務も許してもらえますか?

  • by Anonymous Coward on 2021年02月14日 18時15分 (#3977615)

    都市圏でテレワークはできてるが家賃が高いし些細なことで出勤を求められる時もある。
    実家の北海道の外れにでも住みたいが、こっちは職が少ない。

    このストーリーのように、テレワークでどこに住んでもいいように業務プロセスを作る会社がもっと増えないものか。

    • by Anonymous Coward on 2021年02月15日 0時49分 (#3977767)

      Spotifyという企業が発表してみただけで
      海外がすでに柔軟ってわけでもない
      日本でも、とか毎回主語が大きすぎる

      親コメント
      • by Anonymous Coward

        それがニュースになるぐらいには、現地でも特別な取り組みだと言うことですね。

    • by Anonymous Coward

      このストーリーのように、テレワークでどこに住んでもいいように業務プロセスを作る会社がもっと増えないものか。

      そこで自分で起業するかどうかが日本と他の国の違いでは?

      • by Anonymous Coward

        いや、他力本願な人は外国でも多いんだよ。

      • by Anonymous Coward

        ゼロイチでしか考えないのか…
        自社内の改善なら業務プロセスの改善するだけで済むじゃん。
        新しく立ち上げるなんて手間がかかりすぎる。

        • by Anonymous Coward

          米国のように解雇して組み替えるということが許される国ならともかく、日本では起業しなおすほうがはるかに簡単でしょ。

          • by Anonymous Coward

            社員が数百人もいると、立ち上げ直すのは難しいんだよ。

          • by Anonymous Coward

            被雇用者がいきなり経営者になれるとでも?
            そりゃ起業は誰でもできるよ。でも順調に利益出して社員と雇えるようになるまでどれほどの努力と金と精神的苦痛があるか。
            今の日本だと、普通に被雇用者としてサラリーマンしてる方が楽だよ。ブラック企業除く。

    • by Anonymous Coward

      こんなのが普及すると、日本では、給料の高い欧米企業に雇われる少数の勝ち組と、
      給料の低いアジアやインドによって仕事が奪われる多数の負け組に分かれるでしょう

      • そりゃ勤務地問わないって事はライバルは世界中にいる訳だからね。
        そもそも日本って格差格差と言われながらも実際には横並びの世界一所得格差が低い国なので。
        グローバルになれば当然格差は広がりますよ。

        親コメント
      • by Anonymous Coward

        国外へのオフショアは昔から試みられてますが、日本語の壁、日本人の常識とメンタリティが壁で、さほど進んでないです。
        テレワークが今後普及しようが、相手のインド人が日本人に変わるわけじゃないので、国外へのオフショア傾向はさほど変わらないでしょう。
        親コメントにあるように、賃金の安い国内地方へ都内などから移転する動きは増えると思われますが。

        あと、なぜ国内国外だけを軸に考えるんですか?
        国内の会社も見習って自国内の安い人を雇えば、親コメントにあるように柔軟になるし勝ち負けという話ではないんじゃないですかねぇ。

        • > 日本語の壁、日本人の常識とメンタリティ

          卑近な自分の経験を元にした私見だが、日本語の壁だけだと思う。
          メンタリティというか文化の差は我々は相手に合わせる能力が高い(空気を読むともいう)のである程度意思の疎通さえできれば、その常識の差を前提にコミュニケートできてしまう。
          向こうはこういう考えだからこう伝えよう、といったように。

          親コメント
          • by Anonymous Coward

            こちらは合わせられても相手が合わせてくれないから進まないんだよ。
            国外向けの仕事はできても国内向けはできない。
            #そして国外向けなら日本である必要が無い

          • by Anonymous Coward

            「日本語の壁だけ」以外の部分がかなり範囲の広い「だけ」ではあると思う。
            結局日本人相手にするのでも、こんなの説明しなきゃならんのかとか、こんな手抜き指示で意図汲んでくれて助かるわみたいな差異がある。
            海外の人とやり取りした数は少ないけど、ある所はこちらの理解の足りない部分をよくサポートしてくれたし、それがその国の標準レベルって訳でも無いんじゃないかと思う。

            確かに壁としては言語が最も明白に存在するもので、その他の障壁は国が異なる故という観念に囚われず、
            より根本的に人同士のコミュニケーション不和に過ぎないと発想するべきなのかもしれない。

        • > あと、なぜ国内国外だけを軸に考えるんですか?
          > 国内の会社も見習って自国内の安い人を雇えば、

          国内へのニアショアも昔から試みられていますよ。
          15年ほど前に東京→札幌に地方移住してプログラマとして働いていましたが、東京からの3次請け案件とかばかりでした。
          (東京出張ばかりだし移住前2次請けだったのが3次請けになって待遇悪くなったしで結局東京に帰っちゃいましたけど。)

          当時話を聞いた限り、地方のシステム開発会社で独自に仕事を取ってるところなんてごくごくわずかしかなくて、
          ほとんどは東京から流れてくる案件ばっかりっぽいです。

    • by Anonymous Coward

      どうかなあ。地方に住むと、刺激が無くなって生活の質が凝り固まってしまう気が。
       東京に住んで、積極的に未来を拓いていく
       地方に住んで、何も起こらない世界で錆びていく(必ずしも悪口ではないよ)
      と棲み分けした方が、国が効率的に回るんじゃないだろうか。

  • by Anonymous Coward on 2021年02月14日 20時51分 (#3977674)

    パソコンはBYOD一択になるのだろうか。
    私物パソコンが壊れた場合の運用はどうなるのだろう。
    経費で購入した場合、税処理はどうなるのだろうか。

    • by Anonymous Coward

      今なら、端末送りつけてゼロタッチデプロイする業務フローを作れる道具は揃ってるので、BYODでなくても運用は回るよ

      • by Anonymous Coward

        Day 1に送り付けるのは大丈夫だろうけど、その端末が故障するとそれなりに時間かかるんじゃね?
        国内でも数日、国外から送るなら1週間ぐらいはかかると思うんだが。

        • by Anonymous Coward

          その条件はオフィス勤務でもそう変わらない。予備機まで用意してるところはあまりないからね。

          • by Anonymous Coward

            業務内容次第だけれどオフィス勤務だと休みの同僚のPCを利用できる可能性がったり
            保守契約でも契約ロットが大きければ訪問箇所を事業所限定で最短当日訪問とかでも結構安く契約できたりするし
            流石にオフィス勤務とは大きく異ならない?

            勤務先は午前中に専用のヘルプデスクに電話すれば、オフィスであれば最短当日中に訪問修理来てくれます
            HD・SSD交換でも会社の標準キッティングされたパーツ持ってきてネットワークとプリンタ設定までやってくれる
            テレワーク中に故障した同僚が確認したところ自宅への訪問は無く、どうしても自宅で対応したい場合は代品発送で故障品返送になるとのこと

          • by Anonymous Coward

            その条件はオフィス勤務でもそう変わらない。予備機まで用意してるところはあまりないからね。

            今日日、IT企業なら10人規模のオフィスでも予備機の1台ぐらいはあるよ。

            IT企業でそれすらできないって、財務的に瀕死か、社内ITが凄絶に無能か、実はITなんかどうでもよくて手書きFAXと電話で何とかできるか、それくらいじゃね?

  • by Anonymous Coward on 2021年02月14日 22時24分 (#3977717)

    >WFAでポイントとなるのは、フルタイムで在宅勤務するかオフィス勤務するか在宅勤務とオフィス勤務を組み合わせるかを
    >選択可能にする「My Work Mode」と勤務国・都市も選択可能な勤務場所の選択だ。
    >勤務場所の選択についてはタイムゾーンの違いや地域ごとの法人法の違いなどにより、ある程度の制約が出てくるとみられる。

    時間・場所の希望を聞いた結果、偏在が生じ、当然ながら希望通りにはならない事があるのではないか?

    こういう事態だと、日本もそろそろ勤務時間への柔軟性と、労働基準法への改正が必要になりそうだ。
    ドイツなどの午後6時以降の「ビジネスメール禁止」法案や「勤務時間外の電話やメールは禁止」 も
    大きな改革がまた必要になりそう。

    // せめて24時間勤務させられるような過酷な抜け穴は勘弁してほしい

    • by Anonymous Coward

      元記事も翻訳してななめ読みしたけど
      アピールだけで具体的な方法がわからんのよね
      企業イメージ戦略どまりな気がする

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「科学者は100%安全だと保証できないものは動かしてはならない」、科学者「えっ」、プログラマ「えっ」

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